第24話 私の書くヒロイン。

【Q】

 先ごろ、「男性作家が書くヒロイン」「女性作家が書くヒロイン」を比較するとこうなる、というtweetが話題になっていました。

 男性作家はヒロインの可愛さやおのれの萌えを優先する加点方式でキャラを作る、女性作家は同性からみても引かれないようなポイントを書かない減点方式でキャラを作る、といったものです。

 ピクルズジンジャーさんの書くものの殆どが女性が主人公ですが、このどちらにあてはまりますか。


【A】

 「遠くで見ている分にはいいが、同じ教室、同じ職場、三親等内など至近距離には絶対いてほしくない。いても絶対友達になれないし、なりたくない」「つうかそもそも現実にいやしねえよこんなヤツ」というキャラクターを主人公にしがちです。そういうキャラクターを前面に出さんで何が創作か! という意識がやや強いですね。

 ですので、むりくり先の2パターンに自分を当てはめると前者である自分の萌えを最優先にキャラメイクをするタイプに相当するでしょうか。 

 共感を優先したキャラクターでエンターテイメントを書くのは私にとっては大変難しいので、あまりやらないです。

(しかし前提になってるこの二つの分け方も、まあ根拠のあるものじゃありませんよね。tweetの主も偏見である旨を仰られていましたし……)

(あと、よくよく考えてみれば元tweetの「ヒロイン」って「男性主人公の恋のお相手を務める女性キャラクター」の意であって、「女性主人公」ではなかったのかも。まあそこにひっかかっていては本エッセイ始まらないので先に進めます)。




 またこちらのエッセイの間隔があいておりました。ピクルズジンジャーです、こんにちは。


 そんなわけで、しばらく前に見かけたTwitterネタに触発されたエッセイになります。

 上に述べた答えが全てになりますが、基本的に「誰がなんと言おうがこういうキャラクターが面白いと思うから俺は書く!」でキャラメイクをするタイプです。キャラクターどころか小説そのものがこのタイプです。

 だから、全教科満遍なく80点を取るような優等生ではなく、残りの教科は全滅だけど得意分野だけ百点満点を取るような極端なキャラクターを愛好します。万人に好かれるのは諦めた、一部の人に刺さってくれたら御の字だ、というのが私の書く女性主人公に概ね共通する点ですね。


 というのも、元tweet主の方が言うところの「女性から見てドン引きするような所が全くない」キャラクターを書くことが大変難しいからです。何故ならば、そういうキャラクターこそ私にとっては正しくドン引き案件な場合がままあるので……。

 これもまた偏見になってしまいますが、「お仕事は出来る、恋にはちょっと奥手もしくはいいなと思った男性からは異性として見られない(でもなんだかんだ「お前の仕事っぷりが好きだ」とかそういう方面でモテる)、女子力がないと自嘲しがち、周りにいる女々しいフェミニン系キャラクターや仕事のできない無能を心の中で一律下に見ている」というような、女性向けライト文芸系ヒロインが私にとってはダメなんですよ……(女性向けライト文芸のヒロインってこんなんか? となりましたが、数年前に数冊読んだライト文芸の先駆け的某ベストセラー作家さんのヒロインが大体こんな感じで肌に合わないこと甚だしかった)。

 何故にダメなのかざっくり言うと、「お前のダメな所は女子力が低いとかそういうとこじゃねえよ。女子力とか言っちゃうセンスもアレなのは確かだけど、本当は仕事面でも恋愛面でも他の子に比べて自分の方が評価されてしかるべきだと思ってるのにそういう己の暗部を頑なに認めない上に、それをイケメンに愛されることで埋め合わせしようとする所だよ」とブツクサ言いたくなる欲を誘発されるからです。そういう己の暗部を直視できるキャラクターなら好きなんですけどね。


 こういうタイプではないにしても、読者への共感を大事にするために各種欠点や能力を調整してあるアクの少ないキャラクターが自分にとってはちょっと難しい。

 めくるめくストーリーを疑似体験してもらうために個性をやや控えめに設定してある主人公というのもやっぱり難しいですね。これは女性に限らず男性主人公でも同じです。状況に振り回されてるだけになりがちで、書いている方もつまらない。シンプルに難しいです。


 欠点ふくめて個性をやや強めに設定して、主人公自らぐいぐい話を引っ張ったり引っ掻き回したりする方が圧倒的に書きやすいと、自分で小説を書くようになって実感しました。そのこともあって私の書く女性主人公はあんまり現実的でない変なやつであることが多いです。


 基本的に、昔からヒロインと対立するような意地悪なキャラクターや元気に嫉妬したりぶりっ子したり暴力ふるったり金銭にがめつかったりする女子キャラクターが好きだったのですよ。

