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  • お礼と予告への応援コメント

     続編は、また試練が大きそうな気配がありますが、学校という枠の中でマルが良さを維持したまま成長するのかと思うと楽しみです。

     学校で出会う友人は、一生の友となる事もありますし、これからの物語もとても期待です。

     楽しみにしています!

    作者からの返信

    寄宿学校もの、魔法学校ものは多くの方が素晴らしい作品を書いていらっしゃいるので戦々恐々としてましす。
    マルにはつらい学園生活ですが、カート君のような愛され男子の魅力を遺憾なく発揮し、頑張ってもらいたいところです!

  •  これで一区切り。大きな展開の後のこの余韻。
     優勝という形ではなかった事が、今のこの現状で”らしい”と思ってしまうのは、まだ変わるスタートラインに社会が立ってないからかなと。
     
     この子達はまだ学んでいる所で、まだ社会に飛び出していない。変化は彼らという種が飛び出し、根付き、芽吹いてからが本番なんだと。

     彼らの成長をこれからも見守りたいと思います!

    作者からの返信

    MACK様、最後までお読みいただきありがとうございます!
    これから激動の時代に入っていき、生徒達の運命はそれぞれ分かれていく展開です。
    子ども達が大人になるまで描く予定ですが、果たして書けるかどうか……。スパイ活動や戦闘描写など、私の未知の部分も取り込む予定でなので、参考資料を読みつつじわじわ進めています!

  •  百人一首のカルタ取りみたいな感じのルールなんですね。

     子供達の能力がいかんなく発揮されていく大会の様子はわくわくします。

     おそらく会場の人はマルが最初、間違っているのだと思っていたろうけど、徐々にこれは即興で繋げているんだって気づき始めて・・・?

     相当な頭の回転とセンスが必要な事をやってのけてる様。世界よ、これが我々のマルだ!(何故か自分が自慢気に)

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    百人一首をむちゃくちゃハードにした競技を考えました。剣や魔法やスポーツの天才なら色々派手に描けるけど、言葉の天才ってどう描いたら?と思い、とりあえず「即興で詩が作れたらすごい!」と思いました。
    私は短歌も作ってますが、即興でなんて一つも作れません!

  •  暴漢にもあっという間に転がされたマルに弓は難しいのに…と思った所でまさかの救世主が!
     シャールーン…ここで彼女とは。こうやって子供達が、一人一人輝いていくのでしょうか。スヴァリもマルの緊張妖怪を退治するという活躍をしましたし(笑)

     盛り上がって参りました!という感じでページをめくります。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ラストなので、何とか「盛り上げてやろう!」という気持ち満々で書きました!
    ここまであまり目だたなかったメメも活躍します!

  •  絶望からの思わぬ展開!
     これは、先生が今まで訴え続けてきた下準備が花開く時が来たという事でしょうか。
     マルの名前を知っているという事、マルの事情も知っている、そして係の人の態度を見るに相当偉い人のような感じ? 結構年配かな?

    作者からの返信

    マルを中に入れてくれた人はテセ・オクムという人で、アジェンナ国のカサン語教育界で高い地位にある人です。ヒサリの父や祖父とも親交のあった人で、ヒサリの理解者です。ヒサリから手紙も受け取っていて、「ああ、この子がヒサリの可愛いがってる教え子か」という感じですね!

  •  弓が大会に取り入れられるのもびっくりでしたし(日本が勝つたびにレギュレーションが日本人に不利なように変更されるスポーツの世界みたい;)、まさかダビが襲われるなんて・・・。

     犯人には薄々心当たりがあるようですし、これは波乱の予感です!

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    みんなの見せ場を作ろうとして書いたむちゃくちゃな展開……。
    勝手なルール変更も、弱い立場からは文句が言えません。
    ダビはめちゃめちゃ「出る杭」だし、身分不相応な振る舞いが目立つので、色んな人に目を付けられてます。田舎の嫌な部分を書いてみました。

  •  大会で選ばれなかった理由として、マルは自分の姿が原因なのは薄々理解している感じではありますが、先生にカッコいい所を見せるチャンスがなくなった事への残念さがにじみ出ており。

     三人が好成績を上げたら、次はあなたの番よ、とでも言ってくれていたならまた違うのでしょうが。最近の先生はずっと厳しい先生のままですね。

     ナティが、マルを頑張って励まそうとしている所がとても頼りがいがあるなあと思いつつ。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    最近のヒサリ先生が厳しいのは、子ども達が大きくなった事に加え、自分のマルへつのってゆく思いを抑制しなければ、というのもありますね!
    しかし大会は意外な方向に展開していきます!

  •  マルとヒサリ先生の関係は本当に難しいですね。恋愛関係になれるはずはないけれど、そこに愛は間違いなく、すでに存在していて。
     マルのそれは母等の保護してくれる人へのものではすでになく、ヒサリ先生も年齢差がなく師弟関係でなければ・・・夢か現の合間のマルの兄の姿との様子を見ると・・・もしもがありそうで。

     今はマルが子供であるのは間違いないので、全てはこれから彼がどう育っていくかですね。

    作者からの返信

    マルとヒサリは年の差12歳です。今の世の中ならその位の年の差の恋愛も、師弟愛がいつしか男女関係に変わる事もありですが、この社会ではまだまだそれが許されない、という設定。
    二人の愛の行方の決着は続編にまで持ち込みの予定ですが、そこまで果たして書けるのか……?
    MACK様のように、多様な愛の形を描いていきたいですね!

  •  マルが彼女を守るために戦おうとするなんて、ヒサリ先生への気持ちが男に近づいていて、ああ思春期!とい気が。

     勇敢ではあるけど無謀。
     力が足りない事を自覚出来ていないから残念な結果になってしまいましたね。
     先生にとってマルは生徒であり子供。庇護の対象なんですよね・・・。そんな子に守られるわけにもいかないという矜持もあるでしょう。
     叱らなければ彼は何度も同じ事をするだろうという気持ちもあったのかなと。褒めてしまうとまた体を張って無謀な事をしかねないところがありそうだから。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    残念ながら、運動神経皆無のマルです。そんな物無くても十分人に好かれる子なのですが、やっぱり男の子なので体をはって女性を守り、ヒーローになる事に憧れます。
    ヒサリにとってマルはあくまでも守ってあげる存在。でもどこか、心の奥でマルの成長を感じてもいます。

  • 負の連鎖によって
    頭に叩き込まれた
    負の概念は
    やはり容易に断ち切る事はできないのだと
    二人の少年がヒサリを見つめる眼差しに
    感じ取れました。

    ヒサリがこれから
    どのように教師として向き合っていくのか。

    とても興味深いところです。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    この二人は自分の受けた差別により、 自分の故郷の言葉、伝統、慣習などに愛着が持てなくなっています。彼らはカサン帝国やヒサリをそんな故郷に伝わるものの全てを消し去っても変えてくれる事を望んでいる……。そんな彼らにヒサリは戸惑いも感じています。

  •  これは情熱の空回り感・・・。
     ヒサリ先生の心配ももっともだし、子供達の未来も大切だし。

     バダルカタイ先生の情報ソースが何処から得た物なのか、気になりますね。まさかあの先生が反政府組織と繋がってるとは思えませんが。

     世の中で難しい事は、新しい事を始める事。そして最大の難関はそれを続ける事。
     ここはなんとか踏ん張って欲しいと願いつつ、ページをめくります・・・!

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    理想や情熱があってもそれに立ちはだかる様々な思惑があり……。
    若い女性が一人で未知の世界で戦っているので、ついつい強気になるし、色々猜疑心も抱いてしまうし空回りもしてしまうんですね!

  • 第43話 再会 6への応援コメント

    マルの置かれた立場は
    決して物語の中のお話だけではない。
    抗えない身分の差や差別など
    現世でも起きている
    深刻な問題でもありますね。

    本当に読んでいると
    悲しくて、せつなくて。
    胸が苦しくなるくらいに
    感情移入してしまいます。

    救いようのない、マルの置かれた状況。
    ヒサリが唯一の救いの光であり
    彼女がいてくれるからこそ
    未来に一縷の望みを抱き
    読み進めていけるような気がします。

    今後の展開が気になります。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    私はたとえファンタジー小説でも、現実の問題や社会を反映した物を書きたい、と思ってます。
    私自身がそういう作品が好きなので……。
    だからインドのカースト制度や非差別部落や植民地支配に関する本にを参考に、自分が日々の生活で感じる問題を取り込みつつ書きました。
    でもつらい話ばかりではなく、マルはヒサリ先生という光に導かれて成長していきます!

  •  このエピソードは、戦いの迫力や緊張感、気になる事がたくさんありすぎて1エピソード分を一気読みしてしまいました。

     子供達の心の成長や葛藤のほか、知恵を絞り、勇気を出し、人々を説得して、最適解を見つけ出し、達成するという流れも最高でした。

     ナティの怪我と、彼女の性別が明らかになった事。マルの複雑な思春期の感情について、ハラハラドキドキする要素が満載です。

     改めてこの物語、堪能させていただいております!

