「音楽 小説」を含む小説

高校一年生の泉雄貴には、大学生になったばかりの姉、舞結がいた。引っ込み思案な雄貴と、好奇心旺盛だけど飽きっぽい性格の舞結。いままで雄貴は、そんな舞結に巻き込まれ、たくさんの趣味に…

ピアノに情熱を注ぎすぎて、ついついコミュニケーションが苦手になってしまった高校一年生の近衛廉太郎、雨宿りに駆け込んだ海の見えるカフェで女性店員に一目惚れしてしまい、ぎこちないなが…

音楽を生業にしたい祐介は、メジャーレーベルからのデビューを目前にして、組んでいた親友に去られてしまう。夢が潰えたことと、親友の成功を喜べない自分の器の小ささに凹み、コンプレックス…

　七人の人間が、それぞれ自分の症状を語っていく。 『自殺恐怖』の患者は、ひきこもりの元女子大生で、自分がいつか自殺するのではないかという恐怖にとらわれている。 『カワイイ恐怖症』…

彼女が……亡くなったはずの唯が伝えたかった言葉。それを見つけたとき、奏弥は自分の中の答えを見つける。 短編小説です。

こんにちは皆さん！私はイヴォだ。ドイツに住んでいる大学生で、４年ぐらい日本語を勉強している。２０１１年から日本が特別に大好きだ。特に、伝統的な文化、ポップカルチャー、音楽、食べ物…

ある日、公園で見かけた美しい少女が、中学生の時に親しかった女生徒に似ていてた。主人公は回想する。女生徒と初めて見た星座、突然いなくなった女性徒、４年ぶりの再会、お互いのすれ違い・…

　音楽を奏でるのに人である必要はない。しかし、人でなければ奏でられぬものがある。 　西洋の文化が大量に流入し始めたばかりの極東の国。 　文化は好むが異国人はまだまだ珍しい。 　…

監督、マネージャー、歌手、小説家、舞台女優…映画・テレビ・音楽・演劇ギョーカイの住人たちが織り成す、人生と心のドラマ。それぞれの人々が交差する、ささやかな出来事の結末は…

　科学由来の夢の国――日本から独立したその地中都市では誰もが不自由なく暮らせるはずだった。労働は娯楽へと変貌し、安定した食料供給システムが空腹を排除する。生活は仮想現実によって彩…

東京に行きたい。それだけの理由で都内の大学に進学した日向寺修は、日々を無為に過ごしていた。ある日、修は生粋の音楽家である時森司と出会う。司の圧倒的な才能と仲間の情熱に当てられて、…

周囲に馴染むことができず、耳を塞ぐ毎日を送る明日香。 誰からも相手にされず、一人で雨とともに生きる朔乃。 ある喫茶店の〝交換日記〟をきっかけに、二人の空が変わり始める。 これは…

９０年代前期から２１世紀初めまで活動したという設定の、架空のバンド「ＢＯＹ’Ｓ ＭＩＮＤ ＩＮ ＴＨＥ　ＳＹＭＰＨＯＮＹ」の伝記的な筆記。 ヴォーカリスト、米柄と筆者である「私」…

いさなくんはへんなひと。 あたしが知ってる人の中できっと一番へんなひと。 いさなくんは、あたしのことを主って呼ぶ。 毎日毎日飽きもせずあたしの写真を撮る。 それを並べたアルバム…

【第一回モーニングスター大賞最終候補＆新紀元社社長賞　入賞作品！】 なろうで開催されてました小説賞で入賞したので紹介に追記しちゃいます！！ <第五十二話までの登場人物> 主人公…

これは一人の少女が音楽に失恋する前の物語。 中学校への進学を間近に控えた少女、奏純は、偶然聴いたニルヴァーナの『ネヴァーマインド』に衝撃を受ける。音楽との衝撃の出会い……衝動は…

古いorマイナー音楽好きが書く、楽曲イメージ小説シリーズ。 今回はMr.Childrenの『さよなら2001年』という歌からイメージして書いたものです。 初投稿です。短いので、気…

両声類とは男と女どちらの声も出す事の出来る者を言う。 もともとネット上の一部では人気のあるジャンルだったが、伝説的歌い手の「初代ドリム」によって、両声類を知る人は一気に広がった。…

＋離れた、ある意味で平坦な描写という三人称として「女性」を用いる事にした試験作でした。 いまいち難しく、善かれ悪かれ試作、模索のようで光がないような書き味でした。 特に厳密な構想…