〈機体・艦船解説〉(リベルター)
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※リベルター機は、主に月のクレーター名から命名され、その中にリベルターの頭文字である〝L〟を加えている。
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・XLAD-22〝ラルキュタス〟(〝L〟-ARCHYTAS)
リベルターの次期主力技術実証機
既存のデベルを凌駕する性能を誇るが、敏感・複雑すぎる操縦性や先進的すぎる機体制御システムを従来のOSがカバーしきれず、エース級パイロットでもまともに操縦できないほど。
一度に莫大な情報量を制御しなければならないため、人間がB-MIを使って機体制御しようとした場合、その交換情報量の多さで脳に深刻なダメージが与えられる恐れがある。
ソラトによって新たにOSを書き換えられ、さらにステラノイドの脳機能がB-MIを制御し、本来の機体性能を引き出すことに成功。UGFの最新鋭機すら圧倒する。
名前の由来は月のクレーター「アルキュタス・クレーター」より。
▽全高:20.66メートル
▽重量:41.19トン
(武装)
・INR-22AB掌部ビーム砲・ビームブレード生成システム×2
・DHB-300実体長大型ブレード。
・LW-50 100ミリビーム・実弾複合ライフル
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・XLAD-23〝オルピヌス〟(A-〝L〟-EPINUS)
リベルターの新型兵器試験機。
宇宙艦のアルキナイト装甲すら分解できる超電磁構造分解粒子ビーム〝プロメテウス〟砲の試験母機として開発。
しかし〝アルキュタス〟同様、制御システムの不完全さによってロールアウトが大幅に遅れていた。
ソラトが書き換えた制御システムを移植することによって戦闘能力を獲得する。
名前の由来は月のクレーター「エピヌス・クレーター」より。
▽全高:19.08メートル
▽重量:88.20トン
(武装)
・SI-P-433〝プロメテウス〟超電磁構造分解粒子ビーム
・LW-43(S)100ミリ複合ショートライフル
・LWBP-100近接専用ビーム・実体複合ブレード
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・LAD-15〝シルベスター〟(SYL-〝L〟-VESTER)
リベルターの新型デベル。
それまでの主力機〝ラメギノ〟が低コストと整備性、簡易操縦性を重視していたのに対し、徹底した性能強化とソフトウェアの高度化、新型ニューソロン炉の導入が推し進められ、UGF新型主力機に並ぶ戦闘能力を発揮できる。その結果、機体の高コスト化に結び付いたものの、資金力に余裕を持ち始めたリベルターによって各部隊へ続々配備が進んでいる。
名前の由来は月のクレーター「シルベスター・クレーター」より。
▽全高:18.08メートル
▽重量:40.11トン
(武装)
LW-43 100ミリビーム・実弾複合ライフル
LWP-22(G) 大質量ハンドアックス
M870ビーム・実弾複合ショットガン(特別製・月雲機のみ装備)
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・LAD-16〝ラメギノ〟(〝L〟-AMEGHINO)
リベルターの現主力デベル。
構造の簡易化によってコストの削減と整備性向上が図られ、導入された簡易性重視の操縦システムによって練度の低いパイロットにも扱いやすい機体となり、黎明期のリベルターの戦力中核として大量配備された。
〝シルベスター〟への置き換えが進みつつあるものの、未だリベルターの戦力の中心であり、カスタマイズによって十分に新型機にも対抗できる素養を有している。
名前の由来は月のクレーター「アメギノ・クレーター」より。
▽全高:17.88メートル
▽重量:38.44トン
(武装)
LW-33 100ミリビーム・実弾複合ライフル
LWP-10 シールド格納ブレード
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(登場艦船解説・リベルター)
・LSS-10〝マーレ・アングイス〟
リベルターが開発した新鋭マーレ級多用途強襲母艦の1番艦。
最大25機のデベル、4000人以上の乗員を収容できる大型艦で、従来のリベルター艦船とは一線を画す強力な戦闘力、速力、航続距離を誇る。
常に人員不足に悩まされるリベルターのため、徹底的な自動化が施された結果100人以下でのクルーでも運用可能。
全長:501メートル
乗組員数:185名
艦載デベル数:最大25機
(武装)
・HEB-774(B/P) 200ミリニューソロン粒子ビーム/実弾砲×4
・対艦ミサイル〝シードラゴン〟発射管
・近接防御システム
30ミリビーム/実弾砲
対高機動機 短距離ミサイルシステム
・ルーク級強襲艦(リベルター)
老朽化・旧式化によって廃艦となったかつてのUGF所属強襲艦ルーク級をリベルターが裏ルートを通じて購入、改装を施して運用している艦船。
現行のUGF主力艦には太刀打ちできないものの、武装とデベル艦載能力の強化が施されマーレ級と連携運用することによって戦列艦、デベル母艦、後方支援艦として活躍する。
(武装)
・HEB-522(B/P) 150ミリニューソロン粒子ビーム/実弾砲
・対艦ミサイル〝バジリスク〟発射管
・近接防御システム
30ミリビーム/実弾砲
対高機動機 短距離ミサイルシステム
・南沙級母艦
民間宇宙船では最大級の民間船・南沙級大型貨物船をデベル母艦として改装したリベルター艦。
マーレ級程ではないが12機のデベルを運用可能で、マーレ級就航までリベルターにおける主力母艦として位置づけられていた。
ただし、元が民間船であることからニューソロン炉出力が比較的低く、強力な火器を搭載できないためルーク級のような戦闘艦とセットでの運用が求められる。
(武装)
・対艦ミサイル〝バジリスク〟発射管
・近接防御システム
30ミリビーム/実弾砲
対高機動機 短距離ミサイルシステム
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