概要
敬虔な少年へ絶対神様から、10歳の誕生日に前世の記憶をプレゼント!
絶対神を熱心に信奉する少年ハルロッサは、中堅領主の次男である。
10歳の誕生日に濡れ衣を着せられ、処刑を待つ身であったが…………祈りが通じたか、崇拝する絶対神が目の前に現れる。
神から授けられたのは……封じられた前世の記憶。
生き急ぐあまり、闇討ちによって17歳の若さで命を落とした道重 開(みちしげ はる)の第二の人生は、10年のロスタイムとともに幕を開けた。
※作者注:転生前の物語が非常に長いので、さっさと転生後を読みたいせっかちな方は、2~7を飛ばして第8話を読んでください。
10歳の誕生日に濡れ衣を着せられ、処刑を待つ身であったが…………祈りが通じたか、崇拝する絶対神が目の前に現れる。
神から授けられたのは……封じられた前世の記憶。
生き急ぐあまり、闇討ちによって17歳の若さで命を落とした道重 開(みちしげ はる)の第二の人生は、10年のロスタイムとともに幕を開けた。
※作者注:転生前の物語が非常に長いので、さっさと転生後を読みたいせっかちな方は、2~7を飛ばして第8話を読んでください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!少し惜しいと思わせる作品ではあるが読む価値はあります。
ストーリー的には転生モノで2人の人格が混ざり合って前世の人格が強く出ているようだが第三の人格に生まれ変わるタイプの作品です。
お家騒動を経て、絶対神と行動する事でその絶対神を崇める宗教の腐敗などと政治的に……なんとなく力押しになりそうな雰囲気もありますが先を楽しみには出来る作品になりそうです。
力押しだと言うのは、お家騒動でのやり取りで少々、強引な展開がチラホラしていたので念密な計画がどうこうという方より、あっさり風味が好きな方の方が好まれると思います。
2つ、モノ申したい事があります。
セリフを連投する時が時折あり、その時の状況、絵が想像しにくい、描写不足が難点。
後…続きを読む - ★★★ Excellent!!!God 0nly Knouws
この作品には、一貫して「人生をばかばかしいものとして扱う態度」があって、そこが気持ちいい。
そしてばかばかしいものなのだけど、人生には危険なことが次々起こるから、仕方がないので主人公は力を発揮する。
この「しょうがねえなぁ」という態度が心地いいのである。
タフでクールなハルがその能力を存分に発揮して、精一杯の力でアタマとカラダをつかって現実を切り開く。
そしてまぁだいたいハルの思惑通りに行くのだけど、しかし思惑を超えた全然別の力が働いて、またもやハルは運命にもてあそばれる。
それはまぁ、人間とこの世界の縮図のようなものだ。
そしてこれほど笑える話もなかなか無いのである。