概要
扉の先に待っているものは、きっと物語みたいな素敵な未来だ。
社会人四年目の月島マリは、お喋りが止まない同期の梨花の存在に悩まされていた。家族のいないマリにとっての癒やしスポット・ブックカフェ『ピート』の年上マスターと、偶然本屋で出会った同い年の大川健斗と過ごす憩いの時間に、やがて少しずつ変化が起きて――。
アルファポリスドリーム大賞読者賞受賞作となります。
なろう・アルファでも掲載してます。
アルファポリスドリーム大賞読者賞受賞作となります。
なろう・アルファでも掲載してます。
応援ありがとうございます(∩︎´∀︎`∩︎)!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本から生まれたつながりの良さ
主人公・月島マリのお気に入りの場所”BOOK CAFE ピート”。マリはそこで、いつも温かく出迎えてくれるマスターの堀田克也や書店で出会った同い年の大川健斗らと、癒しの時間を過ごしていく。
めちゃくちゃ良きです!面白いです!「本から生まれたつながり」の良さが存分に伝わってきます。共通の本の話題で盛り上がったり、誰かがきっかけとなって新しい本に出会ったり…とっても素敵。
マリと大川の距離が少しずつ縮まっていく様子に頬が緩むこと間違いなし。過去に苦しい思いを抱えた二人、同僚や友人に悩んでいる二人。似た者同士二人の空気感が最高です。「うん」というたった二文字の相づちが心地よく、読んでいるととて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!扉を開けたその先の、心触れあう人間ドラマ
おそらく読書が好きな皆さんなら、この物語で最初に感じるのは「こんなブックカフェに通ってみたい!」ではないでしょうか。
主人公マリが、いかにこの場所が癒しの空間なのかを体現してくれるため、読んでいると本当にこの空間を覗き見ているような感じさえしてくる臨場感。行ってみたい!
そんなマリですが同期一人のせいで悪化する職場環境で悩みがあり、そして過去の事故の記憶、その後の人間関係の結果、このブックカフェだけが癒し要素のようになっています。
この空間を作り上げる素敵なマスター、不意に出会った同じようにブックカフェを楽しめる大川さんと触れ合いながら、このブックカフェを絆として関係を深めていく人…続きを読む