少女たちは一度きりを夢に見る 真宮克
中村小雪は演劇部の三年生。練習を重ねても主役になれない小雪は、同じく悪役ばかりの友人、三井と「いつか二人が主役の舞台を」と夢見ていた。
高校生活最後の夏、卒業公演の演目を決めるにあたって、顧問から「好きにしろ」と許可が出た。演目に悩んでいると、友人から副顧問の存在を知らされた。
小雪が副顧問に相談しに行くと、衝撃的な言葉が返ってくる。
「自分で書けよ」
夢見る少女たちの、念願の舞台は幕を上げるのか。
目次
完結済 全31話
更新
- 第1話 演劇に魅せられた少女
- 第2話 本気度合い
- 第3話 卒業公演の話
- 第4話 物語は唐突に
- 第5話 助けは意外な所から
- 第6話 物語のあるべき姿とは
- 第7話 型にはまらないものを
- 第8話 独りよがりは昇華する
- 第9話 夢の一歩
- 第10話 練習開始
- 第11話 先生が必要です
- 第12話 演劇部、始動
- 第13話 天秤にかけたから
- 第14話 松屋のイヤホンの意味
- 第15話 耳の話
- 第16話 松屋の本気度合い
- 第17話 問題は突然に
- 第18話 問題は突然に 2
- 第19話 プレッシャーにのまれて
- 第20話 休息に語る
- 第21話 役が形になる
- 第22話 崩れ落ちる世界
- 第23話 跡形もなく
- 第24話 形が変わっても
- 第25話 物語は変わらない
- 第26話 きちんと紡げば
- 第27話 物語は進む
- 第28話 最高の舞台を
- 第29話 トラブルはつきもの
- 第30話 正しかった……?
- 第31話 どうせ最後はハッピーエンド
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