 今でも、ああこの子現実にいたら絶対友達いないだろうなあ、孤立してるだろうなあ〜……というタイプのキャラクターが圧倒的に大好きです。そういう子たちがイキイキに大暴れしている作品も好きですね。私もそういう諸作品の後に続きたいという気持ちが創作の動機になってる所もあります。

 反面「こういうのは現実にはありえねえよ」と冷ややかに見ている自分もあり、それはそれで別種の創作のきっかけになったりもしてます。


 そんなわけで、私はむしろドン引きするような女の子を好んで書きますよ、ドン引きするような子が生き生きと輝ける場所であって欲しいではないですか、フィクションの世界ぐらいは……ということをお伝えしたかっただけのエッセイでした。

 まあ、女児アニメや『りぼん』『なかよし』『ちゃお』あたりの少女漫画でで主人公を務めるようなひたむきなタイプも好きなんですが、彼女らを輝かせるのもドン引きする系のキャラがいてこそではないでしょうか。

 





 ――とまあ、私の書くエッセイにしては短くまとまったので、以下にオマケ且つガイド且つ宣伝として自作のヒロインズについて簡単に紹介してみます。自作語りはかなり恥ずかしいけれど、たまにはやりたくなるのです。許してください。

 中~長編、もしくは複数の作品に登場するヒロイン限定です。

 新しいもの、コンテスト参加作から古いものへという順でやってみます。


・『ハーレムリポート フロム ゴシップガール』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315

 サメジマサランという特殊な学校に通っている中学三年相当の女子が主人公です。

 何かにつけて短気で衝動的で口が悪くて人に舐められるのを嫌う短慮なバカという性格ですが、偏差値的な意味で頭は悪くないらしく各場面でこざかしい一面を見せています。物怖じをしない性格であり、コミュニケーション能力もわりと高いところから妙な人脈を広げていたりします。恋愛が嫌いなようですが性欲はあるようです。

 一見子供っぽいけれど世の中にうまく馴染めない自分を持て余す短気な毒舌家としてスタートした筈のキャラクターですが、書けば書くほどびっくりするほどアグレッシブなバカになっていった為、書いてる方もいちいち呆れかえらずにいられないやつです。反面、少々酷い目合わせたり、汚れキャラのような扱いをさせても耐えてゆける力も持っているので、作者からすると信頼を託しやすい主人公になります。しかし自分の近辺にこんなやついたら困る。現実には……いるか? こんなの。


・『マリア・ガーネットとマルガリタ・アメジスト、天国を奪い取る。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884961908

 マルガリタ・アメジストという元魔法少女の少女娼婦が主人公になります。

 見た目は美しいけれど、狡猾で生き汚くて欲望に忠実で助平であるという性格になっています。愛する女の子のためや自分たちが生き延びるためには大嫌いな相手ともためらいなく手を結ぶし、卑怯な手段をとることも厭わない、そしてその際良心もさほど痛まないという頑丈で図太く、殺しても死なないような腐った根性を有しています。

 現実的な利益損得を優先して考える性格なので言動がいちいち理屈っぽいのですが、そのわりに非常に感情的な一面もあります。エレガントにふるまうのを好むようなので口調は丁寧ですが、口数が多すぎるので周囲にいる人間をしょっちゅうんざりさせています。

 頭の回転が速く自分たちの利になる行動を常に考えてヒロインをサポートするという役割を持つ子なので、地頭の悪い作者に多大な苦労を強いるけれど書いていて楽しいキャラクターでもあります(特に台詞を考えるのが楽しい)。しかし友達にはなりたくないし、やっぱり現実にいないと思う。こんなやつ。


・『人豚小戚、厠生活をやめアイドルを目指す。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886975228

 元浮浪児でアイドルを志し、最終的に女優になりあがる経歴を有する美少女が主人公です。作中で複数の名前で呼ばれていますが、この作品の本編である『ハーレムリポート……』ではメジロリリイという名で登場しております。

 幼少期に負った体験から大人や世の中から搾取されることに対する忌避感が非常に強く、自己防衛心と自立志向がかなり強い性格となっています。用心深くて猜疑心も強く、よくよくのことでは他人に心を許しませんが、一旦心を開いた相手には徹底的に甘えて依存する傾向があります。トラウマのこともあり、しっかりしているように見えて内面はかなりグズグズなキャラクターです。自立志向である元々の性格と後天的に獲得したキャラクターのせいで周囲との間に摩擦や確執を生みまくっていますが、本人はあまり気にはしていません。

 パートナーが自分さえみていてくれれば安定するタイプですが、言い換えるとパートナーからの愛情が希薄になったと感じると途端に不安定になるタイプとなります。その際には激昂しやすく凶暴な一面を全開にします。戦闘能力そのものは高くて暴力をふるうのにためらいは感じないキャラクターです。

