ぼっちな俺は放課後、転校生ギャルのとんでもねえ秘密を知ってしまった

　孤独で口下手で無愛想な高校2年生──屋平歳平。

　ある日の放課後。忘れ物を取りに教室へと戻った彼は衝撃的な光景を目の当たりにする。数週間前転校して来た転校生が──クラスメイトの頭部を散弾銃で撃ち抜く、その瞬間を。

　しかもクラスメイトは死んでおらず、自分に何が起きたと言わんばかりに、教室を去って行った。

　何故か、そう聞かれた彼女は──こう答えた。

　この世界に化け物が居て、私達は武器を持ってそれを殺しているのだと。このクラスメイトは取り憑かれていた。だから撃ったのだと。

　こうして彼は、彼女の秘密に触れ、多くの事を知っていく。

　散弾銃、機関銃、狙撃銃。猟銃。拳銃。

　そんな『武器』を抱える彼らの甘酸っぱい青春。