    作者からの返信

    MACK様、一気に読んでいただいてありがとうございます!
    せっかく長い時間かけて構想し考えてもなかなかPVが付かず落ち込む事も多いですが、こういう感想をいただくととても報われた気がします。
    続編の執筆が遅々として進まないのですが、MACK様の言葉を励みに頑張りたいです!

  •  二人の先生がいる。
     これがマルにとって大切な事のように思えてきました。
     
     視点は一方向だけじゃだめなんですよね。強者の反対には弱者がいて、勝者の反対には敗者がいる。歴史は勝った者が作って、それまであった物語は消えていく。

     もしマルにヒサリ先生しかいなければ、彼はアマンの物語を忘れはしなくても次に伝える事を忘れてしまうかもしれない。

     バダルカタイ先生側の視点もしっかり取り入れて、マルとしての答を出して行って欲しいなと。

    作者からの返信

    MACK様、まさにその通りです!
    私の教わった先生も決して全員仲良しこよしでなく、対立とかもしていました。「大人の世界もドロドロしてて汚い!」と思ってましたが、生徒としてはそれが案外良かったのかも。
    この話は、生徒自身が自ら考え自分の生き方を決めていく事がテーマになっていて、この辺はMACK様の作品に重なる部分かなあ……と思っています。

  •  人は優しい所から腐る・・・。
     ナティのセリフってものすごく真理を付き通すような言葉が選ばれていて、びっくりします。
     ナティはそういう意味でも辞書作りに向いている気がしました。

     ひねくれた物の見方かもですが、そのひねりのある眼差しが他の人が見つけられない所を見つけるのではと。

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    ナティとマルは共に言葉に対する感覚が優れている、という設定です。(だから罵倒語もやたら知っているという……)。ナティの言葉の力がどう生かされてくるかは、続編以降の展開で、今構想を練っている最中です。

  •  ずばずばと言うスヴァリが、おませな感じで、嫌いじゃないけどマルにはちょっと意地悪な話題のオンパレード。
     マルも大分育ってきたし、男の子だしね・・・。

     先生は先生であって、年齢差もあって淡い初恋という感じではあるんでしょうが。特別な人ですし、多少の独占欲はあるのでしょうか。
     揺れる心の鎮めかたが、荒々しい。

    作者からの返信

    スヴァリはマルのこを映している所があって、思春期に突入してモヤモヤしているマルの内面を明るみに出している所がありますね!
    ヒサリ先生をどこか女性として意識し始め、でもそんな感情を持つ事はいけないんだ、という思いもあり、また自分自身のコンプレックスもあり、マルの心は大荒れです!

  •  風刺のきいた社会的な価値のある物語よりも、大衆に受けるのはわかりやすい娯楽作品。
     アムトはある意味天才かもですね。時代の潮流に乗る事ができ、それに自分の作品を合わせられるのも天才の技だとは思うので・・・。

     ただヒサリ先生に必要なのは熱。
     ときめきもありますでしょう、うら若い乙女ですもん!人気作家の彼、今話題の人、そんな人が結婚しようと言ってくれる。

     でもボタンは掛け違ってる感じ。

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!そうですね。アムトは大衆に受ける作品を書けるから、今の日本ならならなろう系の異世界転生小説でも書いて人気を得てるかも。
    マルの才能には及ばないといっても私には羨ましい才能です。
    そんなアムトに求婚される程、ヒサリは美人で魅力的。
    でも小説は書けてもアジェンナの人々をなんとなく見下しているアムトに飽きたらなくなっているんですね。

  •  結構この恋人は、最初の段階でも頭ごなしであるというか、「自分の恋人はこういう人である、こうあるべきだ」のような決めつけがあったように思うのですが、文章を書く人としては想像力が乏しいのでは? と思ってしまいました。
     家から出て来た醜い子供を見れば泥棒と思いこむ、みたいな…。

     もしこれがマルだったら、いろんな想像を巡らせていくのだろうと思うと。

     先生が婚約者と言えなかったところ、ちょっとおや? と思ってしまいました。ただの教え子であれば言えるはずなのにと…。
     先生の中でのマルの特別感が高まっているのでしょうか。

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    最近、なかなか面白い事書くなあ……と思ってたエッセイストや小説家や評論家などがネットで差別的な事を書いているのを見て、「こんないい文章を書く人が……!」と愕然とする事が多々あります。人ってわからないもんだなと。そういう部分がアムトに反映されてますね!
    確かにヒサリの方でもマルへの特別感が高まっています。さらにマルに差別的な態度を取る人を自分の婚約者だと告げる事へのためらいが、ヒサリにあるんですね。

  •  目に見える大きな文明の匂い。力強く走る姿は、男の子の心をわしづかみですね…!

     ラジオももう日常に溶け込んでいるようだし、汽車もそのうちあって当たり前になるんでしょうね。

     文明が押し寄せて来る、という感じがしてきました。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    文明が押し寄せてくる時代の過渡期って、物語の題材としてすごく魅力的だと思うんです。子ども達の成長による変化と共に、時代の変化を書いていきたいなあ……と思っています!

  • 第42話 再会 5への応援コメント

    ヒサリの記憶にはマルがしっかりと
    焼きついていたのですね。
    どうか、マルを助けてあげて欲しい。
    祈るような気持ちです。

    さきほど頂いたお返事を読んで
    やはり、そのような出来事があって
    書き上げたエピソードだったのだと
    納得しました。

    とても伝わってくるものがありましたから。

    やはり、自分が体験したこと
    記憶の抽斗にしまわれている出来事
    感じたことからしか
    生きた小説を紡ぐ事はできませんね。

    こちらからのお返事となってしまい
    失礼しました。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    これからはマルとヒサリ先生の関わりが物語の中心となります。
    ファンタジー小説といえども、どこか自分の体験やこれまで味わった感情がベースになりますね。
    遥 彼方様の小説はリアリティがあり、それこそ実体験をもとにされているのでは……と思える程です。いずれにせよこのように書けるというのは遥 彼方様の筆力だと思うのですが。

  • 第41話 再会 4への応援コメント

    母親とのお別れが切ないですね。
    しかも、マルには
    泣く力さえ残っていなかったなんて。

    マルはこれからどうなるのかしら。
    気になります。

    作者からの返信

    遥 彼方様、ありがとうございます!
    ここは、長年病気だった私の母の死期が迫りつつある時期に書いた所で、私自身泣きながら書いていました。
    遥 彼方様の作品も身近な人の死が描かれていますが、小説で「死」を書いたり読んだりする事が、現実の死を乗り越える力をくれる、そんな気がしています。

  •  あの薬、効いて良かったし、奥様が彼が妖人だからといって、彼のおいていった薬を無下にしなかったからこその幸運。
     その薬を試さなければならないほどに追い詰められていたのかもですが、彼女が無事でよかった。
     アディが家に上げてもらえる日が来るのか来ないのかわからないけど、汲み取りに来るたびに彼女が窓辺から見守ってくれる。その日々が戻ってきたことは、アディにとって幸せだろうと。

     歌が気持ちを伝えてくれるっていうのが、とても自然で素敵でした。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    この章は芸術や言葉の力、というものを描きたいと思って書きました。芸術や言葉が人々の心を結び付ける物になればいいな、と。実際にはそうならない事も多いですが……。
    私はこの小説では割と、偏見にとらわれない良いお母さんを登場させてますが、私の甘い部分かもしれません。MACK様のように、迫力ある毒親もいつか描いてみたいですね!

  •  歌になって気持ちが伝えられるというのを、自分の事が詠われてるのを知るなんて、なんとも恥ずかしそう。

     でもこのままだとずっと言えないままだったから、マルという第三者からの言葉になって彼女に届いたなら、それがベストだったような気もして。

     スヴァリもいい仕事をしてるなあと!

    作者からの返信

    フィリピンの方だと、若者が好きな女の子の部屋の窓の下でギター弾きながら自作の歌を歌って彼女に捧げるけど、女の子が気に入らないと水をぶっかけられると聞きました。恥ずかしい上に過酷!
    でもアディにはマルがついていて助かりました。

  •  排泄物を扱おうというのに、爽やかな青春の空気が流れた気がします…!

     糞尿にも妖怪たちがいるんですね。きちんと扱って処理しなければ、そういう妖怪から病気をもらったりしちゃうのかなあと思いながら。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    私自身、介護の仕事をしているので排泄物とは毎日関わる仕事をしています!
    だからこういう仕事をしている人達は、せめて小説の中で応援したいですね!

