友未 哲俊

ゲーム好きで平凡な高校生である吉村聖也は、車に轢かれそうになった女の子を助けようとして死亡したが、気が付くと、全く見知らぬ場所にいた。 そこで出会った絶世の美女。セレスという女神…

高架下で、男子三人の遺体が見つかった。遺体には何かにかじられたような痕があり、その噛み痕からは柿の細胞が発見された。警視庁特殊生物対策課は捜査を始めるが、対策課の刑事を襲撃したの…

ワシはやっぱりクルマが好きです。還暦を過ぎて身体のあちこちにガタがきても、お金がなくても、気力や体力が下降の一途をたどっても。 書きたいことがいっぱいあって、第二部を始めることに…

「【第三回】ランダムワード小説」参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054935543689 ・頭蓋骨 ・光陰矢の如し ・ド…

今回は東洋水産高校が舞台！主人公の赤井Ｈ実は登校初日からハプニングに見舞われる。それは定番の出会いであったが、しかし、ここから始まる恋の物語は……。 甘酸っぱいカップ麺恋物語、開…

当人にとっては思い出すのも悍ましい、夏の熱帯夜にまつわるとても残念なお話。

金太郎ヘアのオンブズゥーマンは、赤ちゃん人形をおんぶしたイカれたおばちゃん。けど、けど、正義の味方。

信頼していた相手の「不実」に怒った女性は手紙を書きました。それが読まれることを確信して。 ミステリーの定義として「謎が提示されそれが解明される物語」と言うのがあったと思います。…

家族身内が集まり、和やかに過ごす秋晴れの休日。菊花展を見に訪れたお寺で起こった事件はその後、一家のミココロが試される事態に！…衝撃の問題作 !!

文章を書く練習、手慰み、または暇つぶし。 時事ネタを扱っておりますので、困ったときのネタ探しにどうぞ。

普通に生活していたのでは経験することにないような不可思議にも詳しい知識と臨死体験を持った七沢ゆきのと、その歴戦の雄姿にツッコミを入れる救急外来看護師・朝樹さんの医療？エッセイです…

昭和九年、初冬。荻窪に住む物書きの「私」が、妻と喧嘩して酒場に出る。そこで出会った作家の男に、仲直りに郊外に散歩に出るように勧められる。 二人で連れ立って、甲武鉄道に乗り国分寺村…

〈あの日、夕暮れの緋に染まる異界に足を踏み入れた先で、僕は怪物と出会った。〉 自殺した同級生の通夜へと向かうために、十年ぶりに地元に帰省した僕は、少年時代のその同級生との苦い想い…

子どもとの時間は、待ち焦がれたものであっても、悩みや後悔の連続に向き合ううち、瞬く間に過ぎ去ってしまう。あたかも、もがきながらトンネルを抜けた後で、今しがた通ってきた場所に煌めい…

自作の韻を踏みながら書いた詩です。

ある方の詩集を読んで、贈りたくなった言葉を詩にしました。 今は、この詩に立ち止まってくださったすべての方に。 気に入っていただければ幸いです。 どうぞ、ご自分宛と思って、遠慮な…

ある夏の夜、なぜかわたしは夜の公園にいた。どうしてわたし、こんなところにいるんだろう。そうか、また無意識に逃げてきたのかな……。 全五話。7500文字くらいです。

最愛の姫が復活した魔王に連れ去られてしまった。助けねば。 勇者と姫と魔王と魔法使い。剣と魔物の王道ファンタジーどんでん返し短編です。

疎遠だった幼馴染に違和感を覚え、少しずつアイデンティティを蝕まれていく女性のモノローグ。 某有名絵本へのオマージュ。

ポリコレが激しくなった近未来のハリウッドで、主演を勝ち取るためジュリアは同性愛者のフリをすることにした。アンナは偽装を承知で、一緒に住みサポートしてくれる。しかしそれでもハリウッ…

昔、読み聞かされた「かぐや姫」のお話を思い出しながら、書きました。 皆様の知っている竹取物語と若干ことなりますが、竹取物語は時代ごとにアレンジされてきた為、地域差・世代差の為だ…

日々の中から掬い上げたさまざまな思いを綴る、俳句&エッセイ。 一話があっという間の短さです。 どこから読んでも、好きなとこだけついばんでもよし。 よろしければ、お茶やコーヒー片手…

金沢で金箔職人をやっている、私のおじいちゃんの工房にロボットの研究をしている大学院生がやってきた。そして……

既作『そして私は神になってしまった』続編です。 かつて新興宗教に洗脳された妻を監禁までして再洗脳した夫。 夫を神と思い敬虔な信者残すように彼に仕えるがその関係に夫は疲れ果ててい…

帝政ロシアの末期。 莫大な借金を残して亡くなった父伯爵が美しい娘のソーニャに託した遺言とは……。 ＊他サイトとの重複投稿になります。 ＊ロシアの人は本名から独特の形に変じた愛称…

