ヤスダとオレ　

本編をよりよく理解する前に「アブノーマル」の意味を調べてみました。 一人称のせいなのか、「これ、普通から逸脱してるの？」と思いました。 （いや、わかりますよ。痩せすぎているんですよ…続きを読む

だからこそ、気づくための一歩として、この作品を読んでほしいです。 （この作品を紹介する時、誰もが「本当に豚が坂を下っている」と説明するでしょう。でも、それだけではありません）…続きを読む

企画から来ました！
斬新で、とても面白いです。ワクワクしたい人にオススメです。

さて探偵は解答を思いつけるのか？

短いけれど、心に残る引力を感じます。 なんとなく作者の伝えたいことを感じ取れます。 （なにが凄いかって、どれも素敵な詩だってこと。ハズレがない） 「平衡感覚」はかなり好き。これを…続きを読む

切ないけれど、切り傷を付けられるような痛みや首を締め付けるような苦しみは感じられません。 ちょうど良い切なさと、どことなく感じる優しさに包まれた詩を読みたい人におすすめです。 …続きを読む

摩訶不思議な世界観に注目してしまいそうになるが、実際のところ彼は苦しんでいる。深刻なのに、世界観のせいであまり深刻そうに見えない。だから辛い。 序盤で野球選手だと自己紹介している…続きを読む

夢を叶えるためにクレープ屋で働く桜井もも。ある日彼女に一目惚れをした柊生くんとの出会いで物語はスタートする。 15話まで読んだ時、「この作品って『私の悲鳴を聞いてくれ』に参…続きを読む

「王様はこれのせいで死ねないってことはありますか？」 「君の作るカニチャーハン」 「王様はこれがあるから生きていけるってことはありますか？」 「君の作るカニチャーハン」 「同じじゃ…続きを読む

「前向き」とか「激励」ではニュアンスがちょっとちがう。「チクショウ」としがみついているような反抗的な感情を感じました。 誰の言葉なのか忘れたのですが「この世界は素晴らしい　戦う価…続きを読む

　人生は誰でも大なり小なり、苦しいことはあると思います。だからこれからは、辛い気持ちになったら恵まれた過去を言い訳に我慢しないでください。 　我慢する癖がついても、ダメージはあとか…続きを読む

隔てられているもどかしさのせいで
僕の感情がくすぶる

心の中で声をあげても
この思いは君に伝わっていない



※他にも「歌」に関する詩が、目に焼き付きました。

最後の最後まで想像に裏切られてばかりだけど、絶望していない姿に好感を持ちました。 深刻に考えすぎないで淡々とした文体のお陰でさらりと読めました。「まあ、こんな世の中だけどさ、肩肘張…続きを読む

詩のような文体で、心情がしっかりと描かれています。絶望のまっただなかにいるけれど、文体のおかげで苦しさは軽減されています。それでも主人公の感情はありありと想像できるのです。 ※…続きを読む

「死にたい」や「息苦しさ」がダイレクトに伝わってきたからこそ、ワタシの心は癒されたのだ。素直な「死にたい」や、前向きな人間への感じ方がワタシと似ているからなのか、仲間を見つけたよう…続きを読む

不思議な世界観です。電車に乗っている「私」と現実がリンクしています。彼女にとって電車が中心で、友達や両親は介入してくる立ち位置です。 この不思議な世界観のおかげで、苦しみが半減され…続きを読む

どうすればこの人の心は満たされるのだろう？ 頻繁に会って、適切な言葉と真実の愛をもらう？ なんとなく、彼は執着してしなさそう。愛が欲しいのなら、くれそうな人にかえたほうがいい。で…続きを読む

はたから見ると、頭に血がのぼっているからとはいえ暴走しすぎじゃないかと感じます。しかし当の本人は歯止めが効かない様子。
怒りは身を滅ぼすのだと感じました。

何気ないやりとりだと思っていただけに、ラストであっとなりました。急降下のように感じたラストを知った上で読み返すと、「何気ない」部分にはちゃんと意味があるのだと気付きました。 オリ…続きを読む

本編のメッセージを読み取るだけでなく、レビューやコメントも読んでほしいです。すべてに意味があると思ったからです。 ぜひ自分なりに考えてみてください。 ※どうしたって、他人は自分…続きを読む

だって好きに振る舞うのはあなただけじゃないから
冷静に考えればその通りだ。どんな反応をしても相手の自由だ

そうなんだけど……そうなんだけどなあ

続きが気になる終わり方をしています。
彼女の正義で報われるのは誰なんだろう、と考えさせられますね。

この作品は、雨がひどくて雨宿りが終わりそうにない人に読んでほしいです。
ある人の、打開する心の流れは目から鱗が落ちました。こういう感じ方があるのですね
交流の大切さに気づけました。

