俺を女神さまが、魔王にしちゃったよ……?
かず斉入道
第1話 前書きと言うよりも? 少年の悪夢……? (1)
「あっ、ああん。あああん。あん、あっ、あぁ~ん。いい、いいわよ~。あなた~」
……ん? あれ? 何処からともなく聞こえてくるね~? 女性の甘い蜜のような吐息と淡い嬌声を漏らす官能的な声がね~。
と、なれば~? この甘い官能的な嬌声を聞かされた我等の脳は、『クラクラ』と、蕩けてしまう。
そう~? それこそ~? 我等は~、この可能農的な嬌声……。麻薬のような甘い声色を聞かされると、我等皆は、『オス』と呼ばれる生物なのだから。皆揃って発情期……。女王蜂や女王蟻の官能的な歌声とフェロモンに魅かれてしまう。
う~ん、それこそ~?
我等は働き蜂や蟻のように~。官能的な嬌声を漏らし謳う女性の奴隷として使え、従うようになってしまいそうだよ~。
まあ、それぐらい~? 只今官能的な嬌声と吐息漏らし~。部屋中……だけではないね~?
彼女が何処かの誰かさんと官能……。優艶に甘え交わり、官能的の歌う屋敷……では収まらないぐらい声を高くあげて──。彼女は優艶に歌い~。歌いまくるから~。彼女と何処かの誰かさんとが、重なり合い交わる部屋の外へも~。彼女の官能、優艶な嬌声の歌声は、声高くだから、屋敷の外へも響き渡る。
だから我は、彼女の優艶な様子と仕草に魅入り。甘い嬌声と言う名の歌声に酔いしれながら。『奥さま~? 外に声が漏れても知らないよ~?』と。嬌声を唄い奏でている女性が誰だかわからない筈なのに~?
我等も何故だかわからないけれど~? 彼女のことを『奥さま』と、呼んでしまったのだ。
う~ん、我等が漏らす言葉が、『奥さま』だけにととまればいいのだが~?
我等の口からは彼女……ではないね~?
我等は妖艶で優艶な様子の彼女の美しさに魅入り。甘い嬌声と言う名の歌声に酔いしれ……女王さまの放つフェロモンの虜になり傀儡されているのだから~。我等の女王さまへと警告をしないといけないと思う~?
我等は女王さまの働き蜂や蟻にも等しい者達だからね~。
まあ、そう言う訳だから。
「女神さま~。そろそろ~。気をつけないと~? 貴女様の御主人がお帰りなります~。だから気をつけてください~。貴女が今犯している優艶な行為は~。貴女の御主人を裏切る行為になりますから~。もしも~? 御主人にばれれば~? 別れ話などに発展をする恐れがあるので~。まあ、それだけで済めばいいのですが~? 今後は貴女の御主人に恨まれことになりますし~。最悪の場合は~? 貴女の命を御主人が狙うかも知れません~? だからお気をつけてください~。このアースガルズの新しき女王(クイーン)~」と。
我等は自身の女王さまへと報告──。ついでに諫めの言葉も告げたのだよ。
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