case4-1 元カノ・白石凛香


「著しい成長ですね。」

「それは、ありがとうございます。」



例によって朝から家にやってきた相沢が、完全に上から目線で言った。どんどん態度が大きくなっていることにむかつきながらも、褒められたことは素直に嬉しくて、俺は今日も相沢の前に用意した飲み物を置いた。



「いただきます。」



こいつは丁寧なのか失礼なのか、時々わからなくなる。

まるで豪華なご飯でも出した時かのように丁寧に言った相沢は、これまた丁寧にストローに口を付けて一口飲んだ。



「おい、しい…。」

「だろ?」



あの日、潤奈が出してくれたハチミツと生姜の飲み物のシロップを、少し分けてもらっていた。暑い日はそれに炭酸水でも入れればスカッとした美味しい飲み物になるってことまで教えてもらっていたから、言われた通りだすと、相沢は本当に美味しそうな顔をしてそう言った。


俺がその飲み物を出すことまでは把握できていたとしても、そのおいしさまではさすがに飲んでみるまで"把握"できなかったらしい。俺はまるで自分が作ったみたいに得意げな顔をしつつ、今度作り方を教えてもらって香澄さんにも出してあげようと思った。



「本当に。

こういうところからも

佐々木様の成長を大きく感じます。」

「へ?」



全く関係のないことを考えている俺に、相沢はにっこり笑ってそう言った。不信に思って相沢をにらんでみせたけど、それでもヤツは笑顔を崩さなかった。



「人間関係は、試行錯誤です。」

「はあ。」

「どれだけ価値観が合う二人でも、

所詮は他人です。

お互い何が嫌で何が嬉しいのかは、

歩み寄ってすり合わせて行くしかないんです。」



確かにそうだと思った。

恋愛って最初は楽しいだけだ。相手が何をしてもかわいいし、こちらが何をしても喜んでもらえる。でも自分でも知らない間にほころびが出来ていて、それが大きくなっていくと、関係は終わりを告げてしまうこともある。それは中途半端なりにも恋愛を少しは経験してきた俺にも、何となく身に覚えがあることだった。



「私は結局、

佐々木様に何が好きなのか言っていません。

言ってしまえば簡単なのでしょうが、

女性は本当に言いたいことを

言えずにしまい込んでしまう事も多い生き物です。」

「大丈夫を、信頼するな。ですね。」



前聞いたフレーズを思い出して言うと、相沢は今まで見た中でも一番の笑顔で「その通りです」と言った。



「相手の反応や言動をよくみて、

本当の気持ちを察せられることこそ、

モテ男の条件とも言えます!」

「モテ男って…。」



別に俺はモテたいわけではない。

いや、モテたいんだけども。モテたら嬉しいんだけども。でもあくまでも俺は、香澄さんに自分のことを好きになってほしいだけだ。モテたいけど。



「それではその成長を生かして、

4人目に進んでみましょうか!」

「はい。」



俺の心の中の言い訳は当然置き去りにされたまま、相沢は鞄から履歴書を取り出した。だんだん難易度が上がると言われている以上、次はどんな出会い方をしなければいけないんだと身構えている俺の目には、信じられない人物の写真が映った。



「お前…これっ。」

「はい。よくご存じですよね。」



よくご存じも何も、そこに載っていたのは紛れもなく俺の元カノ"白石凜香(しらいしりんか)"の写真だった。履歴書の内容なんてものよりも詳しく知っている相手が出てきたことに驚いて、俺は言葉を失った。



「深山様の時とは違って、

もうよく見知った関係だと思いますので、

最初のアシストは必要ないですよね。」

「見知った関係って…。」



確かに見知った関係ではあるけど、アイツと別れて3年ほどの月日が経っている。出会っていなかった環希さんよりよっぽどアシストしてほしいんだけどと、思わず肩を落としてため息をついた。



