好きな色と似合う色が同じであるとはかぎらない

何気ないやりとりだと思っていただけに、ラストであっとなりました。急降下のように感じたラストを知った上で読み返すと、「何気ない」部分にはちゃんと意味があるのだと気付きました。

オリーブの覚え方や、ある人のセリフからラストの繋げ方など、「組み込ませ方」に作者の才能を感じました。ワタシは人の目を惹きつける文章力も巧みな構成力もないから、うらやましくて仕方がないです。