マルを想うがこそ
ついつい口調がキツくなってしまう
ヒサリ先生。
マルの性格をわかっていながら
言わなくてはいられない衝動に駆られて…
これって
子育てする親御さんが陥りがちなジレンマ
に似ていますね。
ヒサリ先生の気持ち。
私もわかります。
どんな立ち位置であろうとも
誇り高くあれ。
自分の価値を低く置いてはならない。
その意図がなかなか伝わらない歯痒さ
みたいなもの?
このまま卒業を迎えてしまうのは
ヒサリ先生からしたら
あまりにも不本意だと思うのです。
作者さまの意図とズレていたら
ごめんなさい。
これはあくまで
私の見解です。
作者からの返信
遥 彼方様、ありがとうございます!
そうなんです!
ヒサリ先生の思いがなかなかマルに伝わりません。
実は続編の予定があり、マルがヒサリ先生の思いを理解するのはまだまだ先なんですね……。
マルの生まれ育った環境から身に付いたものもありますが、ヒサリ先生のおしえも心に刻まれ、「変わらななくては」の思いも強くしていきます。
これは情熱の空回り感・・・。
ヒサリ先生の心配ももっともだし、子供達の未来も大切だし。
バダルカタイ先生の情報ソースが何処から得た物なのか、気になりますね。まさかあの先生が反政府組織と繋がってるとは思えませんが。
世の中で難しい事は、新しい事を始める事。そして最大の難関はそれを続ける事。
ここはなんとか踏ん張って欲しいと願いつつ、ページをめくります・・・!
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
理想や情熱があってもそれに立ちはだかる様々な思惑があり……。
若い女性が一人で未知の世界で戦っているので、ついつい強気になるし、色々猜疑心も抱いてしまうし空回りもしてしまうんですね!
編集済
ヒサリ先生、このときよほどたくさんのことを一人で抱えていて気持ちに余裕が無いんだろうなと感じます。
世の中は不条理ですから、誰か一人にだけ極端に負担が集中してしまい気持ちに余裕が無くなるときってみんな少なからずありますからね。
持ちつ持たれつで理解し合いフォローし合いながら、苦難は乗り越えて行って欲しいですよね。
マルはきっと子供心にも心の芯では思っているのではないでしょうか。
ヒサリ先生が気がおかしくなるくらいにこれまで自分達の為に頑張ってきたことや、
ヒサリ先生自身の願望は常に後回しに我慢し押し殺してきたこと、
大切な生徒達をバカにされて本当はぶん殴ってやりたいくらいの怒りをぐっとこらえてきた怒りや悲しみの蓄積とか。
ヒサリ先生の精神的に抑圧された負担が少しでも軽くなってくれるなら、
自分に対して遠慮せずにネガティブな感情を吐き出して欲しいと。
作者からの返信
憮然野郎様、ありがとうございます!
ヒサリ先生には心の余裕が無い……まさに仰る通りです!
憮然野郎様はヒサリ先生の気持ちをわかっていらっしゃる!
それに比べてマルときたら……。本当に子どもですね。
ただマルもヒサリ先生が自分やみんなのためにしてくれた事を感じていて、だからこそヒサリ先生を畏れつつも慕い続けます。
バダルカタイ先生、去ってしまったのですね……。
ダビやトンニのようにヒサリ先生の元で学んで大人になっていく子もいれば、マルのように思い悩みながら自分の思いに蓋をしてしまう子もいる。ヒサリ先生の理想は正しくもあるけれど、それを人に強要することによって抑圧と同じになってしまう。ううん、むずかしいですね。先生の思いは、いつかマルに伝わるのかな……?
作者からの返信
朝倉千冬様、ありがとうございます!
バダルカタイ先生もヒサリ先生も理想の高い熱心な先生ですが、目指す方向がまるで違っています。アメリカの民主党と共和党とか、右翼と左翼位に……。
双方の言い分に共感出来るしどちらの先生も好きだからこそマルは悩み、自分の思いに蓋をしてしまいます。
マルとクラスメイトたちの行く末を見守ってやっていただけると嬉しいです!