「SF？ 現代」を含む小説

大通りから一本入った閑静な住宅地の中に、俺のバイトする喫茶店と、彼女が勤める雑貨屋さんは、ぽつんぽつんと向かい合うようにして建っている。 ある夜ひょんなことから、今まで一つも接点…

ある２つの企業間での激しい対立は、ＶＲ操作でロボット同士を闘わせる『筐体闘技』の勝敗を以て決した。 ＡＴＲＡ側の勝利に大きく貢献したのは、筐体名『ＥＮＳ』。製作者も操縦者も不明の…

現代より「少し未来」な日本を舞台に、三人の超能力者が「少し不思議」な人生を送る、S（すこし）F（ふしぎ）小説です。 短編三話で、完結済みですので、ゆるっとお楽しみ下さい！

「感動は作れるんだよ、金と権力で」 時は2030年。 娯楽を楽しませるモノは、アンドロイドの時代へと突入していった。 人よりも、ロボットアーティストの方がはるか確実にいい性…

メアリー・シェリー『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』に着想を得た短編です。

2000年1月1日。人々は地球外知的生命体『インベーダー』の襲撃を受ける。この出来事は後に「新世紀の悪夢」と呼ばれた―。 だが、それさえも『始まり』に過ぎなかった。インベーダー…

カクヨムにて投稿している短編・ショートショート作品を一つに纏めました。個別と合わせてご利用頂ければ幸いです。 ※タイトル前に★がついているものは、個別で掲載している箇所へのリン…

タイムリープ -時空移動- が確立されたが、 現代の延長線であることは揺るがなかった近未来。 医師で大学院生であるケイは、 公衆衛生学の時空医学講座で研究に携わるが、バイトで忙…

【第11回小説現代長編新人賞　二次選考通過作品】 時は西暦二一五二年。 人類は夢のクリーンエネルギーといわれた核融合発電を「いちおう」実用化し、木星まで有人の巨大宇宙船を送り込…

2020年、東京オリンピックを目前に控えていた6月末に人類は未知の存在と遭遇する。 主食は人間、極めて獰猛であり、知的生命体である”バルグ”は突如世界中に現れ、人間を食べ、地球を…

　高校生になったばかりの貴堂文弥は学生寮への入居当日に部屋を爆破され、新居を探さなければならなくなってしまう。 　新しい住居を探して辿り着いたのは、オンボロ木造アパート風雲荘。 …

　少しずつであるが確実に記憶と未来は異なっていく。それはおそらく、僕が彼女を想うほどに、大きなギャップとなっていくに違いない。16歳の僕は、自分が思うほどに彼女を大切にはできてい…

少子化対策と社会の発展を同時に成功させるために 人間養殖法が施行されました。 有益な人間はたくさん残し、 生産力の低い無能はどんどん間引きましょう。 ↓前回の投稿↓ 『正月記…

何処にでもいる姉妹、壬空と英枝。 思考はイッチャてるけど、表に出さないように、それを密かに衝動のままに書き溜めた姉妹だけの秘密の日記。 通称・キ○ガイ日記に、偶然にも月のムーン…

この物語を読んだ後、きっと青い花にあなたは逢いたくなる。 働き盛りの佐藤叶(さとうかなえ)は、ある日18歳で精神崩壊中の長谷川一茶(はせがわいっさ)を見初めて兄になった。一茶に献…

ネット上で噂として語られる『悪魔のゲーム』。だがその正体は誰も知らない。 そしてある日新聞部の先輩がそのゲーム調べる途中で行方不明になった。 『あのゲームは危険だ。近づくな』とい…

◆第3回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞 （SF・現代ファンタジー部門） 主人公・櫻井 義経は、あるとき河原に落ちているような石に価値があることに気づく。彼は自分の価値観…

　今とは少しだけ違う歴史を辿った日本。そこは相撲が国民的競技として君臨し、物事の解決に相撲が用いられる大相撲時代だったーー！ 　徳パンクSF「黄昏のブッシャリオン」作者が贈る現…

絶え間なく送られるコメントへの返信。 現代人はコミュニケーション過多で困っていた。 でも、下手な生活はできない。 そして、神対応アプリがついにリリース！！ ↓前回の投稿↓ …

　神妙な面持ちで男が向かったのは、「メモリーバンク」と呼ばれる所だった。