幼い頃に『幽閉の王女を助ける異国の王子の物語』を眉唾物と諦念していたヒロインが、婚約解消とそれに因る羞恥を避ける為離宮に静養していた際、負傷を負い介助した商人した男性から、後日再会を約束され、ヒロインはその後生贄として献上されるがごとく、隣国の第二王子の側妃として出国。第二王子の寵愛を得る事無く寧ろ小馬鹿にされ離宮暮らしを余儀無くさせられるも、他国の侵攻にあい、王族が拘束され、ヒロインの離宮にも敵兵が押し寄せ、拘束されられる所、ヒロインの前に以前介助した商人が武装姿で現れ、ヒロインに当時約束した通り会いに来たと、そして自分こそこの戦を仕掛けた国の王太子と告げ、ヒロインを自国に連れ、求婚し婚姻を結ぶ、正に、幼き時に読んだ物語を時でいく作品に感動です。