  •  ランが本当にもうひどすぎて…。この子大丈夫なのかなと。お金、それ盗んで来てるじゃないですか。口も悪くて乱暴者、手癖も悪いとなると、擁護できる部分が見つからないという。
     我儘放題に育てられた子供で、稀にこういう子を見かけはするというところがリアリティもあって。

     ただ彼女もいつかマルの魅力に気づくだろうな、と。いやもう気付いているけど、認めたくなくてよりこんな状態なのかも? と。帰りの様子を見る感じ、マルへの嫌悪感は口だけになってる様子でしたから。

     子供たちの目から見て、ランは尊敬できる相手ではないと感じたかなと。出自ではなく教育で人は磨かれるという反面教師にはとりあえず今回はなったのでしょうか。

    作者からの返信

    ランはそもそも周りを見下して威張り散らしたい女王様気質の所がありますね。アジェンナの人達にそれをしても逆らわない所から増長していった部分もあります。
    でも心の底ではマルの魅力に気付き気になっているという……。
    ランはこういう性格なので友達がいなく、アーノルド君のような取り巻きもいなくて本当は寂しいんですね。
    マルにとっては、憧れ見習いたいカサンと、そうでないカサンの両面を見る体験となりました。

  •  うわぁ、凶悪ですね…。子供だからで許される範疇を容易に超えているような。
     苛立ちや嫉妬等もあるのでしょうが、流石にこの子はひどすぎますね。

     先生はやくー! という気持ちになってしまうのは読み始めて何度めだろうか!

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    実の親に育てられてられていないランはカート君のように厳しく育てられず我が儘放題に育ちました。
    しかも周りのカサン人の大人がアジェンナの人々を見下す様を見てきたものですから、手がつけられない子になってしまいました。

  •  ランも「子供らしい」という感じがとてもします。周囲の大人たちの行動や発言を学び、要領よく暮らし、自分の感情を素直に出しても許される場、例えば気の置けない姉のような、そんな前では思った事をそのまま口に出して行く…。
     ランにとってヒサリ先生の事を気の置けない存在と思っているのか、それとも見下しているのかはわかりませんが…。

     マルは良くも悪くも、そういう反応をされる事に今までもなんともなさそうではありましたが。
     小さな怪物…というタイトルに相応しいラン。どんな事件を引き起こすのかハラハラします。

    作者からの返信

    ランにとってヒサリは「気の置けない姉」という部分は確かにあると思います。ヒサリはある意味型破りで「遅れた」地域に自ら飛び込んでいくような物好きで変わった人なので、ランも仮面を外して自分を出せちゃう所がありますね!
    差別される事をどこか受け入れているようなマルも辟易とするような出来事がこれから起こります!

  • 第99話 小さな怪物 2への応援コメント

     すごい完璧に、彼氏さんの事を忘れてました!
     ヒサリ先生もしごとに夢中で、思い出していたような描写も全くありませんでしたもんね(汗)

     そういえば、彼は、先生がこの場所に来る事自体を良く思っていなかったような。作家なんですね…。
     正直、ヒサリがマルの才能にものすごく驚き心酔してるところみるかんじ、先生的には彼よりマルの方が作家として上になっているのではないかとも。

    作者からの返信

    まさにMACK様の仰る通りです!今、仕事とマルに夢中のヒサリはほとんど彼氏の事を忘れていました。
    彼氏については、続編の展開にも続くのですが、相当に可哀想な人です。作家としての才能も完全にマルが上で……。
    彼にとってマルは恋人の心を奪った上にサリエリから見たモーツァルトみたいな憎い存在になってしまいます。

  •  ナティの情緒がジェットコースターですね。彼女は本当にマルが好きなんだなあと。少し嫉妬めいた態度も取ってるし。

     性別を知られたくない彼女の性別が、あちこちで露見していますが、年齢を重ねれば隠し続けるのは難しいし、いつぞやあの金持ちがもう一人女の子がいるなら嫁に欲しそうでしたよね(汗)
     ナティに嫌な事が起きなければいいなと。

    作者からの返信

    MACK様、いつぞやの金持ちの事を覚えていてくださり、ありがとうございます!
    あの金持ちの息子パンジャは意地悪で、初期のアーノルド君的ポジションですが、アーノルド君のように読者の皆に愛される事無い、とことん可哀想な奴です!
    二人の関係については続編への持ち越しです。
    ナティはマルの事が好き。しかし彼女は結婚や女として男と付き合う事への忌避感情が強く、内面はなかなか複雑です。

  •  マルは恋多き少年って感じになりつつありますね。でもそれが詩人の感性でもありましょうか。人を深く知ると愛さずにはいられない、みたいな。この調子だと毎日のようにお手紙を書いているのかなあ?
     先生へのお土産も毎日だったりして…。

     シャールーンは中々友達が出来なさそうな子だったので、勢いあるナティと凸凹のコンビになれそうではあります。
     本当にナティは導いていく子ですね。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    マルは「女好き」というのではないけど色んな人にときめいちゃうタイプですね! その方が詩人らしいかなあ……と思ったもので。

    私はどっちかというとマルやシャールーンタイプで(しかし才能も無ければ体力も無いですが!)ナティみたいな友達がいて導いてくれたらなあ、といつも感じています!

  •  素敵な名付けですね。
     閃いていく様が、いかに子供達全員をよく見ているのか。ナティの名前の意味がナティに相応しくて、ナティ好きの私にはたまらないところです。

     そしてマルが少年らしく、明るく、純粋なまま育っていくのが嬉しい。先生に悪戯的にそんな単語を目に飛び込ませるなんて。
     でも物語に綺麗ものも汚いものもないですよね。そもそも排泄は誰だってするものだし、排泄物を忌避するようになったのも単なる病気を避けるための衛生観念からでしょうから。

     世界のありのままを、物語としてし上げる才能!この才能はヒサリ先生だけが伸ばせるような、そんな気持ちもする名付けでした。

    作者からの返信

    MACK様、ナティを好きと言っていただき、ありがとうございます!
    ヒサリもナティも私には無い強さと信念を持ったキャラで、「自分もこんな風になれたら……」と思いつつ書いています。
    この頃のマルは好きな子のスカートめくりしてわざと困らせるいたずら盛りの男子の心境ですね。もちろん相手は先生なのでスカートめくりは出来ませんが……。
    厳しいヒサリ先生も、マル伸び伸びした心が好きで、作文だけは自由に書かせます。

  •  全員の意見に、それぞれ正しい部分があるから、刷り合わせはとても難しいですね。
     みんなの言い分がわかる。確かにその通り。もしこの議論の場に自分がいたとしたら何と答えるだろうかと。

     先生の信念と苦悩、そして子供達それぞれの想い。
     難しい問題ですが、先生なら素敵な名前を付けてくれるだろうという気持ちもありますね。

    作者からの返信

    そうですね!
    世の中も多分こんな感じでややこしい……。いろんな人がいろんな意見を持っていて、それぞれ言い分があって……。誰が正しい、誰が間違っていると決めつけるのではなく、自分の思いを大切にしながらもいろんな意見を擦り合わせていく事が大事なんじゃないかな、と思ってます。

  •  ここまで一気に読みました!
     マルがまさかそんな行動に出るとは思わなくて。今回も彼はイボのおかげで助かった感じでもありますね。こんな時にも物語を思い出すのがマルらしくもあって。

     他の子供達も、マルの事を心配してこんなふうに集まって。どの子も、マルの事が大好きなんですね。
     先生との大きなすれ違いではあったけれど、雨降って地固まると言う感じで、絆が一層深まったように思いました。

    作者からの返信

    一気に読んでいただき、ありがとうございます!
    大、大、感激しています!
    マルはまだまだガキで甘えん坊で突拍子もない事をするけど、みんなに愛される子です。
    ヒサリ先生との誤解はまだまだこれからも続きますが、だんだんと大人になり、人を愛する事を覚えていく様子を描いていこうと思っています!

  •  時間を守るのは確かに大切。やる事に優先順位をつける事も時間の区切りがいりますもんね。

     今まで時計などで時間を管理していない地域の人にとって、時間はもっと大雑把で、夜が明けるか日が暮れるかぐらいだと思うのですが。

     先生が愛の鞭だからとマルに厳しく接する事と、とにかくヒサリ先生を喜ばせたい一辺倒のマルとでは、すれ違いが起きるだろうなと。

     マルは時間を忘れて川の妖怪とおしゃべりをしたわけではなく、時間の区切りを知りながら、先生を喜ばせるという気持ちを優先していての遅刻で、でもそれは先生には伝わらないところが、なんとももどかしいです。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    私は昔ボランティアで外国人に日本語を教えていた事がありますが、時間についての考え方が結構国、地域で異なるなあ……と思いました。でも、話を聞くとそれぞれちゃんとした理由や言い分があるんですね。
    マルとヒサリは、互いをすごく思いつつも、この先もとことんすれ違いまくります。異文化理解の難しさと喜び……その両方を二人に託して描いてみました。

  •  先生が、マルに落胆してしまうところも情熱的な彼女らしいし、それを許そうと気を取り直す所も子供達の未来に理解のある先生らしいと思って。

     ヒサリがとてもヒサリらしく、すてきな回でした。

     そしてマルが聞いて来たという物語が本当に面白そうで。言葉選びが秀逸という事で文才もあるんですね。本当に才能のある子なんだなあと。
     しかし妖怪とお話出来る事を彼女が全く信じていないのだけ少し残念でした。カサンにはそういう妖怪がいないのかな?