「ってゆうかさ。」

「はい。」

「アイツ、

結婚したんじゃなかったっけ?」

「されてますよ?」



"何を今さら"と言わんばかりの態度で、相沢は言った。

アイツとは、大学の同級生だった。だから風の噂で今どうしているかってのは嫌でも耳に入っているから、今さらといえば確かに今更の話だ。



「いや冷静に、

既婚者にキスするとか倫理的にどうなの。」

「しなくても大丈夫です。

言わせたらいいので、

気になるならやめればいいだけです。」



"よかったですね"という言葉が、最後についているように聞こえた。なにもいいことなんてないし、まず既婚者と会う機会すら作る自信が全くない。俺は相沢に少しでも自分の絶望的な気持ちを伝える意味でも、今までで一番深いため息をついた。




「だいたいさあ、

俺らがどうして別れたかだって

把握してんだろ?」

「そうですね。」



俺は3年前、浮気された末に捨てられた。

本人の口からきくまでその事実に全く気が付くこともなかった俺は、ある日突然別れを告げられて、当時は全く整理がつかなかった。



でも今思えばそのサインも、俺が見逃していただけなのかもしれない。



そう思っている俺は、成長したというより洗脳されたと言ったほうが正しいのかもしれない。



「俺のこと嫌になって浮気したやつに

キスしてほしいなんて…。」

「本当に嫌になったんですかね?」



そんなこと知るか。俺が聞きたいくらいだよ。

そう思いながら、もう一度相沢をにらみつけた。すると相沢はやっぱり俺のことなんて気にすることなく、「本当にこれ美味しかったです」と言った。



「ひとまず同窓会ですね。」

「へ?」

「あるんでしょう?来月。」



相沢に言われるまで忘れていたけど、そう言えばゼミのメンツの飲み会を開催するという案内が入っていたことを思い出した。定期的に開催されているのは知っているけど、最近は全く参加できていなかった。

それに凜香が来るのかどうかすらわからなかったけど、こうなってしまった以上、行かない選択肢なんてあるわけなかった。



「はぁ。」

「大丈夫です!

佐々木様なら乗り越えられます!」



薄情にも薄っぺらい応援を残して、相沢は去って行った。

空になったグラスを眺めて、さすがにこれは素直に”この飲み物が好きだった”と受け取っていいよなとまたため息をついた。






しばらく放心状態で凜香の履歴書を見つめた後、すぐに太一に"ゼミの飲み会に行こう"と連絡をした。唐突な連絡に太一は驚いているみたいだったけど、もともと行くつもりだったらしいからとりあえず仲間が出来たことには安心した。



「よっ。」

「おう。」



当日、会場近くの駅で待ち合わせをした。その駅は大学の頃の最寄りの駅で、久しぶりにきたというのに全く変わっていなかった。



時は流れていて、俺はちゃんと社会人をしているはず。

それなのに気持ちはまだこの駅にとどまっているような気がして、悲しいような切ないような、なんとも言えない気持ちが流れ込んでくるように思えた。



太一は感傷に浸っている俺の気持ちなんてわかってくれるわけもなく、すたすたと会場の方に向かっていった。置いて行かれることがないように、俺も必死で足を先へすすめた。



「避けてるんだと思ってた。」



もうほとんど会場にたどり着いたくらいの場所で、太一が唐突に言った。

避けていたわけではない。そう思っているけど、実際どうなのかは自分でもよく分からない。



「そう、なのかな。」

「聞くなよ、俺に。」



そうではないと思っているけど、一人でここに来ようとしなかった時点で、もしかして避けていたのかもしれない。戸惑いや色んな感情でぐちゃぐちゃになっている気持ちを整理できないまま、どんどん前に進む太一の背中を追って、会場の居酒屋に足を踏み入れた。




「お~~!侑!

