「について、考える。」を含む小説

「スキ」ってなんだろう？そう考えると「スキ」は千差万別であり大なり小なりさまざまな形をしている。だからこそ「スキ」は見るもの、触れるものによって形は変わる姿も変わる。 そんな「ス…

私は本を読むのが好きです。漫画に始まり小説に至るまで、その物語の世界観と同調して、台詞の一部や登場人物の行動や思考に人間とは何かを考えるのが好きなのです。 　自分の気に入っている…

思い立って書いてみた中編。 この後を想像してみても、或いは前を想像してみても、きっと楽しいかなと。

少女の世界には、温度が存在しなかった。 生まれつき温度を感じる能力が無い少女は、身を切るような寒さも、母に抱かれる温もりも知らず、何度となく命の危機に瀕してきた。 ふとした拍子に…

小説の書き方。世間には本なり講座なりが色々と溢れるほどあるわけですが、なんだかイマイチ私的にはピンとこない。 グダグダと考えつづけ、書き捨て続けてきたけれど、性懲りもなくまた書き…

　これは平凡な男子高校生の恋の話。村崎拓弥はクラスの清楚な女の子、青山美玖さんに淡い恋心を抱きつつも、告白なんてとんでもないと考える典型的なチキンだ。ところが、赤沢久美子が切り出…

人が生きる意味って？人を好きになるって？高校生にして難しく事を考える茅瀬奏は、高校2年になる際父親からデジタル一眼レフを受け取る。それにより写真部に入部することとなる。 そんな少…

とある文芸イベント。１日目が終了し、夜のうちに仕上げてしまって朝に備えようとホテルのベッドで校正を始めた。眠気が襲う。ドリンク剤で応戦するが、いつしか力尽きて朝を迎えたのであった…

この世界には光と影の二つが存在している。 それは、表と裏とでも解釈は出来る。 逆説的に考えると、この世界には表と裏しか存在しないのだ。 と、いう考えは間違い。 実際に我々のいる…

スシとは何か頑張ってみんなが考えるお話。

――目を開けると、見知らぬ学校にいました。 過去の記憶を人質として、バンドのメンバーになることになったウチダ。ただ、普通のバンドと違ったのは、音楽で戦うこと。音符が具現化し…

少女が少年に質問をする。「ねえ、わたしのことが好き？」 少年は即座に、迷いなく答える。「好き」 少女は続けて質問をする。「どれくらいわたしのことが好き？」 また少年は即座に、迷い…

　俺がお前を矯正してやる――！ 　HLS――それは適合する「特別な他人」の心臓を移植しなければ生きられない奇病。 　母親の治療費を稼ぐため夢を諦めバイトに励む君代夜明は、夢…

オタク界隈に根強くある 「漫画＆アニメ実写化映画は糞」 議論について調べた論文もどきです。 結論としてはどうやら糞ではないと。

男は人生最大の決断を迫られていた。この決断が二人の今後を左右することを考えると、手の震えが止まらなくなる。「幸福」「成功」「安心」……ポジティブなイメージを必死に思い浮かべながら…

序文： 『人間が作りし機械は、その役割、存在を、精確に再現しない。 　神に作られし人間も、その役割、存在を、精確に再現しない。』 登場人物： １．主人公　『事務員、妙齢の女子、…

この作品――もとい雑記帳は、筆者が個人的に興味を持った内容は勿論のこと、ステレオタイプともいえるような頻出する諸設定に対しての雑感を考察や意見を交えながら綴っていくものです。 　…

とある卓球部員の少年少女達が"紋章"を得て、異世界の扉を開き、たくさんの出会いや成長をするファンタジーです。 「本当の世界に帰る為に、僕らは戦うんだ」 元の世界に帰る為に異世界で…

　小説の執筆を趣味とする青年“有葉緑郎”は正月休みを使って一本の短編小説を書くことを考える。 　どうせ書くならば面白い方が良い。 　そして面白い小説を書くならば考えるべきは独創性…