概要
超本格的(大嘘)マジカル☆ヒコーキごっこ小説
本作には以下の要素が含まれます。予めご了承ください。
・異世界
・発展しすぎた魔法は科学と見分けがつかない論
・ただし、技術ツリーに影響は出る
・最終的には物理(兵器)で殴り合うのが手っ取り早い
・魔法は道具
・フライトシューティング民向け
魔導機関による最初の動力飛行が成功してから凡そ1世紀。ウィザードやウィッチは何時しかパイロットという意味を内包するようになり、それまで見上げるだけであった領域すらも自らの版図とした人類は、当然のように蒼空を戦場へと叩き落とした。
しかし、魔導機関を用いた航空機の進歩によって徐々に膨れ上がる予算は常に為政者達を、とりわけ中小国の首脳を悩ませ続けた。今日に至っては国家の安定に航空兵力は不可欠。かといって、十分な常備軍を維持できる体制もない。
そうし
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!しっかりしている。わかりやすい。格好良い。
大変面白い航空小説です。
魔法という要素を見ると、つい「ズル」を感じて引けてしまうことがありますが、この小説は全く無用な心配でした。
というのも、航空機の運用から戦闘の際の描写まで、実にしっかりと書かれていて、それでいて分かりやすく、読んでいて不理解に目が止まってしまうことがありません。
なので、機動の描写やキャラの言動、世界観の説明まで、情報量が多いにも関わらずきちんと頭に入ってきます。いかにも航空系エンタメ好きにはたまらない格好良さをバシっと受けれます。
つい唇の端が上がってしまうような、色々な小ネタもあり、実に面白い作品です。