静岡の温かなご当地もの。

静岡県沼津市のお茶農家を舞台に静岡女子と京都男子ののどかな日常を細やかに描いている作品です。

あたたかな気候の静岡らしいゆったりとした時間が流れ、その時間を大切にしているヒロインとヒーローの姿は好感です。眼前に広がる光景がとても美しいのも魅力です。

さりげなく登場するアイテム:お茶の実、お守り、かぼちゃなのどが、キーとなって作品の雰囲気が出て好きです。とくに私はかぼちゃがいいなと思いました。切る音が、それを囲む家族の和やかな笑みが、目に浮かびます。