　24歳になる会社員、遠野悟は、うつ病のために半年間の休職を余儀なくされていた。家にこもり、変化のない生活を繰り返しているうちに彼の心労は次第に回復していくが、復職のことを考え始…

　クラリスは魔物が住むと言われる「おそろしの森」の奥で、レンガ造りの家に一人で暮らしていた。そんなクラリスを心配して、狩人の少女・アテルは頻繁に森を訪れ、雪かきを手伝ったり一緒に…

祖父の意思と仕事を引き継ぎ、海辺のコテージに住むギル。 彼は毎日のように波打ち際を歩き、探しものをしていた。 そんなある日、超新星爆発のために多くの宇宙船が緊急寄港する。 翌朝…

「鯨の大八」こと内藤大八は、旗本次男坊の放蕩者だ。 ある晩、内藤新宿でおもんという名の飯盛女（遊女）に声を掛けられた。 奇妙な縁から大八はおもんに入れあげ、通うようになる。

劇団sparkには看板作品がある。主人公が友と恋人を失う悲劇『誰が為』だ。ウィリアム役を演じる緒方と、その役を演じたい穂村。それぞれに感じ、考え、己の道を見定めた。これは、二人の…

今川義元は、駿河守護・今川氏親の四男として生まれ、幼くして仏門に入れられていた。 しかし、十代後半となった義元に転機が訪れる。 天文5年（1536年）3月17日、長兄と次兄が同日…

「選ばれし者」を自認する美形大学生・早乙女駿一は、不幸な事故で命を落とし美形の幽霊になってしまった。 だが謎の男ユアンによって、幽霊のまま死の二十四時間前に遡るチャンスを得る。 …

主人公が起こした轢き逃げ事件。しかし、事件が明るみに出ることなく... どこに消えたのか分からない死体。追い打ちをかけて主人公を襲う悲劇。 一般人でありながら、必死に捜査をする主…

科学の天才『航時』は、お幼馴染の『真美恵』と共に発明したタイムマシンの実験として二十年前の過去に行く。航時は二十年前の世界で、母に結婚の約束を申し込む前の父親を殺してしまう。それ…

ある日誇り高き公爵令嬢が自殺し、メイドが遺書を発見した。そこには「失恋した」と自殺した理由が綴られている。どうも不細工な庭師が関係しているらしい。

シニタガリって知っていますか？ 死にたいと考える頭の中に発生する、謎の思考回路の事です。 自殺を考える者に寄りつく悪魔や霊、はたまた特有のウイルスや分泌物が原因と言われていま…

とある女性の、事件と恋に関する証言記録。 ─── 【御礼】 ミステリーランキング週間9位/日間5位ありがとうございます。（それぞれ、2022/04/13、4/15付） ◯ …

まんねんろう【迷迭香】 香りが強いところから、「常に香りがする」という意味で「マンネンコウ（万年香）」と呼ばれていた。（語源由来辞典より） （文中に福田恒存 訳『ハムレ…

　複数の胡人（北方騎馬民族）が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。 　漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち捨てられた。 　そ…

野心的な若者のラウルは、大金を手に入れるために墓荒らしを計画する。ターゲットは豪華な副葬品と共に埋葬された大司教の柩。 墓荒らしには成功するものの、ラウルは仲間に裏切られ、西の…

戦国の武蔵野に覇を唱える北条家。 しかし、足利幕府の名門・扇谷上杉家は大規模な反攻に出て、武蔵野を席巻し、今まさに多摩川を南下しようとしていた。 この危機に、北条家の当主・氏綱は…

一分と少しで読めます。 二分もかかりません。 嘘じゃありません。本当です。

『かいそう』という共通タイトルを題した短編集です。時々増えたり減ったりします。 『回送　―夏の帰路、地方の犬―』…記録的酷暑の中で急な遠方出張に駆り出されたひとりの社畜が、帰り…

踏切があくまで喫茶店に立ち寄るお話です。

都々逸（どどいつ）とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌（1804年-1852年）によって大成された、口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。 【よく知られている都々逸】 …

きさらさんという女性がクマ屋というお店を作ります。 きさらさんは、お客さんの注文でいろんなぬいぐるみのクマを作ります。 きさらさんと猫とクマのほのぼの生活です。

「自分ノ触覚デ見サセテヨ、コノ世界ノ価値。写真ヤ言葉ダケデナク、コノ触覚デ」 　黒いローブで身を隠す少女は、老人にそう頼む。 　眼球代わりの、触覚を揺らしながら。 　変異体。…

20X X年、そう遠くない未来 　突如として世界中に響き渡るアポカリプティックサウンド、音はやがて集約し意味を持ち、言葉へと変わる。声の主イズライルによって与えられる能力『Gi…

生活力皆無の隠居占術師ジークムントのもとへ、突然弟子入りに来た少年ドゥイリオ。彼は十年前の内紛による孤児だった。 内紛の泥沼化に関与した過去を持つジークムントは、責任感と罪悪感か…