『防波堤のうた』 詩
波がゆらゆら楽しそう
魚がたくさん群れている
星のきらめき並べたら
高波に乗って空高く
とっても素敵 ああ素敵
波間に隠れた小魚嘆く
水面へゆくには群れなくちゃ
言葉のきらめき並べてさ
さあゆくぞ空高く
とっても素敵 ああ素敵
気をつけてねと大きな魚
わたしの波は大きいの
周りの小魚気をつける
大きな魚は悠々と
とっても素敵 ああ素敵
猫は遠くから見てました
きらきら波を見てました
大きな魚が波起こす
仲間の魚はついていく
あらあら大変 ああ大変
猫は遠くから見てました
大波小波を見てました
水の下の魚たち
恨みがましく見上げてる
あらあら大変 ああ大変
そのうち波が近づいて
猫は慌てて逃げました
けれど波は大きくて
猫のふわふわは濡れました
あらあら大変 ああ大変
防波堤を作りましょう
猫は急いで大仕事
緊張するけど作りましょう
猫はどきどき大仕事
よくできました はい完成
大きな魚がぶつかって
越えられないから大丈夫
きらきら波は遠くなる
安心安心 一安心
小さく大きな防波堤
けれど大事な防波堤
猫は時折作っては
大波小波をさけました
知恵よ力よ 身を守れ
そうして猫は大あくび
もう大丈夫と 一眠り
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