概要
ところが今年になり、原因不明の体調不良のため聖女としての務めが果たせなくなる。
神殿は新たな聖女としてセシリア・タミルを推した。
彼女にはテオドアにはない力があるという。
セシリアの能力。それは、別世界から勇者を転移・召喚できるというものだ。
これにより戦闘の最前線で聖女が戦う必要がなくなった。
テオドアは聖女を解任され、神女官として王国北方のサザーランド領に赴任することが決まったのだが……。
「テオドア! サザーランド領には俺も一緒に行くから。よろしくな!」
名ばかりの婚約者である第二王子イーリアスがそんなことを言い出して……⁉
※毎日更新を目指しますが、不定期になるかもしれません
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!聖女モノでこの展開はマジでびっくりしました!
まずはもうタイトルに突っ込みですよ。
は?冷遇してたんでしょ?!それなのに追放された聖女についてくるって何?!
あれか?
もう冷遇することに何らかの快感を覚えちゃった系か?なんか拗らせたんか?
「追放先でも冷遇しないと!(使命感)」って、コト……?!
とんでもねぇ野郎だな!
と思っておりましたらば、もっととんでもないことになっていたのです。
そもそも何でヒロインである聖女テオドアが追放されたかっていうと、体調不良で、聖女としての力が落ちてきているから、っていうね。そりゃ聖女として機能しなくなったらそうなりますわな。しかも代わりの聖女ももういると来たもんだ。
そんなわけでなんかもうぼ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!浮気していたはずの婚約者が溺愛してきます!?
この世界の聖女は不憫です。
長生きできませんし、王族と名ばかりの婚約をします。神殿で暮らし、自由はありません。それでも使命感に燃え、魔物を退治してきたテオドア。
しかし今、彼女の体調は思わしくなく歩くのもやっとで……。
冒頭はもうそれはそれは可愛そうなのです。周りは敵だらけに見えます。
テオドアが純粋で健気なだけに、よりいっそう不憫なのです。
が、ややあって物語が展開すると趣が変わってきます。
変態です。変態が出てきます。
しかも変態は王子なんです。美貌を放つ変態なんです。
どのあたりが変態かと言うと、パワーワードを放ってきます。
弁護すると、変態になりたくてなったのではなく、慈愛ゆえ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!急変した名ばかり婚約者。デリカシーはないけど、ドキドキさせられちゃう!
聖女テオドア。幼い頃から神殿で暮らし、魔物が現れた時は聖なる力で撃退し続けてきた彼女ですが、ある時原因不明の体調不良に。
とうとうまともに戦うことすらできなくなった彼女に、神殿はもはや聖女ではないといった感じで、別の人物を聖女に据えます。
聖女でなくなったテオドアは地方で一神官として働くことになり、婚約者だった王子イーリアスとも破談に。
まあ、破談そのものはいいのです。なにせこの王子、婚約者というのは名ばかりで、新しい聖女となった人にずっとご執心だったのですから。
テオドアのことを想ってないのなら、あとは好き合ってる者同士勝手にやってください。なんて思っていましたが、ここからが意外な展開…続きを読む - ★★★ Excellent!!!名ばかりの婚約者だったはずが、王子のキャラ変にドキドキが止まりません!
幼い頃から聖女として神殿で暮らしていたテオドア。
その身に宿した聖なる力で魔物を撃退してきた彼女ですが、あるとき原因不明の体調不良で聖女を続けられなくなってしまいます。
お払い箱になったテオドアは、遠く離れた地で新しい生活を送ることになったのですが、そんな彼女についていくと言い出す者が一人。
テオドアの婚約者である、第二王子のイーリアスです。
聖女でなくなったとはいえやはり婚約者、テオドアのことが心配なのかな……と思ってはいけません!
だって彼、婚約者とは名ばかりで、今までテオドアに冷たい態度を取ってきたのですから。
なのに人が変わったみたいにテオドアのことを心配し、さらには豊富な医学知識…続きを読む