「探偵小説」を含む小説

　売れない作家「寵童イロコ」は、身銭を稼ぐため、水商売に従事していた。その仕事は男娼、すなわち同性相手に身体を売る仕事な訳なのだが……事もあろうに、行く先々で事件に巻き込まれてし…

　季節は夏。 　同じ図書館の常連の唐澤由美子から肝試しに誘われ参加したフリーターの森繁悟史。そこは怨霊の住みかと近所で有名な場所であった。特に何事もなく終わったに見えたが参加者の…

「これは殺人デス。何故なら名探偵の行くところ、起きる事件は殺人事件と決まっているからデス!!」 彼女がいるところでは必ず殺人事件が起き、斬新なトリックが繰り出され、悲劇的な犯人…

「窮鼠猫を噛む」、ということわざがありますが、もしも窮鼠に毒があったら？という単純なテーマで書き始めます。 関西ＶＳ関東という、永遠のライバル？（ライバルと思っているのは関西人だ…

へっぽこ探偵小説の中で、事件解決のために作者によって次々に異能を加えられてしまったジャリ。彼は、その探偵物語の中で、くだらない事件ばかり解決させられるのにいい加減いやになり——助…

雨の日の夜、郊外のアパートで起こった火事。一体の死体と保護された少年••••だが、この二人は誰なのだ？

プロゲーマー集団「チーム・ラポーテシ」の合宿所に潜り込んだ主人公の目的とは？ 先輩ゲーマーの死と６年前の事件の関係は？

無職の男、マキエ・シロウには「妖怪を引き寄せる」という「特技」があった。「妖怪を引き寄せても、自らは妖怪を見る能力のかけらもない」という彼の能力は、妖怪だけでなく、彼の能力を利用…

大学進学してから20年ぶりに地元である京都に戻ってきた高橋誠。高校生のころに通った坂・老ノ坂を歩いていると、幼馴染だった佐藤愛と遭遇する。桜の咲き誇る老ノ坂で、二人は卒業式の夜に…

　『風神レイ』シリーズ第一弾！ 　フリーターの森繁悟史に取り憑いた憑依霊、風神レイ。その目的は自分を殺した犯人を見つけること。しかし、その時の記憶が断片的にしかなく、物を触ること…

興梠探偵社へようこそ！孤独な探偵と毒舌の助手の物語 。戦前の港町、神戸は探偵小説の街。過去を引きずる探偵と毒舌の中学生（美少年）が謎に挑みます。探偵は帝大で美学を収めた絵画好き。…

『まだタイトルも決まってないのに　～ある新人マンガ家の打ち合わせ～』（←主人公が『古事記』の驚愕の真実について語ったり語らなかったりする話）の作中作を、ちょっとだけ小説化。 ※こ…

　序章～第五章までが「問題編」、第六章～終章までが「解決編」です。問題編においては、主人公の完全一人称視点で物語は進み、謎を解くために必要な情報はすべて提示されます。叙述トリック…

放課後、高校の化学室から悲鳴が聞こえた。 駆けつけた探偵部の部長で優秀な探偵、野上隆之介は、そこで首吊り死体を発見するのだが、化学室は密室で鍵を開け中に入ると死体が消えていた。 …

【Ｅ★エブリスタ小説特集「少女×謎」選出作品】 無門学園中等部に入学して間もない『ひねり』こと『日根野 鋭利』は、学園の体育倉庫で女生徒の死体を発見する。 しかし教師を呼ぶわ…