 書いている分には楽しいけれど、ほんとお前めんどくさい奴だな……と感じるキャラクターでもあるので友達にはなりたくないです。あと現実にこんなのいるわけねえだろう。


・『異世界まではあと何㎞?  ~魔法少女逃走中~』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884092843

 アサクラサクラというアダルト媒体で活躍する年齢不詳の魔法少女が主人公です。本編は短いのですが、複数のシリーズに登場するキャラクターになります。

 自分がこれをやりたかったから、なりたい魔法少女の姿だからという理由でプライドをもって触手に巻かれているようなキャラクターです。が、元々気が荒くて暴力事も嫌いな性格ではなかったようで、契約先の悪い妖精の国の指示で各種悪事に協力していました。

 とにかく悪辣で強欲で、純粋に性格が悪い奴です。書いているときは結構楽しいのですが「こんなやつ書いていてこっちの人格を疑われたらどうしよう」という弱気の虫を疼かせるやつでもあります。そうならないように書くときは結構気合を入れています。

 こんなやつ友達になったら身の破滅だし、現実にいたら大問題だろう。


・『月夜の森の魔女学校。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883925611

 望月真帆という、夢見がちで引っ込み思案でコミュ障気味な女子中学生が主人公です。

 公立中学に通うのに挫折した経験を持ち、現在は特殊な学校で特殊な勉強をしているというキャラクターになります。落ち込みやすく、すぐに泣いたり泣きついたりする子ですが、友達のためになけなしの勇気を振り絞ろうとするところもあります。

 ヘタレで泣き虫で、それでも自分の好きなことや友達のためには頑張って全力を出そうとする子という女児もの定番のヒロインを書こうとして頑張ってい書いておりました。すぐに奇矯なキャラクターに走りがちな私にしては一番王道に近い主人公であると自負しております。

 しかし、やっぱり泣き虫だしヘタレだし友達になりたいかと言われれば熟考してしまうキャラクターです。読んだ人に「私みたいだなぁ」と思っていただければこんなに嬉しいことは無い。


・『える子故郷に帰る。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884507927

 陽蜜ヒノミツと呼ばれる異世界のエルフ耳美女が主人公です。

 こちらの人間の美意識では相当な美女なようですが、本人は辺境の村育ちなのでいろいろ雑であり、基本的に田舎や下町など自分の育った地元のこと以外はよく知らないし、地元の外にでることはないから他の世界の常識のことは基本的にどうでもいいと思っているいたってシンプルな性格と思考回路を有する人です。

 本作に登場するもう一人の語り手である佐藤美里ですが、本作の親作でもある『ショッピングモールのえる子と私。』(2018年12月23日現在pixivに出張中)でも語り手を務めたキャラクターです。もともと狂言回してきな性格の強いキャラクターであるため、私が書く主人公ではこの人が一番クセが少なくキャラクターとしてのフックが少ない人になっていますね。そのため登場させるときにはどういう風に書いたらいいのかとかなり気を遣います。難しい人です。


・『千秋の本屋と無口なくまの子。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884170280

 千秋という名前の小学四年生が主人公です。

 らくがき帳に自作の物語を書き、ホッチキスなどで本の形に綴じるという本づくりごっこを趣味にしています。誰に何をいわれようと打ち込んで楽しめる趣味をもつおかげか、基本的に情動が落ち着いております。周りの友達や家族には自己主張の激しいタイプが多く、人の話に黙って耳を傾けることができる稀少なタイプであるので「この子がいてくれないとなんとなく纏まらないなあ」という役割をもつ子として皆から意識されないまま重宝されている節があります。

 周囲の人間関係を一歩離れた立場から観察して、あれやこれやと思いめぐらせることはありますが、子供なのでよくわからないこともあるし、また子供はあまり難しいことに口をつっこむべきではないという分別も弁えていることもあって積極的に動く方ではありません。

 小学校から高校くらいにかけて、こういう大人しくて控えめで人をめったに悪く言わなくて対人関係のトラブルとは無縁だけど、話してみるとオリジナルの世界観を有していて結構面白いというタイプの友達に救われたことがあったなぁ……という記憶と感謝から創作したキャラクターであるように記憶しています。こういうタイプの人が周囲にいたら大事にしてあげてください。


・『テレビ、そして異世界を滅ぼした二人の少女についての覚書。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884245391

 チタとジウという、前世で関西人だった記憶をもつ異世界の少女たちダブルヒロインの物語です。どっちかというとチタがメインですが。

 お笑いマニアのジウは、「うちお笑いめっさ厳しいねん!」と言いがちなタイプの関西方面でよく見かけた人をベースに作ったキャラクターです。

 うぬぼれやでジウのことを醒めた目で見がちなチタは「とりあえず教室で一人で過ごすのはさみしいし一緒につるんどこう」という感覚で対して仲もよくないことグループになることをヨシとするような、大多数の方にとっては身に覚えがあるであろう感覚を基につくったキャラクターです。ジウはそんな子から陰で笑われていることを知らない、クラス内ではお笑い担当を自認してはしゃいでいるようなイタい子であるというキャラクターです。

