第9話 近況ノートで長文を書くわけ。
【Q】
近況ノートで更新のお知らせや宣伝以外にどうでもいいような雑談をかましてるのはなぜですか?
【A】
どうでもいいようなことでだらだらとしたくだらない長文を書くのが気晴らしになって好きだから、というのが第一の理由です。
そして人様の近況ノートを読むのも好きなのです。
近況ノートの新着欄から、更新のおしらせ、レビューのお礼以外の身辺雑記的な内容が書かれていそうなタイトルの近況ノートはひっそり読みにいったりしています。
もちろん、私と同じように近況ノートを読むのが好きな方の目にとまって「この人いっつも下らないことばっか語ってるなあ」とでも関心をもってもらえれば多少の宣伝にはなるな、という魂胆もあります。それが第二の理由です。
とはいえ、近況ノートの宣伝効果のほどはよくわからないんですけどね……。
自作を読んでもらうためには積極的に読みにいってレビューを書くのがよい、そもそも人の作品を読まないくせに自作を読んでもらおうというのが間違い。
カクヨムでPV率を上げるためのノウハウを語るエッセイではこの意見をよくみかけます。そしてそれはきっと正解なのでしょう。
さてわが身を振り返ると、カクヨムの作品を全然読めていない。いつか読もうとフォローはしているけれどそのままになってる作品が多いこと多いこと……(あああ……)。
読んで気に入ったものに対しては星とか応援は結構マメにいれるのですが、レビュー文はまだ書いたことが無いという体たらくです。故に上記の意見が耳に痛い。
すみません。読まないくせに読んで欲しいとか厚かましいことをいってすみません。PV欲しいとか言ってすみません。
言い訳をすると積読の本や図書館で借りた返却期限の迫った本がたくさんあってそっちを読むのをつい優先してしまい、カクヨムで読むのは読みやすそうなエッセイや短編などが中心になってしまうためです……自分は十万字越え小説とか平気で書く癖に。
レビュー文を書かないのは感想文が苦手なことと、いい歳こいて内弁慶な人見知り気質が矯正できず常に受け身の姿勢で人と関わろうとするところがあるためです。自分から人様の所へいってハートや星以外の痕跡を残すのが非常に苦手なのですよ……。「なんだコイツ」「相互狙いか?」とか思われたらイヤだなという気持ちから逃れられないビビり体質なもので。
(この章の本旨から離れますが、私はいただいたハートや星やレビューは全てワーイワーイ嬉しいなあ、ありがとうございます……と心の中で小躍りしながら全てありがたく受け取らせていただき、「もしかしたら相互やレビュー返しを期待されていらっしゃるのかなあ?」という類の忖度はあえてしないようにしています。私からハートや星を贈るときも「おもしろかったです」「私はあなたの作品が好きです」という気持ちのみ込めています。ハートや星をいただいたからお返しせねば……などといったお気遣いはせず、どうぞそのままお納めください)
(というか、ただでさえ趣味がキツイ小説ばかり書いていることもあり、「こんな人から星を貰ったからお返ししようと思って読み始めたけど全然好みじゃない。キツイ」といった余計な負担を提供する結果になってるんじゃないかと申し訳なる時もありますので……。お返しなどは考えずそのままお受け取りください)
ともあれ、自分にはできない、無理だ、やりたくないとか言って苦手なことにチャレンジすることをさけえる消極的なやつは一生中途半端なところにいるぞという人間の見本になりつつあるような気もしますがまあそれはそうとして。
他人様と自分から関わり合いになったりするのがどうにも気と腰が引ける。
しかしどうにか読んでもらいたい。
このような気持ちがあると、やることは自分のできる範囲で目をとめてもらう機会を増やすことと、宣伝で悪あがきをすることぐらいしかなくなるわけです。
自分のスペースはお店のつもりでやっていると以前このエッセイで書きましたが、最低限お店とその店主の名前を売ることぐらいはしなければなあ、と。
そんなわけで目をとめてもらう機会を増やす為に、コンテストに参加してみたり、できるだけ毎日投稿してみたり、地道な活動に励んでいます。
近況ノートでだらだらと雑記的なものを書くのもその一環ですね。
近況ノートは更新のおしらせやお礼としてのみ利用している方が多いので、それ以外の内容を書いていらっしゃる方は結構目立ちます。自分の芸風やキャラクターを売り込む場所としては悪くない所ではないでしょうか。現にここを通してお名前を知った方もいらっしゃいますしね。そういう方のページに立ち寄って、読みやすそうなものから読ませていただくことが結構あります。
これは個人的な感覚かもしれませんが、twitterでも拡散希望と頭につけてやみくもに作品のタイトルと概要だけを書き込んだツイートよりも、その人なりの個性や日常が垣間見えるツイートがマメなアカウントの方に興味をもつことが多いのですよ。
近況ノートでくだらないことをだらだら語ってるコイツは一体どんな小説書いてるんだ? というような興味をできるだけもっていただけるように、雑記とはいってもお読みいただいた方の暇つぶしに使える程度にはお楽しみいただけるものになるように、と一応心掛けています。
ただ、近況ノートはPVも表示されずイイネ的な機能もないのではりきって書いても手ごたえが薄いというのが残念と言えば残念です。
近況ノートから興味を持っていただき作品を読んでもらう……という道筋通りにことが運べば嬉しいものですが、果たしてこの通り上手くいっているのかどうか自分ではわからないところが多いのも残念ですね。グーグルアナリティクスでも活用しろってことになるのでしょうけれど。
余談ですが、一応宣伝目的でTwitterもやっています。でも上で述べました通り、宣伝よりも趣味や日常について語っているアカウントの方が好きだという己の価値観を優先しているために、およそ創作用アカウントらしくないことになっています……。
一応、自作についてとりこぼしたことなんかも語っていますが、先日までメインで語っていたことは「プリパラが終わって悲しい(うち三割くらいが「ドロカスさんは本当に可愛い」)」でした。
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