紅キ罰

作者 那須村 裕

25

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★★★ Excellent!!!

この小説は問題編と解決編に分かれており、読者参加型ミステリー小説である。
謎解きの難しさとしては中くらいであるが、問題編にヒントがちりばめてあってしっかり読めば、ミステリー小説を初めて読む人にも十分解けるようできている。
謎解きに必要なとこだけではなく別なとこまで詳細に書いてあるし、読めば読むほど新しい事が発見できるため、数回読んでも飽きることなく読むことができ楽しかった。
解決編を読んで、驚きや納得できたところが多々あり、謎解きに全力に挑むだけの価値がある。
私の推理は外れたが、まだ読んでない方は是非とも謎解きに挑戦してこの謎を解き明かしてもらいたい。

★★★ Excellent!!!

ミステリーの王道舞台である、洋館で起こる数々の不可解な殺人事件...。読みながらトリックや犯人を考えていたんですが、最後はいい意味で裏切られました(笑)。
この作品の魅力は、なんといっても登場する個性的なキャラクターたちです。めちゃくちゃ頭のいい主人公の怜璃や、洋館で出会う個性的な登場人物たちは魅力的でありながら何かそれぞれ違った影を感じる存在であり、その複雑に絡み合う影が、今回の凄惨な事件の引き金となっていく様にはたいへん引き込まれました。
この作品を読むときには、それぞれのキャラクターが一体どんな人物なのか、キャラクター同士の関係はどのようになっているのかを推理しながら読むと楽しめると思います。
読み終わった後には、パズルを解き終わったときのような達成感で包まれました。
続編があるのであれば、ぜひ読みたいと思います。