 本当は別にこんな子好きじゃないし、他に気の合う友達ができたらそっちに移る気まんまんだけど、でも他にしゃべる相手もいないし……という中高時代のひりひりするような感覚を思い出していただけるような二人として描けていたなら幸いです。


・『火崎日向子の友情と初恋。』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884093966

 火崎日向子という、世界を救った勇者と異世界のプリンセスを両親を持つ女の子が主人公です。本作は短いのですが複数の作品に登場します。

 ファンタジーな経歴と能力を持つ両親のもとに産まれたけれど、本人のファンタジー的なスペックは皆無。しかし、正義感が異様に強い上にやたらと気が強く闘争的で自分が不当であると感じたことには周囲がどれほど火だるまになろうが勝つまで戦い抜くという一般女子としては規格外の根性と粘り強さと社会的な意味での戦闘力を有する女子です。故に、仲良くない子と馴れ合いの友人関係を築くようなことが死んでもできないし、してたまるか、それなら自分は一人でいることを選ぶというタイプでもあります。しかし現在、なぜかすさまじく陰険でねじ曲がった性格の女子と親友になっています(本人たちは親友だとは認めていません)

 そういった強靭なメンタルを有するためか、多少ガサツで繊細さに欠けるところがあります。メンタルの構造もかなりシンプルな女の子です。頭は悪くないようですが。

 すごくめんどくさそうだから友達どころか同じクラスにになるのも遠慮したいし、ここまで戦闘力がある女子は現実にはまずいないだろうということで。


・『胴なし馬のファラダ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883685096

 リーゼルという毒親育ちのお姫様が主人公です。

 昔は自分が頑張らねばない、頑張ったら愛情薄い両親に褒められて愛されるかもしれないと頑張っていたけれど、その呪縛から解放されて今は心穏やかにくらせるようになったという人です。周囲の幸せや自分の国の為にどうするべきかを常に考えて陰ひなたに行動しています。作中の登場人物から脳筋呼ばわりされていますが、結構傷つきやすくて繊細な一面もある人です。書くときには「自分の幸せには何が必要で何が不要かを知っている人」として書いていたような覚えもありますね。

 それよりなにより、よくまあ私の中からこんな気立てのいい人が出てきたな! と自分でもびっくりさせられるキャラクターですね。

 現実にこのような人がいるかどうかは分かりませんが、私の書いた作品の主人公で一番愛してくださる方が多いキャラクターおよび作品であるという実感がありますね。本当に愛されている人だよ、リーゼル……。

 それにしてもよく私の中からこの人が出てきたもんだよ……。今はバカと根性悪ガールばっかり書いているというのに……。別に好きで書いているからいいにしても……。


・『魔法少女サマーキャンプ』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883410187

 モモという魔法少女になりたい魔女の女の子、マミという魔女になりたい魔法少女によるダブルヒロインの物語です。

 モモは暴れん坊で短気、ときどき魔法を失敗させるドジもやらかすけれど、自分の夢の実現のためには一生懸命で友達思い、一般的な倫理観からはちょっとずれるものの意地悪をするやつはとっちめるというようなシンプルな義侠心を有するキャラクターでもあります。児童文学や昔の漫画映画的な雰囲気を残したわんぱくなキャラクターをイメージして造ったキャラクターでもありますね。

 マミはモモがそういうちょっとレトロなタイプなわんぱくキャラだったので、一見いい子の優等生だけど心の中には屈折した思いを抱えている、現代のYA小説に出てくるような女の子を意識して描いた覚えがあります。なお、マミは原宿系ファッションが似合う子のようですが本人は今は懐かしい森ガール的ファッションやカルチャーを好むという設定でした。理由は私が好きだから……。

 小学校高学年以上の子から楽しめる物語であることを意識しておりましたが、ある一定の世代の上の人にとっては「現実にはいなかったけれど、子供時代に読んだり見たりした物語に登場する懐かしい友達が出てくる物語」であることを目指して書いておりました。モモとマミという名前もそこによるものです。



 ――とりあえず以上で。

 簡単にすませるつもりが思いのほか時間と文字数を取られてしまいました……。


 傾向としては、書くときに苦労するのが分かってる癖にとにかく頭が回る女子キャラクターを出したがるところがありますね。愚鈍で愚昧な人間である私自身のコンプレックスの裏返しでしょう。

 そして振り返ってみてわかったところは、カクヨムで活動を始めた頃はかなり真っ当な性格の主人公を書いていたのに、だんだん複雑奇怪でやたら根性の悪い女の子を主役に据えるようになっていたことでした。一体なぜにそうなった? まあ、楽しいから別にいいけど……。

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