ショッキングな冒頭の質問で始まる短編の物語。インパクトのある始め方で人を惹きつけ、センスある終わり方で読了感を演出。この作家さんはいつも結末をひねってくるので、読んでいて将軍の「選択」をどう調理するのか、推測したのですが、そうきたか!って感じで楽しかったです。歴史事実も踏まえ、シニカルな語り口も好きです。オススメ!
淡々と出来事だけが述べられる、すっきりとした歴史ものです。