せかいじゅさんとあまあまが苦手な女子高生

　人との縁を嫌う女子高生リョーコは、ある日地面に足を埋めて弱っている少女と出会う。
　奇妙に思いながらも放っておけず自宅の花屋に連れ帰ると、少女は北欧神話の世界を支える大樹『世界樹』を名乗り、自分をせかいじゅさんと呼んでよい、と尊大に言う。

　リョーコは電波さんだと考えて追い出すが、せかいじゅさんは燕尾服の少女ラタトスクと和装の美女フレスベルグを連れてきて居座る。二人は世界樹の侍従であるという。

　バカバカしすぎて信じられないリョーコの額に、せかいじゅさんは指を突き刺す。すると窓の外に、大樹が見えるようになった。それこそ幾重にも連なる世界を同時に支える世界樹であり、せかいじゅさんはその分霊だという。

　信じざるを得ないリョーコの股間には、何故か男性のアレが生えていた。途端に女性が可愛く…続きを読む