【短編】シニガタリ

作者 夜葉@佳作受賞

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★★★ Excellent!!!

冒頭からすぐに惹き込まれました。

生死について描かれた作品ですが
各々のキャラクターが持った正義感や愛情の歪みが魅力的でした。
愛し方は自分の信念だからこそ、歪んでる事に気が付けないのかもしれませんね。

死にたい、という気持ちを誰もが感じた事のあるように、
誰の心にも歪みはあるはず。
他人事じゃないような物語でした。


夢中で読みました。
面白かったです。ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

どうしてくれるんですか。勉強の休憩がてら読もうとしたのにこれじゃ勉強できませんよ。心理描写がうますぎです。冬月さんのサイコっぷり、死んだあかりのキャラ付け、主人公の性格がこの約7千字に濃く詰まっていました。読んだ後にため息が出ました。生と死というテーマは読者にインパクトを与えますがその分書くのが難しいと思います。見事な作品です。感服です。感動です。鬱です。でも、自分も頑張ろうと思いました。

★★★ Excellent!!!

ご縁があり、この物語に出会いました。読み終えましたので、レビューさせていただきます。

「死」というテーマを扱ったこの短編。短い物語の中に登場人物達の葛藤、思い、そして激しい感情。
そんなものが、誰の心の中にもありそうなそんなものが、シニガタリを呼びます。
起承転結がお見事で、特に物語の「転」となる部分では、本当に驚きました。まさかそんなことであるとは……。
そして小さいですが、登場キャラクター達が、少しだけ前に進めそうな、希望となり得そうな最後。そんな余韻の残し方もお見事でした。

短い物語の中に濃密に詰まった、生きることと死ぬことの物語。
他の皆さまも是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

「死にたい」なんて誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

この作品はその「死」について描かれたお話です。
学校という狭い世界を舞台にして少年少女のリアルな「死」に対する思いと「生きる」ということがとても素晴らしい表現力で書かれています。

この「生きる」というスパイスを入れることによって、より「死」を感じさせてくれる又は考えさせてくれる作品と言ってもいいでしょう。

たった一話の中でこれ程まで「生と死」、「愛情と憎悪」を見事に描かれている作品はなかなかないのではないでしょうか。
そして明かされる人間が持つ狂気の恐ろしさ。
もう一度書きます。
これだけの要素が「たった一話の中」にすべて書かれているんです!

正直なところ、ラストでは背筋がゾクッとしました。

この作品はけっしてホラーじゃありません。
しかし人の心を震え上がらせる何かがあるのです。

貴方の心の中に「シニタガリ」はいませんか?
油断しないで下さい。
「シニタガリ」はいつか貴方を狙ってくるかもしれませんよ?

★★★ Excellent!!!

学校で自殺者が増えている。“死”は連鎖していき、シニタガリが屋上から飛び下りている。

あかりという彼女が自殺したことに苦悩し、自らも死のうとした透。向かった屋上には彼女の友達だった冬月紡もいて、一緒に飛び下りようとしたのだが…!?

死の連鎖は断ち切れるのか!
生と死の間(はざま)でもがいた結果は…!?