めちゃくちゃ久しぶりじゃん!」

「おお、久しぶり。」



店員に案内されるがまま個室に入ると、そこにはもうほとんどメンバーがそろっていた。もう卒業して5年もたっているのに、こんなに参加率がいいものかと驚いてしまうくらいたくさん懐かしい顔がそろっていて、今まで参加していなかったことを後悔するほどだった。



「久しぶりなんだし、

真ん中の方座ったら?」

「いや、いいよ。ここで。」



そんな無難な会話をしつつ会場を見渡してみたけど、凜香はいないようだった。もしかしてそもそもこの会にもこないんではないかとどこかホッとして、ピッチャーのビールをついてくれた友達にお礼を言った。



「じゃあ、

後は遅れてくるってことだったんで、

先始めちゃいます!」



あの頃から目立っていたイケメンが、声高らかに言った。

アイツは確かメガバンクで営業をしているって言ってたっけ。ゼミの中でも一番に就職を決めてきて勝ち組は違うななんて当時も思ったことを思い出しながら、イケメンかどうかは関係なく、平等に与えられたビールのジョッキを高らかにあげて乾杯してみせた。



「あっくんほんと久々だね。」

「おお、夏。

久しぶり。元気してた?」

「もっちろん!」



名前の通り夏みたいに明るくて天真爛漫なこいつは、大学生当時仲の良かった女友達だ。これまで女友達なんて出来たためしがなかった俺だけど、夏は本当に分け隔てなく接してくれるおかげで、俺みたいなやつでも友達になれた。



「仕事は?続けてる?」

「うん。地味に。」

「地味じゃないよ。

堅実なんだよ、あっくんは。」



昔からこいつは、こうやって人のいいところを見つけてくれるいいやつだった。ゼミの時だって何回もそれに励まされたことを思い出して、「お前ってほんといいやつだよな」と肩に手を置くと、「やめてよ」と言って笑ってごまかされた。



「凜香とは?

あれっきり会ってないの?」

「あ、うん。」



あまりにもストレートに聞かれたもんだから、少し驚いた。そういえばこいつ、天然っぽいところもあったっけ。そこでやっとそれも思い出したけど、思い出したところでその天然を止めることが出来るわけではなかった。



「お前は?

彼氏とはどうなった?」

「とっくに別れたよ!

今は同僚と付き合ってる。」



天然を止める代わりに俺への質問を止めて、逆に質問を投げかけてみた。

夏は天真爛漫で天然で、なおかつ顔もかわいい。そんなやつに彼氏がいないわけないよなと納得しつつ、「そっか」と答えた。



「あっくんは?」



うおっ!また俺のターン!



質問を止めたつもりがすぐ自分のターンに返ってきたことにダメージを受けそうだったけど、よく考えてみればそうなることも明白だ。もっと掘り下げて彼氏のことを聞かなかったことを後悔しながら、「あれからはいない」と出来るだけあっさり返答した。



「え~!そうなんだ!

あっくんモテそうなのに!」

「なにその

"とりあえずそう言っとくか"代表みたいな返事。」

「何それっ。

そんなことないし。

ほんとに思ってるし。」



頬を膨らませて不服の表情を作りながら、夏が言った。

すごく、かわいかった。


「ね、二人はさ…」

「ごめん!遅くなった~!」



夏がまた俺に質問を投げかけようとした次の瞬間、懐かしい声が耳に入ってきた。


もしかしてとは思っていたけど、まさか来てしまうとは…。

覚悟していたはずなのにすぐには顔を上げられずに、しばらく夏の顔を見ていた。なのにやっぱり天然大魔王だった夏は声の方を指さして、「あ、凜香きたよ」と笑顔で言ってきた。




―――大魔王過ぎる。





夏が指をさしたから仕方なく振り返ると、あろうことに俺が座った席の近くの入り口から、凜香がひょっこり顔を出していた。さっき真ん中に座れと言われるがまま座らなかったことを後悔しきれないうちに、凜香は俺の隣の空席に腰を下ろした。



