概要
両片思いの甘さとじれったさを煮詰めてみる
「もうっ、さっきから人のことをかわいい、かわいいって何なのっ?」
「……っ。それは口に出して言ってないだろ?」
「伝わってくるんだから仕方ないでしょ」
同い年で幼馴染同士の中野陽大と花棚亜月はテレパシーのような力でお互いが考えていることが分かる。だから互いに互いが好きなことを知っているのだが、どちらも告白をしようとはせず付き合ってはいない。
そんな2人は高校に入学するあたってルールを決めた。
――お互いに心を読み合っても、実際に口に出さないものは知らなかったことにする。
円滑な高校生活を送るために決めたルールだったのだけれど、頭の中に聞こえてくる声から耳を塞ぐことはできなくて、どうしても陽大と亜月はどぎまぎしてしまう。
こうして、甘くてじれったい両片思いのラブコメが幕を開け
「……っ。それは口に出して言ってないだろ?」
「伝わってくるんだから仕方ないでしょ」
同い年で幼馴染同士の中野陽大と花棚亜月はテレパシーのような力でお互いが考えていることが分かる。だから互いに互いが好きなことを知っているのだが、どちらも告白をしようとはせず付き合ってはいない。
そんな2人は高校に入学するあたってルールを決めた。
――お互いに心を読み合っても、実際に口に出さないものは知らなかったことにする。
円滑な高校生活を送るために決めたルールだったのだけれど、頭の中に聞こえてくる声から耳を塞ぐことはできなくて、どうしても陽大と亜月はどぎまぎしてしまう。
こうして、甘くてじれったい両片思いのラブコメが幕を開け
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!甘々とじれじれの波状攻撃
子供の頃のちょっとした事故で互いの考えが聴こえるようになった幼馴染の陽大と亜月。
互いに好きな気持ちは伝わっているのに肝心の告白は二人とも自分からは絶対にしないと決めていた。
高校に入学するにあたって、陽大はテレパシーに関するルールを提案して亜月も了承するが、二人とも守る気あるのかと疑いたくなるぐらいに守らない。いや、守れない。
なにせ相手が自分を好きだという気持ちがダイレクトに伝わってくるのだから。反応せずにはいられないのだ。
そんな甘々でじれじれな二人だが、今まで当たり前だった日常のちょっとした変化で、気持ちが大きく揺らぐ。
幼馴染信者の悠斗、そのつもりなく引っ掻きまわす…続きを読む