第21話 質問にお答えします。

【Q】

 思い切って質問を募集してみてどうでしたか?


【A】

 反応があって良かった……。「巨人の星」のクリスマス回みたいにならなくてよかった……。

 質問をくださった皆様、ありがとうございます。

 おかげで寂しさが解消されました。

 自分の作品についても考えるきっかけになった点に関しても良かったです。



 それでは頂いた順から回答してゆきます。


【Q】K-sukelemon様

 質問です!

 作品の世界観って、どんな風に思い付くんですか?

 特に、ゴシップガールを思い付いたきっかけとか、聞きたいです!


【A】

 こういう設定のキャラクターが出てくるストーリーが作りたいなあ……というところから逆算して世界観を作ることが多いです。

 よくショッピングモールが異世界交流の拠点になっている世界観を使いまわしていますが、もともとは「某女児アニメっぽくごく普通に異世界に行ったり来たりできる現代社会でわちゃわちゃする女の子の生活を描きたい」という所から始まって「じゃあ1999年に恐怖の大魔王が本当に降ってきたせいでなし崩しに異世界間交流が始まったってことにしよう」というフザケた世界観を用意した次第です。


 ゴシップガールの場合は、コンセプトの一つに「深夜アニメなんかのハーレムものや、ソシャゲでよく見かける『謎の怪物が襲来するようになって危機に瀕した地球を救えるのは特殊能力を持つ少女達だけであり、彼女らが一堂に会する軍隊か学校に一人だけ男子がやってきた』というアレをモブ少女の視点からやってみたい」というものがありました。

 そこからあの世界観は出来上がっています。

 基本的に現状の地球人は人類共通の敵が出てきたところで一致団結はしないだろうなあ……という思いがありますので、世界の外側から謎の怪物に襲われながらも人類同士のいがみ合いは継続しているという設定です。自分たちが認知している世界の外からどんなに凶悪な存在がこようが危機に瀕しようが、人類は何があっても一致団結しない(それでも周辺にいる気の合うやつらとは仲良くよくやりたい)というのは私のどの作品に対しても言える共通点かもしれません。



【Q】竹神チエ様

 質問です!

 文字数が多くなる、そうですね?

 私はなかなか増えない方なので、コツというか何か意識していることってあるのでしょうか。

 こういう場面や描写を増やす、とか?


【A】

 いや~……本当に何故増えてしまうんでしょう……。むしろ文字数を増やさずにすむコツを教わりたいくらいです。

 ああまた文字の量が増える……! ってなる時は、ここは語りたいしこのシーンは入れたい、このカットは切れないという場面がたくさんある時に多いですね。要は編集下手なんだと思います。

 あと、私の文章は基本的に饒舌なんですよね。くどいとも言いますか。そのせいで文字数が増えてしまうのかもしれません。書きたいシーンがあるときは会話も描写もねちっこくなりがちですし。


 ですので、若干くどめに書くなどを意識されてみてはいかがでしょうか。おしゃべりなキャラクターを一人入れてみる……というのは冗談としても、これだけは書きたい! というシーンの描写を丁寧にしてみては? でもこれをすると単にくどくなりすぎるかも……。

 うーん、ロクなアドバイスができなくてすみません。



【Q】美木間様

 質問です!

 ピクルスジンジャーさんの物語に登場する少女たちは、どんなスイーツが好きですか。


【A】

 おそらくこんな感じではないかな、というものを作品・シリーズにそって書いてみたところ、やたら長くなっていました……。

 うんざりされない程度にお付き合いください。


◇『魔法少女サマーキャンプ』

・モモ

 作中ではグミやジェリービーンズが好きということになっていました。

 多分、味よりも見た目がカラフルで楽し気なものを重視する気質であると思います。自分の故郷では食べられない合成香料や添加物の味も好きそうです。インスタ映えするスイーツが大好きでしょうね。


・マミ

 作中では、甘いものはそんなにすきではないけれど例外的に抹茶のクレープが好きということになっていました。

 クリームやフルーツでファンシーな見た目のスイーツは好みじゃないけれど、ドライフルーツを焼きこんだパン菓子だとか、抹茶や黄な粉や黒蜜などを使ったものを好むようです。


