概要
ふたりの物語がどう展開していくかはお題次第、できるところまで頑張ります!
関川二尋様の企画『ハーフ&ハーフ 飯テロ編』用に書いたものをまとめてみました。
企画ページはこちらです↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927862435116127
前半はお題部分、『◆◆◆』以下は後半の回答部分になります。
◯登場人物 ※随時更新
清水理一(33)……主人公。元料理人だが今は訳あってデイサービスで介護職として勤務。
伍代弥生(26)……地球史博物館の学芸員。古生物を愛している。アノマロカリスのぬいぐるみをリュックに詰め込んでいる。
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- ★★★ Excellent!!!古生物を愛する女子と奥手男子のピュアカップルは、もはや絶滅危惧種
古生物を深く愛しその魅力を広めたい弥生ちゃん。世間的には、彼女は不思議ちゃんと呼ばれる類の女の子かもしれません。でも、とっても一途で真っ直ぐで、優しい女の子。
一方、理一くんは夢破れて荒んだ時期もあったけれど、元来温かな心の持ち主で誠実な男性。弥生ちゃんのひたむきさに触れた彼は、一見風変わりな彼女の魅力に気づき、その夢を応援しようと決めるのです。ただ、彼もちょっと天然なところがあるので、一筋縄ではいかなくて……
二人の心が近づいていく過程が可愛らしくてもう、悶絶。不器用で優しすぎる二人のじれったさが堪らないんです。
甘々なだけではありません。この出会いを通して互いに成長していく様子…続きを読む - ★★★ Excellent!!!元料理人の理一と、古生物を愛する学芸員弥生との恋の行方は?
理一視点で「目玉が飛び出た触手持ちの得体の知れない生物のぬいぐるみを抱えて」ていた「眼鏡をかけたショートボブで華奢な、いかにも可愛らしい」「女の子」弥生。
二人は理一の美味しい料理を仲立ちに、少しづつ心を近づけていきます。
当初驚いて腰が引けてしまった巨大ぬいぐるみ、アノマロカリスへの理解も深まり、同時に弥生の古生物への深い愛と探求心にも気づいていきます。
作中でもたくさんの古代生物が紹介されて、理一と一緒に古生物がどんな姿だったのか興味がわいてきます。
終盤で提示される、別れの予感。
さて、二人が選んだ道は?
合言葉は、二人には古代生物がついている! - ★★★ Excellent!!!古代生物を愛する彼女を愛してしまった男は、料理で古代生物に対抗した☆
既に絶滅した古代生物、中でも当時の海を思うがままに遊泳し「捕食者」と称されたアノマロカリスという「奇妙なエビ」を誰よりも溺愛していた弥生ちゃんは、奇遇にも行き倒れになっていたところを理一くんに拾われた。そこから始まるラブコメディー。
恋愛経験の乏しい二人が少しずつ距離を縮めていくという鉄板の恋愛要素に、古代生物の研究を絡めた展開がクセになる。回を追うごとにジレジレ感が増し、その原因が古代生物絡みだと理解するほど、終盤の結末に深い感動が込み上げてくる。不器用な理一くんが、得意の料理一本で彼女を振り向かせようとする健気さがまたキュンとなる要素かもしれない。
こんな古代生物が「いたんだっ!」と叫び…続きを読む