「久しぶり。」

「おう。」



凜香はまるで俺たちの間には何もなかったみたいに、爽やかな挨拶をした。俺も出来るだけダサくないように、普通に答えたつもりだったけど、思ったより声が小さかった気がする。


その後さらに余裕を見せるためには何か俺から話題を振ったほうがいいはずなのに、全然答えが見つからずに内心焦っていた。すると夏が明るく「凜香ビールでいい~?」と聞いてくれたから、大魔王に「グッジョブ」と心の中で言っておいた。



「んじゃ、全員揃ったところで。

もう一回、乾杯!」



会の中盤だというのに、イケメンはまた高らかに言った。全員の会話を中断して大きな声を出せる勇気をひそかにたたえつつ、遠慮がちに凜香のグラスにグラスを合わせた。



「乾杯。」

「乾杯。」



本当に俺たちの間には何もなかったようなふりをして、冷静な声で言った。でも心の中ではまだ、次何話そうかっていうことを必死で考えていた。

ばれないふりをしていたつもりだったけど、凜香にはもしかしてバレているかもしれないと思った。




「元気、だった?」



俺が考えているうちに、凜香は絞り出すようにして聞いた。

こないだ相沢には進歩したと褒められたけど、もしかして本当にそれは小さな一歩だったのかもしれないと落ち込みつつ、「うん」と答えた。


落ち込んで顔を落とすと、その先には凜香の左手が見えた。その左手にはダイヤがたくさんつまった結婚指輪が光っていて、俺はようやく話題を見つけたことにひそかにガッツポーズをした。




「結婚、したんだってな。」

「あ、うん。」



凜香は少し気まずそうに答えた。

思えば自分が振った元カレにそんなこと聞かれたら気まずいだろと、さっきのガッツポーズを取り消した。




「おめでとう。」

「ありがとう。」



気まずいことは理解できたけど、一度口から出した会話をそこで中断することはもうできなかった。俺は日本人らしく礼儀正しくお祝いの言葉を伝えて、凜香も同じように無難にお礼を言った。



「いつだっけ?」

「半年前。」

「思ったよりも最近じゃん。

いいな、うらやましい。」



その言葉は本心からだった。


振られたあの頃はただ絶望的で、いつか凜香とまた戻りたいなんて、そんなことを思っていた時もあった。でも時間の流れってのはやっぱりすごくて、今は心からこいつの幸せを祝福できるまでに回復した。


回復しただけじゃなくて、なんなら自分もいつか結婚したいと思えるほどに、俺は前に進んでいるみたいだった。



「侑は?変わりない?」

「おう。残念ながらな。」

「そっか。」



凜香はまた少し気まずそうな顔をして、とりあえずの愛想笑いをした。せめて彼女くらい作っておけよと、自分に文句を言った。



「仕事は順調?」

「あ~うん。

相変わらずあの会社でなんとかやってる。」

「昔から侑は

結局仕事好きって感じだったもんね。」

「そうだっけ?」



もう3年たつと、凜香とどんな会話をしてたなんてすっかり忘れている。でもしばらく会話しているうちになんとなく"あの頃"のペースみたいなのがよみがえってくる気がして、それが懐かしくて少し切ない気もした。



「凜香は?

まだ証券で働いてんの?」

「ううん、やめたよ。」

「え、そうなんだ。

今何してんの?」



あの頃の凜香は、バリバリの証券ウーマンだった。

実際比べたことがないから分からないけど、多分俺より給料だって上だっただろうし、忙しそうにはしてたけど毎日楽しそうにしてた。だから凜香が仕事を辞めていたという事に一番驚いて思わず聞くと、凜香は穏やかに笑った。



「今は主婦してるよ。

旦那の仕事も忙しいし。」



同級生の口から、しかも元カノの口から"旦那"なんて言葉が出てくる年になってしまったことに、自分自身で驚いてしまう。まだ大学生くらいの気分でいるのにやっぱり俺はしっかりとアラサーと呼ばれる年齢になっているらしく、それなのに自分だけあの頃と状況が全く変わっていないことが少し悲しくなった。



