高校生限定のコンテスト ”文学はキミの友達。「カクヨム甲子園2018」”大好評開催中です!
開始から10日間で、300作品以上が集まる、大変勢いのあるコンテストとなっております。書き手として、読み手として参加してくださっている皆様、誠にありがとうございます。
夏はまだ始まったばかり。
既に作品を応募している皆様には、2作目、3作目と、どんどん挑戦していただきたいと思います。これからご応募される方は、歴代受賞者のメッセージから執筆の第一歩となるきっかけを掴んでください!この後も高校生のフレッシュで熱い投稿が増えていきます。読者の皆様はレビューや応援コメントでの後押しを是非お願いします。
昨年のカクヨム甲子園【ショートストーリー部門大賞】を受賞した七星さんのインタビューに続いて、【ロングストーリー部門大賞】を受賞した凩(こがらし)さんにお話を伺いました。
▼受賞作『あまのじゃく』凩(こがらし)
Q1. まずは、小説を書き始めた時期ときっかけについて教えてください。
きっかけは2016の夏に、三秋縋先生の著書「三日間の幸福」を読んで感化されて、もし自分がこんな作品を世に残せたのなら、もう死んでいいかもしれないと思い、書き始めました。私自身、極論主義、実力絶対な考え方をするので、文章において自分より長ける「三秋縋」という絶対存在に素直に憧れ、愚者なりに真似事から始め、少しでも近づこうとしたのかも知れません。
Q2. カクヨム甲子園に作品を応募した理由は何でしょうか?
学校でチラシを見つけて、丁度いい力試しじゃないかと、友人と相談し2人で参加を決定しました。
参加当初はかなりの自信があったので「入賞からが本番」とか生意気を言っていましたが、秋口、椛が鮮やかになるにつれて不安になり、息が詰まる思いで最終選考の結果を目にしたのを覚えています。
Q3.大賞を受賞された「あまのじゃく」は着想から完成までどのくらいの時間をかけましたか?
着想から完成までは、10時間くらいですね。2時間ねって、8時間で書きました。
そこから小さな手直しを締切日まで続けました。
Q4. 受賞作のアイデアは、何から着想を得たのでしょうか?
高校二年生の時友人が他界しまして、それを機に死ぬことについて考えるようになり、バカなりに哲学や心理学を齧っていくうちに、自殺というメカニズムに惚れました。
Q5.ロングストーリー部門に応募するうえで「テーマ」「構成」などの観点から工夫したこと、苦労したことを教えてください。
基本、読み手の方々に楽しんでもらえればいいと思っているので、読者にこれを伝えたい!みたいなテーマはしっかり作ることをしてきませんでした。構成については、上げるだけ上げまくって落とすのが好きです。
オチがつかない物語ほどつまらないものはないので、きれいなオチがつく、ラストが納得いく終わり方にすることが、苦労した点ですかね。
Q6. 最後に、カクヨム甲子園2018に挑戦する高校生にアドバイスと応援メッセージを!
努力だけで賞が取れるほど世の中甘くはありません。中途半端者に栄光はないし各部門6人に負ければ受賞はまずないでしょう。
勝ちを決めれば負けは必ず現れます。
だからこそ魂削って書いて欲しい。
努力で無理なら思いで打ち勝つ。
そんな作品を私が読みたいだけなんですけど。でも折角の青春なんだから死に物狂いで挑戦してもいいと思いますよ。
あなたの傑作を待っています!
凩さん、ありがとうございました!
”文学はキミの友達。「カクヨム甲子園2018」”は、9月10日 18:59まで作品を受け付けています。
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