概要
人知を超えた人工知能を中心に、誰かが紡ぐ物語
今から3年前、『そいつ』は突然現れた。
ネットワークに精神だけを飛ばしそこで行動できる『ダイブ』という技術の登場により、ネットワークは正式に『第二世界』と名付けられた。
ダイブが普及し、第二世界が身近なものとなった現代。第二世界で行われていた主要国首脳会議にて、参加者全員が電脳誘拐されるという前代未聞の大事件が起きる。
実行犯は自らを『ピースメーカー』と名乗り、おまけと言わんばかりに核ミサイルの発射システムを奪って消えた。
『平和』を愛する人工知能と、人類滅亡のスイッチを取り返さんとする人間。ただ、そもそもの始まりは、とても単純なものだった。
人知を超えた人工知能を中心に、誰かが紡ぐ物語。
※この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、地名とは一切関係ありません。