「カクヨム甲子園2024」出版社4社合同企画!浅原ナオト特別賞

 高校生の葛藤や友情を通し、多様性の大切さを描いた青春小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』をカクヨムで発表し、その後も数々の作品を執筆され、今後の更なるご活躍が期待される中、昨年7月に惜しまれつつ逝去された浅原ナオトさんの功績を称え、カクヨム甲子園2024に「浅原ナオト特別賞」を設けることになりました。

 この「浅原ナオト特別賞」は、高校生ならではの感性に彩られた作品、可能性を感じさせる新たな才能に贈られる今年度限りの特別賞で、「カクヨム甲子園2024」ロング部門の最終候補作の中から浅原ナオトさんの作品を刊行した、KADOKAWA、幻冬舎、新潮社、スターツ出版(作品刊行順)の編集担当者が合同で選出いたします。

募集部門

「カクヨム甲子園2024」ロング部門(6000字以上、20000字以下)応募作品より1作品
※「カクヨム甲子園2024」ロング部門本選考の最終選考進出作品より選出

賞・賞金等

賞状・盾+図書カード5万円分

選考委員

浅原ナオト氏各社担当編集者(KADOKAWA、幻冬舎、新潮社、スターツ出版)

各社編集担当より

【KADOKAWA】

 
刊行作品:『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(角川文庫)『100日後に別れる僕と彼』(角川書店単行本)ほか

高校生らしい瑞々しい感性と視点で描かれた人間ドラマに出会えることを楽しみにしています。

【幻冬舎】


刊行作品:『#塚森裕太がログアウトしたら』(幻冬舎文庫)

将来への不安、学校での違和感、あるいはずっと忘れたくない時間――。心にうずまく葛藤、感情は創作の大きな力です。書けることは限りなくあるはず。楽しみにしています!

【新潮社】


刊行作品:『今夜、もし僕が死ななければ』(新潮文庫)

まずは書いてみなければ始まりません。いつか書いてみたい……と思うならぜひこの夏、 今しか書けないものに挑戦してください。

【スターツ出版】


刊行作品:『余命半年の小笠原先輩は、いつも笑ってる』(スターツ出版文庫)

素敵な賞の選考に参加させて頂き、わくわくする気持ちでいっぱいです。 編集者が読む、と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、執筆初心者の方でも、たとえば皆さんの想いや体験、もしかすると本当は人に見せたくないような弱さがまるごと詰まったような物語も歓迎です。ぜひ挑戦してみてください。 高校生の皆さんが紡ぐ様々な物語を楽しみにしています。