◇『胴なし馬のファラダ』

・リーゼル

 不遇な身の上であったとしても元王女様なのでそれなりに舌が肥えてていそうではありますね。

 今の暮らしでは贅沢はできないけれど、手仕事を惜しまない気質から鑑みて工夫を凝らして質素でも素材の味を活かした美味しいものを作っていそうです。

 卵とバターと砂糖をふんだんに使ったケーキがハレの日に作るとっておきのお菓子だったりするのかもしれません。


◇『世界を救った勇者の妻である元異世界の王女が描いたほのぼのエッセイ四コマ漫画。』

 『火崎日向子の友情と初恋。』

・火崎マーリエンヌ

 この人も元王女様ですが、おそらく庶民舌です。ハンバーガーを初めて食べて感激するお嬢様レベルかと思われます。

 なんとなく、いきつけのスーパーの中にあるミスドがセールをやると必ず買って食べるというイメージが今出来上がりました。

 あと、クックパッドあたりで紹介されている簡単に作れるスイーツレシピを試してみては家族に嫌がられていそうです。 


・門土みかど

 作中でもでも出ているように、ブルボン製菓原理主義者です。アルフォート過激派です。おそらくギンビスも支持していますね。

 ブルボン支持者になったのは、高齢女性の養女になったことに関係しているのかもしれません。


・火崎日向子

 母親が作るまずい手作り菓子でなければなんでもいいやという子です。

 みかどと一緒にブルボンの菓子をよく食べています。美味しいけれどルマンドはポロポロするのがちょっと困ると思っています。

 本当は亀田の柿の種が一番好きだと思われます。



◇『ショッピングモールのえる子と私。』

 『える子故郷に帰る。』

・える子

 ショッピングモール大好き、大人になってからの趣味にサービスエリアやアウトレット巡りが加わったというモータリゼーションの申し子のような異世界出身美女です。

 きっと休日には「ヒルナンデス!」で紹介されるようなところを車で訪れては限定のメロンパンだとかソフトクリームだとかを喜んで食べています。プリンも好きなようです。

 

・佐藤美里

 休日にパートナーと一緒にメロンパンやソフトクリームを食べるドライブに同行しながら、どうしてこの娘はこんなに食べるのに全然太らないんだろうとこっそり羨んだり、たまには地元に出来た古民家カフェにでも行ってみない? あそこ雑穀ご飯のプレートとタルトタタンが美味しいらしいよ? と思ったりしています(たまにそういうデートもします)。


・陽蜜(燐火)

 自分の村の近くでとれるベリー類を活かしたお菓子の味に口が馴染んでいます。

 かなり辺境の村育ちなので、味覚は結構保守的なようです。村の近くにくる商店で買う駄菓子が唯一知る外部の味なようです。シナモンによく似た香料の入ったお菓子を好むのではないかと思います。



◇『異世界まではあと何㎞?  ~魔法少女逃走中~』

 『焼肉とタバコと魔法少女と。』

・アサクラサクラ

 職業柄、甘いものが好きなふりをしていますが本当はそれほどでもありません。

 行きつけの焼き肉屋で、シメに食べる杏仁豆腐と柚子シャーベットが本当に好きなスイーツです。気分によって杏仁豆腐かシャーベットにするかを選んでいるようです。


・キリサキキッカ

 本人が宣言している通り、それほど甘いものを好みません。

 ただし、ドライフルーツだとか糖蜜と香辛料で固めたナッツ類だとか、日本人にはなじみの名無さそうなお菓子は例外的に好きなようです。

 スイカとかメロンだとか、汁気の多いウリ科の果実を夏場に好みます。



◇『千秋の本屋と無口なくまの子。』

・千秋

 中にネチャっとしたものが入っているチョコレートやキャンディー類以外のものはなんでも美味しそうに食べそうです。

 関東方面からのお土産ものだと、東京ばな奈より鳩サブレを喜びます。


・こぐれ

 ビスケット類が好きそうですね……。森永でいうとムーンライトよりマリー派。

 ナッツ類も好んで食べそうですね、アーモンドチョコなんかも好きかもしれません。


・ミサコ

 ワンプレートに盛られたカフェスイーツをみると若気の至りでイキりたおしていたことを思い出しそうになるのですが、どうしてもそういうものに惹かれてしまうようです。

 地方に旅行に行ったりすると、ガイドブックなんかを片手に「地元のかわいいお菓子」なんかを買ったりしては「またそういうサブカル女子みたいなことをする!」と姉にズケズケものを言われて口喧嘩になります。



◇『テレビ、そして異世界を滅ぼした二人の少女についての覚書。』

・チタ

 おしゃれで高級そうで、自分の気分をアゲてくれるようなお菓子を好みます。クリームやムースでふわふわしたタイプのケーキやなんかが好きそうです。


・ジウ

 チタとは逆に、ガツーンとお腹にたまるタイプの庶民的なお菓子ですね。そういう「庶民的なものを好む自分!」というのを見せびらかすので、チタにうんざりされています(ジウは逆にチタの高級志向を「見栄っ張り」と心の中では鼻でわらっています)。



◇『月夜の森の魔女学校。』

・望月真帆 

 作中では、行きつけのスーパー内にあるフードコートのクリームチーズ今川焼を好むということになっています(これは実在するもので、結構おいしいのでこの子の好物に設定しました)。