     ただ彼女が、この宝石をどのように輝かせていくのか。楽しみが増えました!

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    マルは宮沢賢治とかアンデルセンとかシェイクスピアといった、みんなから愛される詩人や作家のイメージです。そういう天才のインスピレーションはどこから来てるのか分かりませんが、マルの場合は「妖怪の話」として聞こえるんですね。
    カサンにも妖怪はいるけど、ほとんどの人には見えなくなっている……今の日本人と同じ感じですね。でもヒサリは「妖怪が見える」という彼らを信じる気持ちもゼロというわけではないんですね……。

  •  かつての自分に似ているという姿を見る事で、ヒサリ先生のナティへの考えが大きく変わりそうですね。

     マルの名前の意味にすごいビックリでしたが…。

     ただ日本でも幼名は、あえて不浄な名前をつけて妖怪などに目を付けられないようにしたという話もあったので、そう考えれば。あと普段は愛称的に短く呼ぶから問題ないのかなあとも。

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    ナティとヒサリはある意味似た者同士で、だからこそ対立する……という所はありますね!
    名前については、日本でも「捨」だの、もうこれ以上子どもが生まれないよう「トメ」だの、我々の感覚からするとあんまりな名前があるし、名前って意外とそういうものか……?と思いつつこんな設定にしました!

  •  バダルカタイ先生の思わぬ一面が…。この人にも熱い情熱と、信念があるのでしょうね…。そして年齢からして経験もあるでしょうし。
     理想の部分はヒサリ先生の方が高いのでしょうが、こういう大人からも学べるといいのですが。

     マルはあまり差別的な事について疑念を抱かないようなので、素直といえば素直だけど、少し頼りなくもありますね。この純真さは大切にして欲しいとは思いつつも、強さ的なものも身に着けていってくれたらと…ああまた親目線になってしまってる(汗)。

    作者からの返信

    バダルカタイ先生は、言葉、得に彼らの母語であるアマン語への思いが強い人です。
    そして良くも悪くも保守的。子ども達はこの先生からも強い影響を受けますね。
    マルの事を親のように温かく見ていただいてありがとうございます!
    これからいろいろな経験をしますが、純粋さを残したまま成長していきます!

  •  ここ最近のヒサリ先生がずっとマルに対して厳しいシーンが続いているのと、マルもそんな先生を怖がっている所もあって、なかなかお互いの気持ちが通じるのは難しいなあと。

     そしてここでもやはりナティ。聡くて優秀ですね。ある意味中庸というか、どちらの意見もちゃんと理解し、自分の信念でジャッジさせ、それを言葉にしている感じがして。

     マルの歌、たくさんの人に聞かせたい気はするけど、見世物小屋ではないところがいいな…と思うという。
     マルは今も迷っているようではありますが、せめて歌物語が健康的な内容の物であって欲しいというか。
     親が子供を見る心理のようでマルを私は見てるのかもしれません…!

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ヒサリ先生は若いし、妥協を知らないですからね……。子育てもだいたい親が若い頃出来た一番最初の子を厳しく育てがちだしだというし……。ヒサリは「マルを立派に育てないと!」と必死です。
    ナティは親世代から見たら必ずしも「いい子」じゃないけど、まさに「自分の頭で考える賢い子」ですね!
    マルは好奇心旺盛で、ヤバい感じの物にも興味津々。本人は奥手なくせにエロ本とかはしっかり見ちゃう……そんな子なんです。

  •  楽器に秘密があるとのことだったので、どんな秘密かと思ったら!
     これは今後のマルの相棒になってくれるという感じでしょうか。
     彼女をおぶって川を渡る事になるというのは、もう一生一緒にいるという事で、すごいプロポーズ状態のような気もしますが。

     ただ先生に叱られるマルは可愛そうでもあるし、こんな小さな子供を見せものにはしたくないという自分もいるしで。

     搾取か…うーん、対価をもらう事になっても、確かに何か大事なものを失う気もしたり…。

    作者からの返信

    MACK様、マルはカート君みたいにモテモテで、女性はおろか、妖怪にも死霊にも後々には男性にも愛されます。おかげでマルはなかなか大変なのですが……。
    ヒサリ先生は子ども達を正しく導きたい理想の世界の人。見世物小屋のような猥雑な世界とは相容れないのですが、マルはその間を揺れ動きます。

  •  マルは器がデカいな…!私は心が狭いので、マルをからかう彼らに腹を立てるナティの気持ちなのですが、ナティが変わりに怒ってくれているので、それでスッキリしている感じです。この二人が常にいる事に、すごく救われている気も。

     シャールーンは可哀相。力仕事とかが出来れば十分ではないかと思うのですが。可愛く笑顔を振りまくだけが仕事ではないでしょうに。少々不器用であってもと思ってしまうのです。
     マルがそんな彼女の本質をしっかり見つめているようで、そしてしっかりナティに気を使ってもいて、それがとてもうれしく感じる回でした。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    マルはあまり怒らない子だけど、それが長所でもあり欠点でもありますね。自分が差別されている事にも鈍感、という事なので……。
    成長と共に彼も社会の理不尽な出来事に対して怒る事を覚えていきます。この点、女の子のナティはマルより成長が早いんですね。
    シャールーンは実はもともと士族の娘だったという設定で、力持ちです。マルは彼女の秘めている芯の強さを感じて、ひかれています。

  •  おじさんの商売人っぷりが。でも市場経済的には正しいという。客を喜ばせる方法を心得ているというか、それがどんなに醜悪であっても、見世物小屋を見に来るような客層からすると最高の娯楽になりますよね…。

     マルが見世物になるのは嫌だけど、彼の歌の才能や綺麗な声は、多くの人に知られるといいなあと思う自分もいて。

     このおじさんも、損得勘定重視の人のようだから、損させない限りは、マルたちにとって敵にはならない人なのかなあとも。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ロロおじさんは、興業主なんで、金には貪欲。悪人とは言えないまでも、清濁併せ呑む感じの所がありますね。芸能、エンタメ業界への私の勝手なイメージもあります!
    こういう人が世界を牛耳ってる、という感じがしてますね。
    マルは物欲や金銭欲は無いけれど、おとなしいようで自己顕示欲もあったりして、揺れ動きますね。

  •  新しい文明の異物が全て妖怪なんですね。そういう風に思ってしまう子供心も可愛らしいし、妖怪という形であっても自分の世界に受け入れていってるのかなと思えてにっこり。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    初めて近代文明に接した人にとってはこんなイメージだったのでは?と思いつつ書きました。「鬼滅の刃」で列車に興奮する伊之助のような感じですね!

  •  テルミ、ほんとうに女の子に見えちゃうんですね。でもそれをそのままで良しとしてくれる先生は本当に心強い!

     頑張る子供達のために、彼女の強さで戦い抜けますようにととにかく願うばかりです。

     そんな中やはりマルは癒しですね。もう私、マルが大好きでたまりません。他の登場人物たちもこんな気持ちなんだろうなと思ったりしてそれも少し嬉しくなったりもして。

    作者からの返信

    男の子が女の子のような格好や振る舞いをする事はカサン帝国の価値観では良しとされない。それでも受け入れる広い心をヒサリは持っています。
    マルを大好きと言っていただいて嬉しいです!
    たくさんの愛に包まれ純粋なマルは、カート君と似たタイプかも……と勝手に思っております!
    ただしカート君のように美少年でもなく礼儀正しくも無いのが残念! ただ、礼儀の方はこれからちょっとずつ彼なりに頑張っていく予定なので、息長く見守っていただければ……と思います。

  •  風景描写がとても美しくて、場面が目の前に広がるようでした。でも美しいものは何処か哀しくて、火葬のシーンと相まって複雑な気持ちになってしまいました。
     
     でも楽器がマルの手元にきたとき、運命的な物も感じて。
     彼女の形見でもあるし、これがまたひとつのマルの支えになるといいなあと。

    作者からの返信

    MACK様、美しいと言っていただき、ありがとうございます!
    実は楽器にはとんでもない秘密があり……。
    この楽器は、カサン帝国の支配により近代化で失われるものを絶えずマルに思い出させる存在、と位置付けて書きました。

  •  マルって本当にたくさんの人に愛されているんですね。
     死んだ子も明るい感じで、いいお友達だったのだろうなあと。ただこんなふうに明るくしゃべってくれると、哀しい出来事の悲壮感がいくら
    か和らぎます。

     しかし妖怪の種類が本当に豊富ですね。見えないけれど、本当にたくさんのものが傍にいて、という世界はとても好きです。

    作者からの返信

    MACK様、丁寧に読んでくださり、お星様までありがとうございます! とても励みになります!
    妖怪に関しては、西洋や日本のものに比べ圧倒的に資料が少ないんですが、東南アジア圏の妖怪について、ネットの情報や映像などを参考にして書いています。あちらではいまだにお化けや妖怪の類いが身近なようで……。でもあちらの田舎の方の人が描いた絵を見ると、私の見えてないものがたくさん見えてるんだなあ……と感じます。

  •  先生と生徒たちの駆け引きが続くなか、新しい子の登場を楽しんでいます。

     マルはまだ母親のぬくもりが恋しい年頃。年上の優しい女の人なんてそのぬくもりをくれる人のイメージですね。
     そんな中、ナティがマルを精一杯守ろうとしているし、ナティの他にもこんなふうに付き合えるお友達がいるのは本当にほっとします。
     頑張れマルーーー!という気持ちでずっと拝読中。

    作者からの返信

    MACK様、マルを応援していただいてありがとうございます!
    マルの友達はナティ、テルミ、メメの三人。後でカッシというちょっと問題のある子も出て来ます。それぞれタイプの異なる友人ですね。
    私の友人がその位の人数なので、そういう設定にしました!
    母のような愛情も大切ですが、友情も大切ですもんね!


