椿くん、お茶の木はツバキ科なんだよ。だからわたしたちきっと運命なんだよ
ここは静岡県沼津市、高台に茶畑が広がる地域。製茶工場のひとつ「香爽園」の跡取り夫婦、椿と向日葵はご近所で評判の仲良しカップル。二人の日常は笑顔と自然に囲まれていて毎日とても平和でしあわせ。
【登場人物】
★池谷《いけがや》向日葵
静岡県沼津市出身同地在住。24歳(7月生まれ)。お茶農家の娘として生まれ、太平洋に降り注ぐ陽の光を浴びて育った。関西の有名私大に通った後地元に帰ってきて実家を継ぐべく勉強しながら町おこしに参加している。椿の闇に耐えうる光属性。
★池谷椿(旧姓:九条)
京都府京都市出身。23歳(2月生まれ)。京都弁を喋る着物男子。名家の跡取りだったが、大学時代に付き合っていた向日葵が忘れられず家の決めた婚約者と結婚するのが嫌になりある日突然静岡県まで来てしまった。普段はおっとりしているが時々闇を見せる。
★池谷ファミリー
お父さん、お母さん、おばあちゃん、普段はとある企業の社員寮に入っていて時々帰省するお兄ちゃん。急に娘が関西弁を喋る男と結婚したがみんなあまり深く考えていない。
綺想編纂館(朧様)主催「ノベルバー」企画に参加させていただきます。
1日1つずつお題があって、お題に沿ったテーマの作品を書いて公開していく、という趣旨のものです。
詳細は下記↓
https://twitter.com/Fictionarys/status/1458262961445736450
11月の間毎日更新予定。ノープロット短編連作です。