 もともと甘いもの好きで、最近では作ることにも興味が出て来たらしく中高生向けのお菓子作りの本を読んで実際に作ってみては家族にふるまっています。今のところ自信をもって作れるのはクッキーやゼリーなどに限定されています。調理中に妄想に耽りやすいので難易度の高いお菓子では失敗しがちなようです。


・真宵ソラミ

 作中では同フードコート内にあるもんじゃクレープなる軽食を愛しています(これも実在するもので結構おいしいのです)

 医療系の魔女という家系の関係上、なかなか家で食べるのを許してもらえないジャンクな駄菓子をこっそり食べるのを楽しみにしています。



◇『雲鯨奇譚』

・鬼娘たち

 コンビニにスイーツの新商品が出たら仲間内の誰かが食べてみて、美味いだの不味いだの感想を語ります。その後、仲間が次々とそれを食べてみては、確かに美味しい、イヤ不味い、そんなことない、あれが美味しくないとかいうお前の舌がおかしい、そんなことないお前の舌の方がおかしい……等と、しょうもない論争をよく繰り広げております。

 最近の議題は「セブンイレブンのドーナツ、あれは結局なんだったのか?」です。



◇『マリア・ガーネットとマルガリタ・アメジスト、天国を奪い取る。』

 『放課後のウィッチガール』

 『バースデイプレゼントと女王の罪』

 『女王非公式会談 ~焼肉とタバコと魔法少女と。2~』

・マルガリタ・アメジスト

 作中ではチョコミントのアイスを好むことになっていました。

 単純に甘いだけではなく、苦みがまざっていたり、ミントやスパイスなど変わった味わいが深いものを好むみたいですね。

 経済的に余裕が産まれたあとでは、専門店の高級チョコレートを買っては昔の女優気取りで食べることで気分をアゲていそうです。お気に入りのショコラティエがいて新作が出来たら取り寄せたりしていそうですね。

 ただし体質の問題で、お酒の風味を活かしたスイーツは一切食べられません。


・マリア・ガーネット

 作中ではチェリーソーダなる飲料を愛飲していました。……これは実はチェリーコークにしたかったのを間違えてしまったものです。本当にこんな飲料があるのかどうかは不明ですが、まあファンタジーだし! で強引に乗り切りました。

 そのほかでもチェリーのフレーバーを好むようです。特に甘いものに目が無かったりするわけではないけれど、食べるからにはとにかくしっかりガツンと甘いものがいいという好みはあるようです。

 誰かの誕生日やお祝い事のある日にはちゃんとケーキと花を買うような、そういうマメな所があるので一緒に暮らす仲間からは慕われています。

 アメリカ(っぽいところ)育ちの女子らしく、m&m’sのチョコレートの色になにかしら自分の中のジンクスを抱えていそうですが、そういうのを気取られないように内緒にはしています(ただしパートナーにはバレています)。



◇『ハーレムリポート フロム ゴシップガール』

 『人豚小戚、厠生活をやめアイドルを目指す。』

・サメジマサラン

 本人が述べている通り、甘党なので甘いお菓子ならなんだってよいという子です。

 ただし胃腸があまり丈夫ではないらしく、小食なのでたくさんは食べられません。


・ワニブチジュリ

 お嬢様の侍女として育ったので良いものを食べて育っており、故に口が肥えています。美味しいものは美味しい、良いものは良いという区別はつくようなのですが、どうもそれが自分の好みとは結び付いていないようです。そのため現在自分はんなお菓子が好きなのか模索しています。


・シモクツチカ

 古い女流作家の小説にかぶれいているようで甘いものが大好きな女の子のことを見下し、お酒の似合う大人の女になることを目指しています。

 クリームやバター、砂糖をふんだんにつかったものはきっとバカにしていますね。

 そういう態度がサメジマサランをいらつかせています。


・メジロタイガ

 スイーツでもスナックでも、お菓子類はなんでも美味しい! 大好き! たくさん食べ物があるのって正義! という幸せなタイプです。胃腸も丈夫なようで食べ過ぎてもめったに体は壊さないようです。

 ちなみに作中でよく食べているアイスはガリガリ君的なヤツですね。


・メジロリリイ

 あまり食べることそのものに興味はないけれどずっと一緒にいたいと思ってること向かい合ったり並んだりして何かを食べることは大好き、という子です。その子と一緒にいられるなら食べるものはなんだってよいようです。



 ――とりあえず以上で。

 あまりキャラクターのこういうプロフィール的なことを表には出していなかったので楽しい作業でした。

 



 というわけで、2018年10月7日に頂いた質問に答えてみました。

 

 せっかく設けた質問コーナーですので、随時募集してみることにします。もし何かありましたらまたどうぞご利用くださいませ。お待ちしております。

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