  • 編集済

     マルは本当に可愛らしいですね。六歳なのか……。こういうところは純粋な幼児のようですが、歌っている時はそれなりに少年らしい感じもあるし。

     自分の誕生の歌であることをマルは知っていて、それを披露したんですね。彼にとっての自慢のひとつなのかなあと。

     家に上がるときの態度が、刷り込まれた身分によるものなのが哀しいけれど、馬小屋に素敵な勉強部屋が出来上がりそうなのは嬉しいかも。

    作者からの返信

    MACK様、マルを可愛らしいと言っていただき、ありがとうございます!
    病気があって醜くても人に愛される……という設定が説得力を持つように、態度や雰囲気で可愛らしさが出るよう頑張りました。
    マルはどちらかというと控え目な子ですが、憧れの人を前にして思いっきり自己アピールしちゃいます!
    彼は幼く自分に刷り込まれたものが差別によるものだと意識していませんが、これからだんだんと成長していきます。

  •  こういう対峙を見ると、まだまだヒサリ先生は「小娘」であるという感じですね。高校を出た直後みたいな人ですもんね…。

     物事を変えるときはゆっくりじゃないと、ひずみが生まれて大きな反動を産む事もあります。バダルカタイ先生の言葉はヒサリ先生には受け入れがたいかもですが、焦ってはいけないのだろうなと思いました。

     ただ子供達の道だけはまっすぐに指し示し続けて欲しいなあと…。

     ここまですごく感情移入して読んでしまうのは、本当にありそうな世界観と、いそうに思える人物像とその心と性格の描写によるものですね。うーんすごい。

    作者からの返信

    MACK様、「本当にありそうな世界観」と言っていただいてありがとうございます!
    MACK様が現実社会に対する問題意識を作品に投影されていらっしゃるように、私も、たとえファンタジー作品でも私達の生きる世界とリンクした物語を書きたいと思っています。
    私は、物語の登場人物は誰一人完璧ではなく、情熱や思いはあっても間違いや失敗を犯す……という風に書こうと思いました。
    ヒサリに反発する子も出てくるのですが、彼女のまっすぐな思いは子ども達に影響を与え続けます!

  •  彼らには「カサン語を覚えたい」という情熱がある反面、今の自分の国への愛着も薄いのかもですね。この国でこの国のままでいたくないというか、カサンという新しい優秀な国の国民になるために、そちらを重要視してしまっているというか…。

     植民地支配にも種類があって、属国として完璧に自国に取り入れるため、元の文化を完全に捨てさせる事を目的としてる国がありますが(母語どころか民族同士の結婚も禁止して、民族自体を消滅させようとしてる節すら)、カサンはそうではないのか、ヒサリ先生だけが母国の文化も大切にするべきという信念なのか。

     国の様子や、今までの他のカサン人たちの様子を見るに、ヒサリ先生だけが特別な気もしています。

    作者からの返信

    MACK様、丁寧に読んでいただいて感激です!
    ダビなどは、自分がこの地で差別を受けてきた、という思いがことさら強いので、郷土に対する思い入れが薄く、カサン帝国の価値観により変わって欲しいと願っています。一方マルはカサンへの憧れと同様に郷土の「古き良きもの」への愛着があります。
    カサン帝国は、理念としては民族の平等や共栄共存を謳っているけど現実はそうなっていない……といったところですね。
    一般のカサン人の多くは何となく植民地人を「未開人」と見下している。その中でもヒサリは彼らを見下さない珍しいタイプの人間ですね。

  • 第45話 再会 8への応援コメント

     テロリストもそうみたいですが、貧しくて、若さの情熱の発露先も見つからず、社会に不満を滾らせる少年たちが、勧誘されてという話しはよくある事のようで。

     ヒサリ先生はよく人を観察している人なので、少年矯正院というのもひとつの方法なのかなとは思いますが。
     でもそうなるとマルは本当に一人ぼっちになってしまいますね。先生が先生として彼を支えて守るのは並大抵な事ではないように思えます。

     この情熱が費えるような辛い出来事がありませんようにと願いながら読んでいます。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    実は少年矯正院はなかなかひどい所なんですが、ヒサリはその事を知りません。マルの兄にとっては最適な環境だと信じて彼をそこに送る事にします。
    ヒサリが正しいと信じた事が間違った結果を招いたりもします。だからといって何もしない方がいいのか……というと、それも違うと思うんです。
    ヒサリの情熱は、マルをはじめ、いろんな子に影響を与えます。

  • 第43話 再会 6への応援コメント

     マルに早く救い手が欲しくてたまらない気持ちで読んでいたので、先生の登場に安堵!
     女神さまに見える…。

     しかし前話を見るに、やはり平穏とはいかない様子もありますね。

     マルがついに本の中を楽しむシーン。こちらもぐっとくるものが。まだ挿絵を見てるだけの段階ですが。物語に対して情熱を持つマルの今後が楽しみです。

    作者からの返信

    MACK様ありがとうございます!
    まさにマルにとってヒサリは女神様です。
    お母さんを亡くしたマルがさすがに可哀想過ぎて、早々とここでヒサリに会わせてあげました。マルにとってヒサリは女神であり師であり母の代わりでもありますね!
    今後のマルにとってヒサリと本が心の支えになります。

  • 第41話 再会 4への応援コメント

     おかああさあああああああん!(と叫ばずにはいられない)。すみません応援コメを連打してしまっています。お返事は適当でどうぞ;

     顔も知らないお兄ちゃんに会えた事。お母さんをお兄ちゃんが迎えに来てくれたことは良かったと思えるけれど、こんなにお母さん大好きだったマルの事を想うと。もう一人のお兄ちゃんのオムーだってそんな年長じゃないでしょうし。

     トゥラのお話を最後まで教われなかったけど、あの歌の続きはマルが作っていくのかなと、そんな気もしています。

    作者からの返信

    MACK様、コメントをたくさん書いていただいて嬉しいです!
    母親を失ったマルはやがてオムー兄ちゃんとも別れる事に……。でも彼にはたくさんの新たな出会いが待っています!
    トゥラの話は別の人から最後まで聞く事になりますね。そして物語を作る才能に恵まれた彼はこの後たくさんのお話を作っていく事になります。

  • 第40話 再会 3への応援コメント

     あれ、お母さんは・・・?という不安が一気に。

     ビンキャットは徴兵をしてる軍人とかですかね。子供視点だとどういう事をしているかの情報が断片的なので、どことなく不気味に感じたりして。

     子供の視点で世界を見ると、世界の未知は怖いけど、わからないから知りたいという興味を惹かれる感じの好奇心でワクワクするようにも思え、感情移入してはドキドキ冷や冷や、そしてワクワクして読んでおります。

    作者からの返信

    MACK様、感情移入していただき、ありがとうございます!
    ビンキャットはこの地で警察のような仕事をしている人物です。
    しかし地域の安全を守るというよりは、権力を持つ人に取り入り権力者の使い走りをしてお金を稼ぐタイプですね。貪欲で抜け目無い小悪党ですが、子どものマルにとっては十分怖いおじさんです。

  • 第38話 再会 1への応援コメント

     マルはこうやっていろんなものから守られているのだなあと。幼子を守る自然たちの姿、いいですね。

     あながちイボイボ病が魔女の呪いというのもマルに関してはそうなのではないかと思えてくるぐらい、愛される子だと。そして不思議と、彼がこうやって愛されているのが自然に思えます。

     とにかく無事でよかった。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    マルは自然からも人間からも愛される子なんですね。醜いから嫌われる……というよりどちらかというと同情されて、周りが守ってあげたくなるような、そんな子ですね!

