概要
────刻め。何度でも「好き」を、飽きるほど君に。
【完結しました☆】
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むことを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むことを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何度だって言いたい。好きだって。大好きだって
月曜日の朝は憂鬱。陽菜にとっては、学校が始まるからという理由だけではありません。
恋人だった一週間の記憶をリセットされる、区切りの日なのでした。
何度も告白して彼女になれても、月曜日が来てしまえばただのクラスメイト。それでも陽菜は「彼」以外の人にアプローチするつもりはないのです。
折れるな。折れるな。折れるな。
自分を鼓舞しながら好きな人に全力で思いを届ける様子に、報われてほしいと祈りながら続きを読みました。
めげずに頑張り続けることは苦しいですよね。全然成果が出ないなら、なおさらです。最初に抱いたやる気はしぼみ、あきらめる人も出てくるでしょう。
好きな人には、いつだって最高にかわいい姿を…続きを読む