　主人公に優しくしてくれる人たちがいる反面、そうでない人は容赦ない。 　物語に必要だとしても、どうしてこんな理不尽な目に遭わないといけないのか、吐きそうになった。しかし読む価値はあ…続きを読む

まだ二話しか読んでいませんが、二人のやりとりに引きこまれました。話を聞いてくれる相手がいるのは救われます。 これからどう物語が展開していくのでしょう？ タグのあるワードが気になり…続きを読む

からす…？
本当はなにを言おうとして、こういう言葉をえらんだのだろう？

　だから、これまで逃げたことやダメな部分を引き摺り出さないでくれ。ようやく殻を外したのに、いきなり世間が攻撃してくるのは何故だ？　その対応は常識では当たり前で、だから彼は傷つけられ…続きを読む

そんなに世間は窮屈で理不尽なものだっけ？ ワタシはこの詩を九月に読んでいる。 九月というのは学校に通っている人にとって地獄の始まりだ。 九月になって何もかもが億劫な人よ、ぜひ…続きを読む

何気ない一言にハッとさせられる時がある。 （餓〇とアレの対比にヒヤリとした） 自分の視野の狭さを痛感する。 みんなが器用に生きているように見える。 どうしてワタシはうまくいかないの…続きを読む

秋刀魚が嫌いになった経緯が語られている。 物語の半ばを過ぎた頃になって、ワタシの疑念は募っていた。つらつらと幼少期が語られるのだが、秋刀魚が一切出てこない。それどころか、大人がその…続きを読む

正しさは優しくないからワタシは嫌いだ。 だけれども、正しさは物事を測るだけで、だれの味方にもならない。平等かもしれないが、優しくはない。 それでも、優しさを向けられない人にとって、…続きを読む

ある詩をもとに作られた物語たち。（その詩を知らなくても十分。苦しみが伝わってきます） フリーターと高校生は、誰かに苦しめられたのではなく自分で追い詰めているところが切ないです。 …続きを読む

ああいう時って妙に意識はくっきりしていて、でも体は鈍いんだよ。 頭を動かそうとしても、なぜかうまくいかない。しかたないじゃん。 これがさ、集団行動を強いられる社会とかだったら、「ち…続きを読む

「それでも前を向こうとしているけど……うん。ワタシには耐えられない。これは辛い。一緒に笑えない」 文学に触れていると、こんな経験は一度もしたことがないのに登場人物に共感してしま…続きを読む

　ある事件をきっかけに、事実が明らかになりました。しかしすべての真相が判明したわけではありません。 　肝心の彼の心情が伏せられているので、モヤモヤします。少しでも楽になっていること…続きを読む

「歌詞だってさ。ロックって、どんなメロディなんだろ？」 「明るい曲だと塞ぎ込んでしまうから、控えめな曲調がいいな」 「本当にロックがわかってない発言だな」 「そういえば、とてもしん…続きを読む

夜しか心が休まらないワタシにとって、大きな溝を痛感した作品だった。 この人は最初からまともだったんだよ。才能がないからと絶望しているけれど、どうか落ち込まないでください。 あのね…続きを読む

「こたえは……生き続けるしかないな」 「この悶々を抱えて生きろと？」 「今が辛いなら、辛さから遠ざかるしかない」 「生きていれば、良いことに巡り合うかもしれんしな」 「落ち込んでい…続きを読む

ワタシは器用ではないから、いつも力み過ぎて疲れている。 世界は怖いものだと瞼を半分閉ざしているくせに、怖いものはすぐに見つけてしまう。 ここは痛いけど首をくくる勇気はない。 逃げ…続きを読む

　奇妙な夢のせいで眠りが怖くなった彼女。 　その原因を探るうちに、夢に登場する魔女がよく知っている人物ではないかと気がつきます。 　なぜ魔女として夢に現れたのか？ 　なぜ毒を飲んで…続きを読む

タイトルにオチが書いています。 なぜ失敗したのか原因をたどる本編を読んでいくうちに、共感が募って行きました。材料集めで不要な迷いは、よくわかります。 とくにミキサーのくだりが理不…続きを読む

　味噌が多いエビ男が事件の謎を解くことになりますが、容疑者にエビータさん入れた時点で「これミステリー？　ギャグが強めのミステリー詐欺じゃないか？」と疑わしくなりました。 　いや、わ…続きを読む