  •  ラドゥのお母さんもそうですが、お母さんが強くて立派で。そして賢い。子供達も素直でまっすぐ。こんな母に育てられた子らは、広い視野で世界を見ていきそうです。
     マルに対する心情が移り変わっていく様子が素敵でした。マルがどうなったか、あの優しいお母さんがどうなったかの心配はありますが、賢い親子だからという思いもあります。あまり自分で歩き回れないマルだけを預けに来たのかなと。

     このお話では昔からいる妖怪は、野の獣と同じような存在で、恐ろしくもどこか愛嬌があるのに、人間が作ったとされる妖怪(生活に役立つとはいえ)は、無感情で異質な感じがあります。
     物語の雰囲気の中で、その差が表現されていくのがすごいなあと。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ラドゥの母親は女手一人で子育てし、長男の薬代も稼ぐため妖人に混じって働いたため現実主義者です。ラドゥはそんな母親の影響を強く受けますね。
    マルの母親は、自分達弱者の命は軽い事を知っていて、いざとなったらマルだけでも助ける方法を考えていました。
    マルは仰る通り、どこか妖怪と気持ちを通じあわせている所がありますが、人の作った妖怪に対しては警戒心を抱き続けます。それが多くの命を奪ったものだ、という強烈な源体験があるんですね。

  •  ナティが女の子! 誰よりも勇敢で逞しいあの子が! でもなんとなく名前の音感的には女の子ではありましたね…。
     あえて女の子らしさを捨ててる所もあるのかな、結婚したくなくて。

     お父さんとお母さんの恋物語はとても素敵ですね。人は見た目じゃないとはいえ、病気による見た目の問題は、生理的にどうしても無理な場合もあるでしょうし。
     ただ見えなくても、膿んだりしているのなら、触った感じや匂いで色々感じる事もあっただろうに、それでもお父さんを選んだお母さんは、心で人を選ぶ人なのだろうなと。
     もし目が見えていても、お父さんの事を素敵だったと言ってくれそうな人に思えました。

    作者からの返信

    MACK様、ナティを勇敢で逞しい、と言っていただいてありがとうございます!
    今は粗暴な子ですが、本物の勇気を持った大人に成長するまで描いていきたいと思っています!
    マルの母ちゃんは父ちゃんとの間に6人もの子を産んでいるので、当然相手の病気について分かっていました。MACK様の仰る通り、目が見えない代わりに人の心を見る事が出来る人、という設定で書きました。

  •  これまでのエピソードでは、マルがずっと受け身だったので、このエピソードではずっと彼の心理が描かれていて嬉しいです。
     
     イボイボのおかげで攫われずにすんだとか、人種がわかりにくいという点、カサン人がその人種を嫌っているというところに、今後の不安が少しあります。

     東南アジア寄りの社会って、地理的には近く、日本人も戦争で多く足を踏みいれていたのだから、色々な現地の物語を持ち帰っていそうなのに、改めて思い起こしてみても、幼少時に読んだ本は西洋ヨーロッパ系ばかり。その土地の物語をほとんど耳にしていない事に気付きました。

     こちらの作品を読んでいて、もっとアジア寄りの民話や伝承、物語を読みたくなってきているところです。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    マルは、カサン帝国の敵であるピッポニアの血を引いている事にコンプレックスを抱き続けます。それを隠してくれるイボイボが今の彼には都合が良いんですね。

    私がこの小説を書き始めたきっかけが、外国人に日本語を教えるボランティアをしていた時、フィリピンの少年から妖怪の話を聞いた事です。彼は本当にその存在を信じているようで、その時「ファンタジーを書くなら東南アジア圏を舞台にしよう!」と思いました。
    でも意外と、中華風ならまだしも東南アジア風の作品は少ないんですよね……。日本人には馴染みのある地域のはずなのに、不思議に感じます。

  • また遊びにきます😄

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 第23話 ヒサリ先生 7への応援コメント

     いろんな人の思惑がありますね。

     意欲があるとはいっても若い女性です。相手が男だと力負けするような存在であるから、今の彼女を守っているのは、身分の差も少しあるのかなと。
     先生に手を出したり傷つけたりしたら、どんな目に遭わされるかわかないし、恵んでくれる人という認識というところから、御主人様と呼ばれるような立場の彼女は、ここで安全なのではないかという感じもあって。

     その有利を今は使って、うまく立ち回ってくれたらなという気持ちも沸いてきたりしてしまうのでした。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ヒサリは女性ですが宗主国の人間で、やはり「上に立つ立場だ」という意識はありますね。未知の土地に来て「舐められてはいけない」という緊張感もあります。
    いきなり管理職に抜擢された若手のエース……の心境でしょうか。この地はまだ比較的平和ですが、貧困や災害で犯罪者もそれなりにいるしヒサリはその点も気がかりですね。

  • また遊びにきます

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 第18話 ヒサリ先生 2への応援コメント

     先生の葛藤からの、マルの抱き上げシーンが心に残ります。

     その前の、ナティのセリフも辛くて刺さりましたが。本当に、子供にこんな事を言わせてはいけない…。
     でも反面、それを逆手に取って利用するところに賢さと一筋縄ではいかない逞しさを感じました。
     
     マルの病気が楽になればと思いますが、治療薬とんでもなく高いんですね。前のエピソードであった、魔女が可愛い子を人の目に触れさせないためにかけてる魔法、というのが納得できるぐらい、マルは素敵な子だなと改めて思っています。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ナティは仰る通り逞しい子です!
    マルの病気は、ハンセン病などからイメージを膨らませました。
    人種、職業、病気、貧困……ありとあらゆる面で社会的なスティグマを背負いながら、光り輝くような心を持った子……という感じで描きました。

  • 第17話 ヒサリ先生 1への応援コメント

     豊かな国のような印象だったカサンにも、差別の影。人がいるところ、自分より下の存在がいないと不安だと言わんばかりに、常に人は下を作ろうとするところがありますが…。
     今でこそ女性の人権が認められてはいますけども、ほんの一昔前までは、日本でも女の子は学校にいけないとか、仕事で役職がつかないなんて普通にありましたもんね…。

     そんな中、ヒサリ先生に強い情熱を感じます。マイナスに見える環境にあっても物事の利点に目を向けられる視野の広さも。

     携えた一冊の本が今後どのように物語に影響するのか楽しみです。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    アジェンナ国の宗主国カサンは豊かで発展していてアジェンナの子ども達の憧れの的ですが、様々な矛盾もあり、そして女性の地位は低い……この辺りは戦前の日本のイメージに近いですね。
    多分かつては日本人の多くが発展途上国をなんとなく下に見ていて、でもその中でもそんな国々が好きで情熱を持って飛び込んで行った人もいる。そんな人のイメージをヒサリ先生に投影させてみました。

  • ナティの年齢はまだ、穢れを知らないというか、純粋だからこその心情で、このような経験を積み重ねるうちに、身分や、生まれ、環境に縛られて行くのかと思うと、苦しいです。

    マルの素晴らしさに最初に気づき、友達になれたこの心のまま大人になるのは難しいかもですが、この社会に新しい風が吹く期待を胸に、引き続き拝読させていただきます。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ナティはMACK様の作品のカート君の礼儀正しさを見習え! って言ってやりたいような奴ですが、ナティはナティなりにまっすぐで純粋。
    カート君に負けず、身分差別に屈せず腐らず、いい大人になって欲しいものです。

  • 子供らしい感情と、どこか冷めて大人じみたところの葛藤の狭間にあるような心理描写が、見事で苦しいぐらいでした。

    ダビ主体のエピソードでありながら、マルの存在感がありますね。

    作者からの返信

    MACK様、ありがとうございます!
    ダビは「身の程をわきまえない」タイプの少年です。誰よりも「壁を乗り越えたい」気持ちが強い野心家。ゆえに敵も多いですが、世の中を変えるのってこういう人達なんだよなあ……とも思い、主人公を差し置いて一番最初に登場させました。私としては思い入れの強いキャラですね。

  • また遊びにきます😄

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • お礼と予告への応援コメント

    おおー!!エリート寄宿学校編ですか!!

    実は私、英国のパブリックスクールやドイツのギムナジウムに夢を見た過去を持つ人間です(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
    しかし寄宿学校って現実はかなりマッチョというか「軟弱者は人にあらず!」みたいなかなーり厳しい世界だと聞いたこともあります…(>0<;)
    心優しいマル…大丈夫でしょうか。

    ドキドキしながら続編をお待ちしております!

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    続編の大まかな筋は出来上がっているんですが、寄宿学校ものは素晴らしい作品がファンタジーやラノベにも多々あって戦々恐々としています……。確かに英国のエリート校って、案外体育会系というか、ガリ勉タイプは評価されないと本で読みました。
    果たしてマルは大丈夫か……!?
    引き続き読んでいただけると嬉しいです。


  • 編集済

    少年少女編、これにて完結ですね!おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!

    辛いこともあったけれど守られて慈しまれることも多い少年時代が終わってしまうことに一抹の寂しさもありますが、ヒサリ先生と生徒達の成長を見ることができてとても嬉しいです!

    続編は青年というか青春時代ということになるのでしょうか?みんなそれぞれ全然違う道を歩んで行くことになりそうですね。楽しみにしております!

