概要
心の鈍痛を描く、陰鬱で美しい純文学と詩の短編集
主人公の魂や感情、悩みや痛みをしとしととした文体で描く短編集。ネガティブな感情をそのまま肯定するお話が多いです。
陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。
全話完全独立なのでご興味のある回だけ読むのもオススメ。
詩、純文学等のジャンルはサブタイトルに明記します。各話の内容概要は下記。
1『一匙の毒で』 独占欲を抱えた人の罪の独白
2『どうか見ないで』 誰かを恋うことへの恐怖
3『夜のカメリア』 美しい殺人鬼の乙女と恋人の物語
4『ピアスホール』 耳朶を穿つ、変化への羨望
5『My beloved despair』 ある創作者の絶望
6『シャイで素直で残酷で』 物書きと、読み手と
7『あなたが嫌いでした』 誰しも抱いたことのある嫌悪
8『飽きに罹りて』 憂鬱な飽き性
9『上の空の希死念慮』
陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。
全話完全独立なのでご興味のある回だけ読むのもオススメ。
詩、純文学等のジャンルはサブタイトルに明記します。各話の内容概要は下記。
1『一匙の毒で』 独占欲を抱えた人の罪の独白
2『どうか見ないで』 誰かを恋うことへの恐怖
3『夜のカメリア』 美しい殺人鬼の乙女と恋人の物語
4『ピアスホール』 耳朶を穿つ、変化への羨望
5『My beloved despair』 ある創作者の絶望
6『シャイで素直で残酷で』 物書きと、読み手と
7『あなたが嫌いでした』 誰しも抱いたことのある嫌悪
8『飽きに罹りて』 憂鬱な飽き性
9『上の空の希死念慮』
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「死にたい」は魔法の言葉だってことを正常な人間は知らない。ちくしょう
「死にたい」や「息苦しさ」がダイレクトに伝わってきたからこそ、ワタシの心は癒されたのだ。素直な「死にたい」や、前向きな人間への感じ方がワタシと似ているからなのか、仲間を見つけたような感情が湧き出る。
(企画を立てて良かった。参加してくれてありがとう)
「あなたが嫌いでした」の、ある行動のせいで最初から嫌いだったと気づく流れが切ないです。「嫌いになった」のではなく「ずっと嫌いだった」。この違いに気づいてほしいです。
「どうか見ないで」や「宝石のような 言葉と内臓」を読んで、人付き合いの苦しさに共感しました。