トップページに第2回カクヨムWeb小説コンテスト応募作品を表示する枠を追加しました

本日0時より応募受付が開始した第2回カクヨムWeb小説コンテストですが、その応募作品をランダムで掲載する枠をPC版スマートフォン版共にトップページに追加しました。

この枠には、第2回カクヨムWeb小説コンテストの全7部門の中からランダムで3部門が表示され、各部門毎の欄に応募作品の中からランダムで3件の小説が表示されます。また、この枠の表示は読者選考期間の2017年2月9日までの期間限定の予定です。

コンテストに参加されている方はもちろん、参加されていない方もぜひこの機会に応募作品をお読みいただき、面白いと思った小説に評価やおすすめレビューの投稿をお願いいたします。

12/22(木)より、第2回 カクヨムWeb小説コンテストを開催します

カクヨム運営です。

明日12/22(木) 0:00より「第2回 カクヨムWeb小説コンテスト」を開催します。
KADOKAWA内の11編集部が選考に参加し、前回は5,788作品が応募された日本有数規模のコンテストです。皆様奮ってご参加ください。

今回募集するのは全7部門で、大賞作品にはそれぞれ賞金100万円が贈られるほか、応募作品の書籍化が確約されます。
また、前回は大賞以外にも特別賞として19作品が選出されました。

作品応募、及び読者選考は2017/2/9(木)までとなっておりますので、読み手としても未来のベストセラー作家をいち早く見つけ出してみてください。


本コンテストの応募要項に関していくつかお問い合わせを頂いております。

Q1. 同じ作品を複数の部門に応募することは可能ですか?
A1. 一つの部門に応募した作品は、別の部門にご応募いただけません。
ですので、例えば恋愛部門とラブコメ部門に同じ作品を投稿することはできませんのでご注意ください。

Q2. 第1回コンテストに応募した作品を今回応募することは可能ですか?
A2. 第1回で応募された作品を、再度応募されることに関しては問題ございません。

また、今回は募集部門と作品投稿ジャンルがセットになっております。
例えば、恋愛ジャンルの作品を「異世界ファンタジー」部門へ応募することはできません。
「異世界ファンタジー」部門に応募できるのは、あくまで「異世界ファンタジー」ジャンル作品のみとなっております。


なお、本コンテストにて迷惑行為(例:不正評価、評価の強要、過度なフォローや評価行為等)が確認された場合は、運営によって厳正に対処させていただきます。ルールとモラルを守って、ご参加される方全員が気持ちよくコンテストを終えられるように、ユーザーの皆様にもご協力をいただけますと幸いです。


最後に、このあとトップページを改装して、コンテスト期間中には開催中のコンテストとその応募作品がランダムで表示されるように致します。これは応募作品が通常のランキングに掲載されないため、より多くの方の目にコンテスト応募作品が留まるようにする改善として進めています。

それでは、書き手の方も読み手の方も、明日から開催される「第2回 カクヨムWeb小説コンテスト」を楽しみにお待ちください。

【ピックアップ企画】編集者がオススメするカクヨム作品集 番外編

カクヨム運営です。

カクヨム上に公開された「カクヨムオンリー」作品の中から、KADOKAWAの現役編集者+カクヨム編集部+カクヨム運営による選りすぐりのオススメを紹介するピックアップ企画を全3回に渡ってお送りしました。

こちらのレビュー企画にエントリーされたものの、「カクヨムオンリー」タグがついていなかった作品がいくつかありました。 本企画の最後は、番外編として惜しくも対象外となってしまった作品をご紹介させていただきます。


編集者がオススメするカクヨム作品集!
第1回:【異世界ファンタジー】、【歴史・時代・伝奇】、【エッセイ・ノンフィクション】、【詩・童話・その他】ジャンル

第2回:【恋愛】、【ラブコメ】、【ホラー】、【ミステリー】ジャンル

第3回:【SF】、【現代ドラマ】、【現代ファンタジー】ジャンル

番外編

【現代ファンタジー】

ゲームのように仲間と敵を倒してLVアップ! だけど舞台は現代日本!? ーー編集K

◆デーモンルーラー 著: 1エモン

[レビュー] 中世ヨーロッパ風で、RPGみたいな世界観で、仲間と敵を倒してLVアップしていく話は超楽しいですよね。でもそれが、現代日本が舞台で、敵が悪魔だったら……? そんなお話を読むならこれしかありません!


