概要
半妖のこの身は呪いか愛か 軍人 ✕ 神職 明治BL(未満)ファンタジー
帝国陸軍の準・特務機関で怪異を狩る、芳川 慧(よしかわ けい)。彼は山神の血を引く半妖だ。
穢れた血を憎む慧は、いつか父たる山神を殺すために戦っていた。
ある日命じられたのは、同じく半妖の疑いがある人物の調査。
訪ねあてた稲荷神社にいたのは、神職の少年、篠田 晴真(しのだ はるま)だった。
狐が母だという彼は、その優しさで小さな妖怪たちと通じ、協力関係にある。しかも怪異を消滅させるのではなく、清めて安らかに眠らせるという――。
明治の世にいまだ蠢く怪異を斬ることで、みずからの宿命を打ち破ろうとあがく青年。消えた母狐を恋う少年。
この世にただ二人の半妖たちが、寄り添いながら道を切り開く!
※かわいい妖怪も活躍します! 作中いちばん描きたかったのは〈豆腐小僧〉の強さですw(第7話参照)
穢れた血を憎む慧は、いつか父たる山神を殺すために戦っていた。
ある日命じられたのは、同じく半妖の疑いがある人物の調査。
訪ねあてた稲荷神社にいたのは、神職の少年、篠田 晴真(しのだ はるま)だった。
狐が母だという彼は、その優しさで小さな妖怪たちと通じ、協力関係にある。しかも怪異を消滅させるのではなく、清めて安らかに眠らせるという――。
明治の世にいまだ蠢く怪異を斬ることで、みずからの宿命を打ち破ろうとあがく青年。消えた母狐を恋う少年。
この世にただ二人の半妖たちが、寄り添いながら道を切り開く!
※かわいい妖怪も活躍します! 作中いちばん描きたかったのは〈豆腐小僧〉の強さですw(第7話参照)
楽しんでいただけたら幸せです(*´∀`)♪
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!酒漬の桜桃、ラムネの泡。
十四話まで拝読してのレビューです。
タイトルやあらすじから、わたしは相当の覚悟をして本作に臨みました。
作者さまは人間描写、ドラマを刻み出すことにたいへん長けておられる方です。そういう作者さまが、これだけ濃密な舞台設定でなにやら仕掛けられる、と。
ずしんと腹の底におちるなにかを受け止めるべく、腹筋を緊張させて向かったわけです。
あにはからんや。
たしかに明治、軍人、港町、半妖と、まあとろとろに煮詰めた情念に首まで浸かるような物語を予期させる要素が次から次へと押し寄せます。そしてそれらは偽りなく、おはなしの核を占める。
でも、違った。
ころころとなんとも心地の良いテンポで胸元くすぐら…続きを読む