    作者からの返信

    相馬 みずき様、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
    本当に深く読んでいただいたなあ……と数々のコメントやレビューから感じておりました。
    しばらく、カクヨムではヨムが中心になります。
    相馬 みずき様の作品の、様々な種族が交わり共存する社会やダイナミックな描写に、他のファンタジーには無い魅力を感じていますので、引き続き楽しみに読ませていただきます!

  • マルの言葉は会場にいた人々の心に響いたのですね。そこで心を揺さぶられて何を思いどう感じるかは受け手によるということですね。一度発せられて話者から離れた言葉は受け手のものになってしまいますから…
    テセ・オクムのような理解ある人が一人でも多くいてくれると心強いです。

    あ、そうそう。コメント追記だと気付かれないこともあると思い、こちらでお答えしますが、シャールーンの名前の意味は覚えていました(。•̀ᴗ-)✧最初に見た時からきれいな名前だなあと思っていたので意味を知った時にも印象深かったのです。確か元々士族絡みの子ではなかったかなとも思ったのですが、こちらは記憶に自信がありません。ただ弓術は士族様のもの、というくだりで「ああ確かシャールーンは…」と思ったのです。
    シャールーンはナティとは違う意味で好きな女の子ですが、ミヌーと並び境遇が境遇なだけに実は今後彼女達がどうなるのか密かに心配しておりますლ(・﹏・ლ)
    危ういなあと感じているのは実はシャールーンよりもミヌーの方なのですが。

  • 即興で下の句を作るなんて、はからずもマルの類まれなる才能を大勢の前で証明することにはなりましたが…ルール上はミスなのですよね。どうなってしまうのでしょう(ノ*0*)ノ

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    言葉の才能って剣や魔法の才能と違って派手に描けないけど、こういう事が出来たら「おおー!」って感じになるかな……と思いつつ描いてみました!

  • また遊びにきます😄

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • シャールーン、かっこよかったですね!無口な彼女が静かに弓を射る様、きっと月の女神のようだったのでしょう( ꈍᴗꈍ)

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    女性が弓を引くシーンは美しいですよね!
    シャールーンの名ははまさに月光という意味、という設定です。覚えていてくださったのでしょうか!? 大変嬉しいです!

  • ここに来てヒサリ先生の働きかけの成果が!(≧▽≦)地獄で仏に会ったよう!扉が開いたとき、私の前にまで光が差したような気がしました!!

    作者からの返信

    そうなんです。
    ヒサリの祖父や父と懇意にしていて、ヒサリがマルの進学を度々相談したテセ・オクムがここで現れました。彼は続編にも登場予定の、マルの運命を切り開く人物です。

  • 他の子供たちも危険かもしれないからと出場辞退することはヒサリ先生だって悔しいはず…でも一番悔しいのは今日まで頑張ってきた選手ですよね…

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    そうですね。教師としては悔しい事ですよね。生徒のチャレンジを応援したい、でも安全も守らなくてはならない……。
    生徒達には、いままで自分を馬鹿にしてきた人達を見返すチャンスですから。

  • ヽ(・ω・)/えー!急に弓とか言われても!!
    早くも波乱含みですね!みんな頑張って!!!!!

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    この辺、無茶苦茶な展開だなあ……と思いましたが(笑)なるべく多くの子の見せ場を作りたいとねじ込みました!
    生徒達の協力で何かを成し遂げるシーンを描こうと思いました。

  • ヒサリ先生はよく名誉や誇りといった言葉を使いますよね。文化の違いなのか何なのか、牧歌的な部分を持つスンバ村の子供にはピンとこないだろうなと思いながら読んでいたので、今回の二人の会話には「ネー(*´ω`*)そうだよねー」と心の中で相槌をうちました。

    作者からの返信

    ヒサリ先生は帝国の申し子といいますか、「社会やお国のために奉仕しする立派な人間」になる事に重きを置いている所がありますね。子ども達……とりわけマルやアディのような子には、いまいちピンとこないんですね。

  • また遊びにきます

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • また遊びにきます

  • 夢か現か。なんとも幻想的で美しいですね。理想を表すかのような亡きマルの兄、きっとマルが成長したらこんな青年に…?と、ヒサリ先生が無意識のうちに想像した姿では…というは私の妄想でしょうか(*´ω`*)

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    まさに仰る通りで、ヒサリは彼の兄の幻にマルの成長した姿を重ねています。だからこそ夢から覚めたヒサリはマルを見て戸惑うし、ストイックなヒサリは余計にマルと距離を置こうとするんですね……。

  • 「愛しい人を守るためなら死んだっていい」というのは純粋で幼稚な、そして実に少年らしいヒロイズムだと思いました。中二病といえばそれまでですが、そういうひたむきさを少年は持っているものなんですよね。子供の自己犠牲精神を「そういうことはするもんじゃない」と諌めるのも大人の仕事…。しかしヒサリ先生はマルを思うあまりついつい言葉が強く……難しい……( ≧Д≦)

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    完全に中二病状態のマル……。もうこの辺は笑って読んでやってください、という感じです!
    ただ、ヒサリ先生としては彼の自分への思いの強さに戸惑ってしまってますね。

  • また遊びにきます

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • メメを軍隊にやりたくないネビラおばさんの気持ちを思うと…「メメ以外の子はみんな死んでしまった」という言葉に色々と考えさせられます。

    マル、うまくいかずに凹んでいる時ってどうしてか自分で次々と凹む理由を探してしまうんですよね。結果どんどん悪い方へ悪い方へ考えてますます落ち込むという…。私もよくそうなりますが、なかなかしんどいですね…(。ノω\。)

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    続編で、メメは残念ながら軍隊に行ってしまい……という展開を考えています。
    マルは天才だけど不器用な子で、それだけコンプレックスもあります。ヒサリ先生に良く思われたい年頃でもあり……。この辺は、私自身のクヨクヨ思い悩む部分を反映させました。

  • ああ、どんどん不穏な方向に…ヒサリ先生もイライラしてしまいますよね。不安ですから。時々ゲリラなどの物騒な言葉が出てくるのも、何だか読んでいて心がざわざわしてきます(ᗒᗩᗕ)

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    この作品、完結したんですが、続編の構想があり、世の中が不穏な方向に向かいゲリラ活動が活発化していきます。
    相馬 みずき様の作品は王都が陥落し大変な事になっていますが、私も迫力ある場面を書けるよう頑張ります!

  • お礼と予告への応援コメント

    続編の内容にも凄く興味を惹かれます。
    掲載される日を楽しみに待たせていただきますね✨

    作者からの返信

    憮然野郎様、ありがとうございます!
    引き続き読んでいただけるよう頑張ります。これからしばらくカクヨム上ではヨムが中心になりますが、憮然野郎様の作品も楽しみにしています!

  • 少年少女片〜完結お疲れ様でした。
    作品の中で印象に残る場面が本当にたくさんありました。
    その中でも、マルの母が兄とともにマルの前からあの世へと旅立つときのシーンはひときわ強く印象に残っています。

    続編も楽しみにさせていただきますね✨

    作者からの返信

    憮然野郎様、ありがとうございます!
    私にとってもマルの母がマルの死んだ兄と旅立つシーンはとても大事で、マルの最後のスピーチにも出しました。
    本当にしっかり読んでくださって、コメントもたくさんいただいて、憮然野郎様には感謝でいっぱいです。

  • お礼と予告への応援コメント

    こんにちは。
    つぎはエリート寄宿学校! マルはどんな成長を見せてくれるんでしょうか。
    冬の公開をお待ちしています。執筆がんばってくださいませ!

    作者からの返信

    久里琳様、温かいお言葉ありがとうございます!
    様々なジャンルの小説を書かれている久里琳様のように、全く新しい作品を書くつもりで頑張ります!

  • 外の振る舞いと内面の動きが別々であること、マルも少しずつ大人になっているのですね。最後の文章で、マルはまさに思春期の入り口に立っているのだなあと感じました。少年よ、悩め!( ´∀` )

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    マルの成長を感じていただいて嬉しいです! だんだん複雑な内面を持つようになってきています。
    少年は今後大いに悩むし、困難にぶつかります。私は主人公をいじめるのが大好きなので!