「民俗学」とか「土着」って言葉使われるだけで釣られちゃう人っているんですよ。あなたもそうでしょう? ーーカクヨム編集mnmr

◆妖怪談義 著:ハコ

[レビュー] 妖怪と人間とが交差する瞬間、決して大事件ではないが日常でもない、等身大の邂逅が淡々とした筆致で描かれています。言ってみれば地味ともとれる内容ながら、受け手にとってはその平坦な語り口こそが逆にリアルに感じられます。時代設定も現代から戦中、高度経済成長期、はては江戸時代と様々ですが、共通するのは高温多湿で薄暗~い雰囲気が凝縮されているところ。まるで日本の風景そのものを小説にしたような、奇怪な小話集です。こういう「Web小説の時流まったく関係ないけど、もう書いちゃったからしょうがないもんね!」みたいな作品、もっといっぱい増えないかなぁと思っています。


【ホラー】

十分に修行を積んだバカの物理攻撃力は、現世と幽世の壁をも凌駕する ーーファミ通文庫カワサキ

◆空手バカ、除霊する 著:久保田

[レビュー] 空手家――格闘家の拳には想いが籠る。しかも現代日本の常識から外れまくった修行をした奴の拳だ。そんな漢の拳に尋常ならざる想いが宿らないはずもない。そりゃあ思念体の最たる幽霊だって殴れるし、あちら側の住人にだってその拳は届くはず! 清々しいぜ。大好きです。主人公の空手バカ天童旭をはじめ脇を固める女性陣も魅力的で、彼らがこの鳴上市でどんな活躍をしていくのかが気になって一気に読んでしまいます。そして一筋縄ではいかないであろう飛翔する強敵「ババア」の登場! 続き待ってます!!


今後も、こういったピックアップ企画は不定期に続けてまいりますので、現在カクヨム以外の媒体で読むことが出来ない作品には是非「カクヨムオンリー」タグを付けてください
また、本企画でご紹介した中から気に入った作品が見つかったら、作品を読んでみて、そして今度はあなたの手で応援やレビューをしてみてください。

角川文庫×カクヨム この仕事がおもしろい!「働くヒト」小説コンテスト 開催決定!

新しいコンテストの開催を発表いたします。

再来年で創刊70周年を迎える角川文庫がカクヨムと組み、「お仕事小説」コンテストを開催します。

その名も角川文庫×カクヨム この仕事がおもしろい!「働くヒト」小説コンテスト



大賞は、角川文庫から書籍化デビュー!

あなた自身の経験はもちろん、家業や友人・知人から聞いた体験orエピソードなどをもとに、仕事で出会うさまざまな面白さ、大変さ、楽しさ、難しさなどを物語にしてみませんか。題材とする職業は、企業・組織に勤務する人から、職人まで、「働く人」であれば自由です。年齢・性別も問いません。

なお、今回の試みに際して角川文庫・カクヨム両編集長からのコメントが届いています。

角川文庫がカクヨムではじめて原稿を募集することになりました。テーマは「お仕事」。
「ブラック企業」という言葉がすっかり定着して、仕事のスタイルや職場のルールが大きく変わっていくなかで、今も昔も、大人たちがもっともエネルギーを注いできたのは「仕事」に他なりません。

その道のプロだからこそ知っている専門知識に裏付けられたディテール。
職場やチーム内、取引先との人間関係――友情や恋愛、対立と軋轢。
お仕事は、何もサラリーマンや公務員といった勤め人だけのものではありません。
引きこもり状態の孤独なプログラマーや、非合法な裏稼業に身を落とした犯罪者など、職種や業界はいっさい問いません。
「仕事」を通じて描かれる、人々の喜びや悲しみ、達成と挫折の数々を、魅力的なディテールとともに思いっきり描いてください。
それを読んだ読者が、明日も頑張ろうと奮い立つような元気の出る小説をお待ちしています。

角川文庫編集長 吉良浩一

カクヨムはオープン以来、一貫して「多様性」を大切なテーマとして掲げておりました。
その中で、エンタテインメント小説の編集部が中心となった「第1回カクヨムWeb小説コンテスト」から始まり、エッセイ、漫画原作、ゲームシナリオ、恋愛小説など、様々なジャンルでコンテストを開催しています。
そして、1周年を迎えるにあたり、ついに多くの方から待望されていた、角川文庫主催のコンテストを実施することになりました。

これまで小説賞の公募にチャレンジしてきた方がWebという新しい小説媒体に触れること、Webで小説を書き続けてきた方が再来年で創刊70周年を迎える小説界の巨人に挑むこと、どちらも、想像するだけでワクワクします。
このコンテストから、紙とWeb、双方のボーダーを打ち破る新風が生まれること、個人的にも期待しております。

カクヨム編集長 萩原 猛


賞・賞金
角川文庫から書籍化
※受賞者には、連絡先等の確認のため、株式会社KADOKAWA(以下「KADOKAWA」といいます)よりカクヨムに登録しているメールアドレス宛にご連絡を差し上げます。当該通知の記載内容に従い、必要事項をご連絡ください。所定の期日までにご連絡いただけない場合、受賞が取り消される場合があります。

