概要
海道一の弓取り、今川義元の国盗り物語
今川義元は、駿河守護・今川氏親の四男として生まれ、幼くして仏門に入れられていた。
しかし、十代後半となった義元に転機が訪れる。
天文5年(1536年)3月17日、長兄と次兄が同日に亡くなってしまったのだ。
かくして、義元は、兄弟のうち残された三兄・玄広恵探と、今川家の家督をめぐって争うことになった。
――これは、海道一の弓取り、今川義元の国盗り物語である。
しかし、十代後半となった義元に転機が訪れる。
天文5年(1536年)3月17日、長兄と次兄が同日に亡くなってしまったのだ。
かくして、義元は、兄弟のうち残された三兄・玄広恵探と、今川家の家督をめぐって争うことになった。
――これは、海道一の弓取り、今川義元の国盗り物語である。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魁の巨星
戦国武将といえば、最も有名なのが織田信長ではないだろうか?天下獲りに王手をかけた男。
しかし、その信長よりも先に天下を手中に収めようとしていた男がいた。天下に最も近かった男。無類の戦上手。
ところで。歴史に『もしも』は、ない。
しかし、それでも『もしも』と問うならば。・・その事件が起こらずば。
織豊政権は興らず、徳川時代など到来するはずもなかった。
その男を破った信長は光秀に討たれ、光秀を破った秀吉が天下人となった。やがて秀吉の後を襲った家康が世を制した。
・・その男から続く一本の道を辿るようにして。
天下は、成った。
その男。
今川義元。
戦国の世を先駈けた巨星。
これは、その物語で…続きを読む