「旦那さん、何してるの?」



でもここで動揺するのが一番かっこ悪い。

実際今でも凜香のことを引きずっているわけではないし、凜香が幸せになることを、一番願っているのはきっと俺だ。だから出来るだけ自然にそう聞くと、凜香も何事もなかったみたいに「医者」と答えた。







―――負けた。



反射的にそう思った。

別に凜香の旦那に勝とうと思っていたわけではないけど、謎の敗北感に急にさいなまれはじめた。


元カノは結婚して、そして、相手は医者。

覚悟はしていたけど現実を突きつけられると胸が何かおもりを乗せられたようにズンと重くなって、「そっか」としか答えられなかった。



「ねぇ、凜香さ~!」



その時、隣の大魔王が凜香に話を振ってくれた。

俺は内心ホッと胸をなでおろして、出来るだけ自然に見えるように席を立った。それからはなぜか胸に受けているショックを何とか緩和するためにも、懐かしいやつらと懐かしい話をしながら、とにかく酒を飲み進めた。



「なあ、次行こうぜ。」

「おう。」



1次会が終了して何人かは2次会に行くと言ったけど、俺も太一もその誘いを断った。でも何となく帰る気にはなれなくてみんなの姿を見送った後太一を誘ってみると、ヤツも飲み足りなかったようで、うれしそうな顔をして次の店を探し始めた。




「んで、どうだった?」

「何が。」

「久々の凜香。」



無難な居酒屋のカウンターでハイボールを飲みながら、ニヤニヤ顔の太一が聞いた。もしかして俺たちの再会を一番楽しんでいたのはコイツかもしれない。俺がどんな気でいたのかもしらないくせにと心の中で悪態をつきながら、「別に」と答えた。



「やっぱかわいいよな。」

「うん。」

「お前にはもったいなかったよ。」

「うるせー。」



太一の言う通り、凜香は完全に俺にもったいない女性だと思う。

顔は可愛いし性格もみんなに慕われるし、ゼミの中でも何人か凜香を狙ってるやつはいたと思う。


だから決死の告白にOKをもらった時は正直自分が一番驚いたし、太一の驚いた顔を今でも覚えている。



「旦那、医者らしい。」

「まじかよ、完敗じゃんお前。」

「だよな。」



やっぱり俺と同じく中途半端な太一は、同じ感想をニヤニヤしながら言った。

自分でだって分かっていたはずだけど、人に言われてしまうとショックがさらに大きくなったような気がして、思わず深いため息をついた。



「言ってやればいいのに。」

「何を?」

「別れた原因。」



俺はあえて自分から、俺たちが別れた理由を友達たちに言っていない。

凜香がなんて言っているか分からないけど、浮気されて別れたなんていうのは男として情けない気もしたし、最後の引き金になったのは浮気だけど、きっと原因はそれだけではない。



「ダサいだろ、そんなの。」

「まあ、そうだな。」



みんなにペラペラと言いふらして、復習すればいいと言う人だってきっといるだろうけど、これ以上俺はあの頃の俺のキレイな思い出を汚したくない。楽しかった思い出として保存しておくためにもそんなことはすべきではないともう一度自分に言い聞かせて、残りのハイボールを飲み干した。



「お前ってさ。

いいやつ止まりの男だよな。」



確かに自分でもそう思う。

"いい人だよね"と言われることはあっても、それ以上になることが自分でも悲しくなるくらいない。そんなことは100も承知しているつもりだし、もちろん自覚症状もある。



でも…。



「お前にだけは言われたくない。」

「その通り。」



やっぱり俺たちは、今日も中途半端な自分たちを嘆きながら酒を飲んだ。そこでやっとプログラムを進行しなくてはいけないことを思い出したけど、もう手遅れだった。



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