応募方法
応募作品を、「カクヨム」の投稿画面より登録し、小説投稿ページにあるコンテストの応募欄で『この仕事がおもしろい! 「働くヒト」小説コンテスト』を選択し、公開することで応募完了となります。応募の時点で、応募者は本応募要項の全てに同意したものとみなされます。
※本コンテストは一次創作作品のみが対象となります。

作品形式等
・本コンテストでは自ら創作したオリジナル作品(一次創作)のみ応募可能です。
・読者選考期間終了時点までに本文が10万文字以上16万字以下であること。なお、長編、連作短編等小説の形式は不問といたします。完結した作品には「完結」にチェックをつけてください。
・既にカクヨム上で公開されている作品についても、2017年4月1日(土) 00:00以降に、小説作成画面から本コンテストに参加することが可能です。
・お一人で、2作品以上の応募も受け付けます。ただし、同じ作品を複数回応募することはできません。
・応募作品の内容は、日本語で記述されたものに限らせていただきます。
・応募作品が受賞した場合、当該作品の元データ(保存形式は問いません)をご提供いただくことがありますので、データを削除・紛失等しないよう、ご注意ください。

スケジュール
応募受付&読者選考期間: 2017年4月1日(土) 00:00 〜 2017年5月31日(水) 23:59
最終選考対象作品発表: 2017年7月下旬頃
最終選考結果発表: 2017年9月頃 カクヨムにて発表します。

審査方法
応募された作品の中から、読者選考によるランキング上位作品と編集部からピックアップされた作品が最終選考対象作品としてエントリーされます。
編集部内で最終選考を行い、大賞作品を選定いたします。
※読者選考期間中の読者による評価が、ランキングに反映されます。

選考委員
角川文庫編集部

応募資格
本コンテストには、カクヨムに会員登録している個人の方のみご応募いただけます。
18歳未満の方は、保護者にも本応募要項をお読みいただき、保護者の同意を得たうえでご応募ください。


詳細はコンテストページをご確認ください。

また、カクヨムには角川文庫公式レーベルページもオープンしています。
ただいまの連載作品はKADOKAWAと集英社のホラー小説賞をW受賞した期待の作家・坊木椎哉の作品を公開中。
角川書店・集英社両社から同時刊行される同氏の作品が一度に読める、貴重な機会となっております。

こちらもあわせてご覧ください。

【ピックアップ企画】編集者がオススメするカクヨム作品集! 第3回(全3回)

カクヨム運営です。

カクヨム上に公開された「カクヨムオンリー」作品の中から、KADOKAWAの現役編集者+カクヨム編集部+カクヨム運営による選りすぐりのオススメを紹介するピックアップ企画、最終回です。 前回は【恋愛】、【ラブコメ】、【ホラー】、【ミステリー】ジャンルの作品を紹介しました。

そして本日の紹介ジャンルは……【SF】、【現代ドラマ】、【現代ファンタジー】!

レビューから気になる作品が見つかった方は、ぜひ本編もどうぞ! 年末年始、長期休暇のお供にでもお読みいただければと思います。


編集者がオススメするカクヨム作品集!
第1回:【異世界ファンタジー】、【歴史・時代・伝奇】、【エッセイ・ノンフィクション】、【詩・童話・その他】ジャンル

第2回:【恋愛】、【ラブコメ】、【ホラー】、【ミステリー】ジャンル

第3回:【SF】、【現代ドラマ】、【現代ファンタジー】ジャンル

番外編

【SF】

暑苦しく、泥臭く、油まみれな、男にとってこれ以上ない至高の“おつまみ” ーー編集 SK

◆Blue.Blood.Battalion. 著:犬魔人

[レビュー] 『暑い。冷えたコロナビールを飲みたい。ライムをたっぷり絞って塩を舐めながら飲みたい。』この一文を見て喉が渇くならば、この物語はその“渇き”を間違いなく潤してくれることでしょう。 ポストアポカリプスな世界を現実味溢れる描写で表現し、その臨場感と人間臭さがアダルトなロボット物の様相を呈しつつ、ピーキー機体でジャイアントキリングという厨二心に響く展開も。男なら誰しも憧れる、ハードボイルドな世界を堪能あれ!


