概要
ワンダーランドにおいでよ~♪
緒代萌乃香は、有栖町に住む小学六年生。
有栖町には、ワンダーランドという不思議の国のアリスをモチーフにした遊園地がある。
有栖町の街並みは、そのワンダーランドに合わせてメルヘンな雰囲気に統一されていた。
そのため、親がお店を経営しているクラスメイトばかりだ。
しかし萌乃香の家は、なんの店も経営していない。
周囲は店なのに、自分の家だけは、ただの民家。
それが萌乃香のコンプレックスでもあった。
萌乃香は、一週間前の十二歳の誕生日に、不思議な能力が開花する。
それは、物に触れると「物にとって持ち主との一番の思い出」が映像として見えることだった。
幼なじみの西園寺航貴に、能力がバレてしまう萌乃香。
航貴に、「兄貴を探すのを手伝ってくれ」と頼まれ、しぶしぶ了承する萌乃香だが……。
有栖町には、ワンダーランドという不思議の国のアリスをモチーフにした遊園地がある。
有栖町の街並みは、そのワンダーランドに合わせてメルヘンな雰囲気に統一されていた。
そのため、親がお店を経営しているクラスメイトばかりだ。
しかし萌乃香の家は、なんの店も経営していない。
周囲は店なのに、自分の家だけは、ただの民家。
それが萌乃香のコンプレックスでもあった。
萌乃香は、一週間前の十二歳の誕生日に、不思議な能力が開花する。
それは、物に触れると「物にとって持ち主との一番の思い出」が映像として見えることだった。
幼なじみの西園寺航貴に、能力がバレてしまう萌乃香。
航貴に、「兄貴を探すのを手伝ってくれ」と頼まれ、しぶしぶ了承する萌乃香だが……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ただの女の子じゃなくなると、いろんなことが見えてきた
物語に触れていると、ステキなシーンを目の当たりにし、魅力的なキャラクターにであう瞬間があります。
この感動を忘れないうちに、文字に残しておきます。
手に取った物の記憶を読み取れる能力に目覚めた萌乃香ちゃんは、この能力を活かして落とし主に届けています。
ところが、とあるぬいぐるみの思い出を覗くと持ち主の顔が真っ黒。悲しい理由で捨てられてしまったのです。そんなの可哀想だと萌乃香ちゃんは引き取ることに。
楽しくて嬉しくて最高だった思い出。
それなのに顔が見えない持ち主。
だけどある日を境に思い出が変化します。このシーンが『ワンダーランドのおひざもと』で一番印象に残りました。
あの…続きを読む