もしこんな子が実際にいるのなら、ぜひお友達になりたい
- ★★★ Excellent!!!
タグに興味を持って、本編を読みました。
そりゃコンテストに応募するのだから、つまらないものを書くわけがありません!
あとから追加されたであろうタグは涙の叫びのように見えて…。って、本当に〝なんで〟なのでしょうね。つかみのあるスタート、ハイテンションな主人公、これはかなり面白いですぞ。
なにより主人公がいいですね。物事を悲観的にとらえない思考回路のおかげで、多少理不尽な目にあっても安心して読み進められました。
この独創的な語りはつい目で追ってしまい、あまり本を読まない子にもオススメです。
ストーリーも良質で、コントのようなやりとりで笑っていたら終盤で感動します。
十三階段は優しく、八咫烏との鬼ごっこは年齢によって感想が変わりそうなので興味深いです。
そして、最後の最後で意外な展開。
ずっと、泥団子のエキスパートにはなんらかの伏線が張られていると思っていたので「えぇ!?」となりました。
軽妙な語りが特徴的なオカルトバトルはまだ続きそうですね。(完結済みなんですけどね)