赤い大地に立つ機動兵器、その激突の醍醐味 架空戦記ロボバトル ーーカクヨム運営 I

◆赤のサバーカ 著:あおある

[レビュー] ソビエト連邦と同盟軍たる大日本帝国"そこにロボット兵器という組み合わせ。もう設定見ただけでワクワクしてしまいます。 ロボ好き・架空戦記好きともにオススメの一品。


【現代ドラマ】

泣き虫メガネっ娘の鋼鉄魂! 青春ってほんとややこしくって最高だよね ーー編集Y

◆へビーメタルと文芸少女 著:なるかみ音海

[レビュー] 文学とヘビーメタルを愛する内向き少女ユリカさんの高校入学に始まる青春群像劇。なかなか思う通りの自分になれない葛藤や、生徒会長や部活の先輩たちが織りなす人間模様に悩む彼女にムズキュンしながら読んでます。片手に本を、もう片方の手にはギターを携えて、青春に立ち向かうメガネっ娘ユリカさん。青春ってのは確かに面倒だけど人生に一度しか訪れない大切な季節なのだ。ユリカさんがんばれ!


激しさと静謐さ、相反する面を描き出した青春ノワール小説! ーーカクヨム編集K

◆死神に――は殺せない 著: 十津川さん

[レビュー] 死神と契約し、殺し屋として働いていた少年が、クラスメイトの少女に「仕事」現場を見られた! 目撃証言を盾に引き受けさせられたのは、殺人依頼。殺人計画を立てる中で、少年が意図的に作り上げてきた周囲との壁が、少しずつ崩れていき……。「いま」と「過去」、「殺し屋」と「死神」――危ういバランスで続いていた生活が、揺らぎ始める。 読み進めるうちにその揺らぎは、悪いことだけではないとわかるのだが、一方で濃く漂う破滅の色に心乱される。二人の選択の行方を、ぜひ見届けて!


イワシ田君は小デブだが、The Dietの意味はそっちじゃねぇ! ーーカクヨム運営 M.M

◆The Diet (国会) 著:荒木一秀

[レビュー] 加齢臭ただよう人間模様の中、最初はKY気味のイワシ君が途中から特殊能力を発揮するのが痛快。政党のお仕事にかかわる豆知識がえられる。登場人物の奇妙な苗字がいかにもなさそうで、ありそう。


ゼウスさん、忙しそうですね。(ソシャゲで) ーーカクヨム運営 T.K

◆最近、仕事で忙しい神の愚痴 著:壱足壱 葉弐

[レビュー] 新しいソシャゲがリリースされる度に登場を強いられる”ゼウスさん”と”神さま”の会話劇。 ソシャゲをプレイしたことがある方ならクスっとできるはず。 一話ごとの文字量は非常に少なく、特に何も起こらない回もありますが、それも天上界の日常の1コマ。 力まずにするするーと読んでみてください。


【現代ファンタジー】

愛を感じますね。愛で書いた小説はイイです。特撮愛をお持ちの方に! ーーカクヨム編集 mnmr

◆怪獣戦線異状アリ 著:岩井喬

[レビュー] 長い前置きもなく、早々に展開される怪獣襲来シーンに象徴される、スピーディーで濃厚な怪獣小説! 軍属で士官の主人公、怪獣に対して発足される「対策チーム」、通常の軍備では歯が立たない圧倒的な存在の怪獣──と、クラシカルで王道な特撮作品の要素をこれでもかと詰めながらも、小説というメディアに物語を根付かせています。 作者の情熱が十二分に伝わってくる作品は、強いっ!


迷惑異世界人は消毒だあああ!! ーーカクヨム編集O

◆異世界ゲート審査官の日常 著:ゴッドさん

[レビュー] 異世界ゲート審査官というキーワードが気になり読み始めた作品。主人公は空港の入国検査官ではなく、異世界ゲートの入界検査官です。ゲートには、迷惑な異世界人が度々やってきては問題を起こすのですが、最新鋭の兵器をもって異世界人を排除しちゃいます。ちょっと激しい描写もありますが、「こんな面倒くさそうな異世界人いそう」そんなことを常々思う、異世界ファンタジーを知っているからこそ楽しめる作品です。


あなたの想像を超えます。 ーーカクヨム運営 M.M

◆【完結中編】真っ赤に熱く働きたい!!『自由戦隊フリーター』 著:菅沼誠也

[レビュー]
「えっ?何でそういう設定?」
「何故、そういう話しにもっていくの?」
「この展開だったら、最後はこうだな!」
そういった読者が思うことを裏切り続ける現代ファンタジー作品。 裏切られるから面白い、と、レビューするのは簡単だけど、こういったクセの強いプロットをまとめるのって、スゴく難しいと思います。 しかし、無駄な文章や展開なしに完成しています。 読後は満足と共に、作者の才能に驚きました。


全3回のピックアップ企画、楽しんでいただけたでしょうか。 年末年始の長期休暇に読む、面白い作品に出会えるきっかけになればと思います。