  • バダルカタイ先生の言うことも一理どころか十理くらいありますね。。ヒサリ先生個人が抱いている理想は立派ですが、政策のような大きな流れを食い止めることは難しいでしょう。難しいからと理想を語ることをやめてしまうのはもちろん違うのですが…このあたりは難しい問題ですね。

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    ヒサリ先生、バダルカタイ先生それぞれの正義や言い分があり、マルや生徒達はその狭間を揺れ動きます。
    そして最終的にはそれぞれの理想に向かって進んでいきますね。
    先生に押し付けられた理想をうのみにするのではなく、自ら考える力を育む事……それが本当の意味での成長ではないかと思いつつ、書いた部分ですね。

  • こんにちは。
    完結おめでとうございます! でもまだこれで終わりではありませんね。続きも楽しみにしています!
    成長したマルの大活躍が圧巻でした。小さいときから見守ってきたマルの立派な姿を見ると私でもうるっと来るぐらいだから、ヒサリ先生は尚更でしょうね。次はどんな素敵な青年の姿に会えるのでしょうか。

    妖人の子たちの得意料理、いろいろ想像しました(^^) ヒサリ先生のおなかは大丈夫でしょうか?? ちょっと肝試しに近そうですが、いちど食べてみたいですね。

    作者からの返信

    久里琳様、ありがとうございます!
    私は主人公が幼少期から大人になるまでをじっくり描いた大河小説をいつか書いてみたい、と思っていて、子ども達が大人になってそれぞれの道を歩む様を書きたいと思ってますが、果たしてそこまで書けるかどうか……。
    私は食に関してはわりと淡白な方なんですが、久里琳様の『殺し屋日記』などを読み、食の場面は大事だよなあ……と感じました。
    今後少しずつそういう場面を取り入れていけたら……と思ってますね!

  • お礼と予告への応援コメント

    完結おめでとうございます。
    ここまで読むほうも、駆け抜けて来たマラソンランナーのような気分です。

    圧倒的な東南アジアンな雰囲気の中、ヒサリのおなご先生っぷりにやられました^^;
    しかしマルにときめくヒサリ……貴女、婚約者いるけど本当、大丈夫ですか(笑)
    というか、ナティがめっちゃ睨んでそうな気もしますが……^^;

    で、マル、強制進学ですか!?
    あのナイーブで繊細なマルが、そんな「男塾」みたいな世界へと突入するなんて。
    いや「男塾」ならいいけど、もっと陰湿ないじめとかありそうだなぁ(´・ω・`)
    猿の面……ハヌマーンみたいな感じでしょうか、楽しみです。

    それでは、お疲れ様です。
    今は休んで、英気を養って下さいませ。

    面白かったです!

    ではでは!

    作者からの返信

    四谷軒様、ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます! 四谷軒様の楽しいコメントにいつも励まされてきました。
    続編はマルが主人公ですが、ヒサリ先生と婚約者、そしてナティの事もちょくちょく書いていきます。
    猿の面のルームメイトは確かにちょっぴりハヌマーンぽいかも…!
    運動音痴で華奢なマルは男塾で地獄を見ますが、教官達を驚かせるカサン語力でサバイブする展開ですね。
    カクヨムではしばらく読む方に専念しつつ、英気を養いたいですね!

  • お礼と予告への応援コメント

    もうすでに構想が出来上がっていらっしゃるのですね。続編の予告にドキドキ!地獄の日々の始まりなんて、マルファンにとっては心配です!そして猿の面をつけたルームメイトとは何者か、とても気になります。
    冬の公開を楽しみに待っていますね😃。

    作者からの返信

    そうなんです。だいたいの構想は出来ているんですが、皆さんの作品を読んでいると、刺激を受けて、「もうちょっと面白く出来ないかなあ……」と試行錯誤の日々です。
    そして猿面のルームメイトの正体は……ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います!

  • 少年少女編の完結、おめでとうございます!
    本当にこういう世界があるように、登場人物が皆生き生きと物語の中で動いていて、毎回とても楽しく読ませて頂きました。
    子ども達はまだ成長途中で、これから、どんな人生を選んでいくのか、続きが楽しみです。ヒサリ先生も若い先生で試行錯誤しながら子ども達を導こうと必死でしたね。ヒサリ先生の成長した姿を今後引き続き見られることも期待しています。
    もう続編を書かれる意欲満々のrainy様、素晴らしいです✨✨!

    作者からの返信

    森山美央様、ありがとうございます!
    森山様にはたくさんコメントも、レビューもいただいて、とても励まされました!
    成長後の生徒達やヒサリ先生の姿を1日も早く公開出来るよう頑張ります。
    ミラーサイトの問題とか、心配ですが、落ち着いたら森山様の作品もぜひまた読ませてください。
    小説の続編も待っています!

  • ああ、ドキドキしました(。ノω\。)
    緊迫したシーンの連続に結末が気になってぐいぐい読み進めてしまいました。
    ひとまずナティが無事で一安心。しかしナティの秘密が周囲にばれてしまいましたね…

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ドキドキしていただいてありがとうございます!
    続編での展開ですが、ナティは闘うキャラです。
    そして秘密がばれたナティに嫌な事が起こり、その事がきっかけで……という流れです。
    この作品は完結しましたが、今、頑張って続編執筆中です!

  • また遊びにきます

  • おお、ナティが行くのですか(>0<;)
    今更ですが、あまり危険な目にあいませんように…

    作者からの返信

    そうなんです!
    ナティは妖怪ハンターの子なので行かなければなりません。
    しかもナティは勇敢で責任感も強い子。こういう時は真っ先に飛び出して行くタイプです。


  • 編集済

    人面獅子、スフィンクスをもっと怖くしたような感じでしょうか…インドネシアの獅子舞に出てくるような派手な獅子を想像してしまいます。これまで身近にいた妖怪達はどこかユーモラスな雰囲気だったのに、今度は言葉も通じなさそうです。みんな無事に退治できるのでしょうか…⊙﹏⊙

    作者からの返信

    相馬 みずき様、ありがとうございます!
    人面獅子は本に書いてあったアジアの怪物を参考にしました。
    インドネシアの獅子! 写真で見た事ありますが、結構顔がユニークだったなあ、と記憶してます。悪い魔女と戦う善玉と読んだ気がするんですが、記憶違いかなあ……。

  • また遊びにきます

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • お礼と予告への応援コメント

    お疲れ様でした!!
    毎話楽しく読ませていただきました。
    コロナ禍で遠くに行けない今、この作品を読むと異国情緒を味わえて旅をしているような気分でした。
    最後の方はもうすぐ終わってしまう…と切ない気持ちに駆られながら読んでいました。
    続編があるとのこと、すごく嬉しいです。
    またマル達に会えるのを楽しみにしています。

    作者からの返信

    天上杏様、ありがとうございます!
    異国情緒を少しでも感じていただけたとすると嬉しいです。
    20世紀初頭の東南アジアをイメージしまし、限られた資料から勝手に想像を広げながら書きましたが、私としてもっと濃厚に土地の空気感を描けたら……というのはあります。
    天上杏様の「氷上のシヴァ」を読んで、フィギュアスケートに対する生半可な理解ではこんな作品は書けない! と思いました。
    私も全身全霊を傾けて、続編を書いていきたい、と思っています。

  • お礼と予告への応援コメント

    マルに課せられた新たな試練!
    その内容は、想像以上に厳しくも辛いものとなりそうですが、一人で何とかしようとせず周りの仲間たちに助けられながら、大きく成長していくところを見てみたいものです☆

    作者からの返信

    愛宕様、素晴らしいレビューをいただき、ありがとうございました!
    まさに愛宕様の仰る通り、今後波乱の人生を歩む仲間達の生きざまをマルが「アジェンナ国の歌物語」として残してゆく展開を考えていて、愛宕様の読みは鋭い!と思いました。
    マルのヒサリに対する幼い「好き」の気持ちが大きな愛に変わっていく様も描きたいのですが、そこまで書けるかどうか……。
    何とか頑張っていきたいです。
    愛宕様の色気あふれる素敵なお姉様方を参考にしつつ、私も魅力的なキャラを書いていきたいですね!

  • 一区切りとしての完結お疲れさまでした!

    ヒサリ先生が村へ赴任した頃の子供たちとは別人になりましたね。人の成長は教える者(親含む)の想い次第です。とても良い子たちになったなぁと感心します。とても反抗的だったナティが、さり気なくヒサリ先生を擁護する側に変貌したところなどは、マルの歌う物語のラインナップに新たなものとして入れても良いくらいに面白い出来事ではありませんか☆

    少年少女編の終了ということで、次は青年と娘たち編の公開ですね。どんな風に皆が成長したのか、とても楽しみでありません!

    作者からの返信

    愛宕様、ありがとうございます!
    愛宕様は本当に、この作品を一番最初に読んでくださった方だと思います。
    愛宕様に何度も励まされつつ、どうにか完結する事ができました!
    ナティはヒサリ先生と対立しつつも、どこか似た者同士なんですね。
    成長した生徒達のうち何人かは、カサン帝国に抵抗する立場に回るのですが、みんなヒサリ先生の影響を受け続けます。
    青年と娘たち編をぜひお届け出来るよう、頑張って書いて行きたいです!

  • 強い言葉というのは人の心を揺さぶるものです。時には人を怒らせることもあります。それでも言わなくてはいけないこともあります。実はあなたのスピーチを聞いて、私の心も揺れていました

    ヒサリ先生のこの言葉すごくわかります😆✨

    作者からの返信

    憮然野郎様、わかるとおっしっていただき、ありがとうございます!
    「人の心を揺さぶる言葉を私も書きたい」、という思いが私にもあるのですが、なかなか書けませんので、思いをマルに託してみました。