第34話 恋のライバル? (4)

(本文)


「うぉ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~!! い、一杯……一杯でたよ、フレイヤ──?」

「で、ですね~、ですね~、貴方──」


 今ね俺が召喚したグリム・リィーパーだけど。うちの奥さまと二人で抱き合いながら、大げさなほどはしゃいで大喜びすをしたのだ。

 だってね、本当に、沢山、沢山、沢山出たから。もう辺りにある建物等も沢山、沢山、沢山、破壊して回っているよ。


 だからね、もう、この辺りは、俺の可愛い部下達? の、骸骨さんと死神さんばかりになって。アケードの商店街や付近のビル等は破壊され、無残な姿になっている。


 まあ、そんな感じの辺りの様子だから。この辺りは無残にも廃墟な訳でね。先程迄いた警察や機動隊の兄ちゃんやおじさん達も。もうね、いない状態になった。

 だからもう、完全な廃墟で人も住めない状態だから。時間が経てば経つほど、俺は少しばかりというか、かなりの後悔をしている……。


 俺先程迄は興奮もしていた。沢山の部下達を召喚出来た事も大変に嬉しくてね。その辺りも俺の背を後押ししたのかな?


 本当に俺、後先考えずに自分の欲望……と、いうか嫉妬心からこんな大変な事を起こしてしまった。


 若いから感情に任せてしまったと。とてもじゃないが言い訳など出来ないくらい酷い事をしてしまったよ。


 ……本当にどうしたらいいのだろうか? と、悩むぐらいに。

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