裂鎖解放の戦機ラルキュタス

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テクノロジー・用語集

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・デベル

進出歴１００年代に開発・実用化されたニューソロン炉搭載人型作業開発汎用機械。主に宇宙開発の場において幅広く使用された結果、開発を意味する英語〈Development〉からやがて〈デベル〉と呼称されるようになった。

宇宙開発作業における汎用性の高さや、ニューソロン炉を搭載できるデベルそのものの出力・機動性の高さから作業用のみならず戦闘用の開発・配備も進められ、進出歴１５０年以降は人類の主要な機動兵器として認知されている。

※デベルの操縦方法

コックピット左右のコントロールスティック＋Ｂ－ＭＩ（ブレイン－マシンインターフェイス）を用いた疑似一体化による直接的システムリンク＋制御端末

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・ＡＰＦＦ（Anti Physics Force Field）

対実弾フォースフィールド。

エネルギーの力場を展開することによって実体兵器の攻撃を無効化する防御システムで、現代ではごく一般的な戦闘用デベルに常備されている。

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・ニューソロン融合炉

星間物質をベースに生成できるエネルギー粒子〈ニューソロン〉を抽出・凝縮・核融合させることによってエネルギー源とする技術。

進出歴以降に世界中で普及し、事実上星間物質が存在し続ける限り資源が枯渇することがないため、人類のエネルギー問題を一挙に解決して見せた。

これは〝７７人の宇宙飛行士〟の一人であるウィリアム・イクソン博士の発明であり、彼が全世界に設計図を公開・特許権を無料化した結果、現在では人類の主要なエネルギー獲得源として、全世界のあらゆる場面で普及している。

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・ステラノイド第１世代

〝７７人の宇宙飛行士〟の遺伝子をベースに、さらに強化が施されたクローン。

遺伝子操作によって身体機能、認識能力、情報処理能力他基礎的な能力全般が強化されている。

５ヶ月で１４～５歳程度の肉体に成長し、死ぬまで老化しない。

その結果寿命因子の劣化が早く、４０年以上は生きられない。

２０歳を超えると〝長老〟として尊敬の対象になる。

『人間の役に立つこと』と『自分を犠牲にすること』を優先するよう遺伝子にプログラミングされ自己犠牲本能と化しており、戦闘時には無鉄砲な行動を取ることも。

過酷な環境に適応するため遺伝子操作によって感情抑制、自己表現抑制機能が組み込まれているが、後天的な経験や努力によって人並みの感性を取り戻すことは可能。

（ステラノイド製造モデル一覧例　生産個体数順）

１．ホシザキ型（オリジナル：保志崎徹　ホシザキ・トオル）

２．ヨアヒム型（オリジナル：アレクサンディオ・ヨアヒム）

３．ヨドヴァノフ型（オリジナル：イワン・シャザヴィチ・ヨドヴァノフ）

４．イクソン型（オリジナル：ウィリアム・イクソン）

５．クレイオ型（オリジナル：ジャン・ロペ・クレイオ）

６．アーチル型（オリジナル：チェン・アーチル）

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・ステラノイド第２世代

人身売買され、第１世代同様過酷な環境で酷使される、宇宙植民都市における人間の孤児たちの総称。第１世代と同じ環境に置かれ、区別がつかないことから世代として分けられている。

進出歴１８０年代から、宇宙航路の治安悪化・宇宙植民都市の貧困拡大と同時期に現れ始め、第１世代同様人権を認められておらず、２０歳以上まで生きられる者はほとんどいないと言われる。

第２世代になる者は総じて幼児期からこの身分に落とされることが多いが、豊富な技術知識を有する第１世代に保護され、教育を施された結果、高い教育水準に達している者が多い。

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・デベルアスロン

スポーツ・デベルを用いた

１．長距離レース（地上・空中）

２．射撃戦（ライフルシューティング）

３．格闘戦

の総合得点を競う競技。

地球で大流行し、オリンピックの主要科目にも選ばれている。

主に月にスポーツ・デベルに関する最新のデータが集まっており、研鑽のために月留学する者も多い。