お嬢様の遺書

途中までは、割と普通に進んでいきます。

このまま静かに終わっていくのかな、と思いきや……

最後に驚きの展開。「えっ……」となってしまう事実。

ぜひお確かめください！


Meeka

タイトル通り『お嬢様の遺書』を主軸とした内容ではあるんですが、ラストの種明かしが凄く鮮やかで、怖いと同時にハッとさせられました。
書簡形式を上手く使っていて、短編でサクッと読める長さでありながら満足度が高いです。質の良いお話を読ませて頂きました。

　この度は、自主企画にご参加いただきありがとうございました。
　お嬢様口調で語られる「遺書」の滑らかな描写から、後半のドロドロへ持ち込む落差がとても気持ち良かったです。

タグに「どんでん返し」とあるように、内容に触れるレビューが少し難しいのですが、最後の一言でガツンとパンチの効いた作品です。
短くてすぐ読めますので、ぜひ読みましょう。

読み易い文章からの、秀逸なオチ。というか、秀逸すぎるオチ。
思わず読んでいて「怖ぁっ！？」と声が出ました。
長編を読むor書くのに疲れた貴方、ぜひこの作品をご覧になってみては？
よく計算され、練られ、非常に完成された本作が、きっと貴方を満足させることでしょう。
　
いや、しかし怖えーわ。

　深窓のお嬢様が味わうはかない思いに、お茶（麦茶よりは紅茶が望ましい）でも飲みながらお付き合い。
　詳細本作。

一人称視点で描かれているこの作品ですが、まさかその時点で描かれていた理由がそんな理由だったとは……

ええ？！とつい口にしてしまうようなオチで、楽しめました！

文体もテンポが良くて読みやすいです！