概要
あたしは見た。――彼女が、あの鮫島雫が、自分の腕をひたすら噛むところ。
チョコレート嫌いの少女・目崎更紗(めざき さらさ)に、茶トラ猫のナゴがチョコレートをプレゼントしにやってきた! ……いやだから、あたしチョコレートなんて嫌いなんだってば。
ということで放課後、ナゴがいるだろう学校の屋上へ向かう更紗。もちろん、ナゴに文句を言いに。しかし屋上にナゴはいなかった。いたのは、あの有名な鮫島雫(さめじま しずく)で――そして彼女は噛み始めるのだった。ひたすらに、自分の腕を。
ということで放課後、ナゴがいるだろう学校の屋上へ向かう更紗。もちろん、ナゴに文句を言いに。しかし屋上にナゴはいなかった。いたのは、あの有名な鮫島雫(さめじま しずく)で――そして彼女は噛み始めるのだった。ひたすらに、自分の腕を。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?