概要
強すぎる勇者にハッタリで立ち向かう四天王(一人敗北済み)の話
あらすじ
---------------------------------
「グランザめ。勇者ごときに敗れるとは・・・」
「四天王として失格だよね。」
「だが奴は所詮四天王最弱!」
魔王軍四天王の一人が勇者に倒された。その知らせお受けた残りの三人は・・・
(((いや、あいつが一番強いんだけど、残った三人でどうやって勇者を倒せばいいんだ!?)))
実は最初に倒された奴が四天王最強だった!
しかし、そんな事がバレたら残りの三人も勇者にあっさりやられてしまう。
そして何より・・・勇者にも、魔王軍の部下たちにも、
ナメられたら四天王としておしまいである!
そこで残った三人は、知恵を絞って
いかにも最初の一人が最弱だったかのように勇者に信じ込ませ、
自分たちの威厳を保ったまま勇者を倒す作戦を
---------------------------------
「グランザめ。勇者ごときに敗れるとは・・・」
「四天王として失格だよね。」
「だが奴は所詮四天王最弱!」
魔王軍四天王の一人が勇者に倒された。その知らせお受けた残りの三人は・・・
(((いや、あいつが一番強いんだけど、残った三人でどうやって勇者を倒せばいいんだ!?)))
実は最初に倒された奴が四天王最強だった!
しかし、そんな事がバレたら残りの三人も勇者にあっさりやられてしまう。
そして何より・・・勇者にも、魔王軍の部下たちにも、
ナメられたら四天王としておしまいである!
そこで残った三人は、知恵を絞って
いかにも最初の一人が最弱だったかのように勇者に信じ込ませ、
自分たちの威厳を保ったまま勇者を倒す作戦を
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!テンプレ台詞から始まる物語は予測不能!?二転三転する物語の結末とは?
ネタバレをすると台無しになってしまう傑作なのでネタバレは極力控えます。
「奴は四天王最弱」もはやクラシカルな香りすらするテンプレ台詞ですが、今作はここから物語が始まります。
残された三人がこの台詞を言っているのですがこの『最弱』と言われているグランザ氏は実は四天王最強なのです。
ここから始まる残された三人のハッタリを含めた頭脳戦コメディ(?)も実に面白い……のですが、この作品それに終りません。
中盤を迎えるととある事実が明らかになり、ストーリーが予測不可能に展開し始めるのです。
コメディと見せかけてのこの意表をついた展開には完全にやられました。
さらに、中盤を終えて終盤に進むとそれはさらに…続きを読む - ★★★ Excellent!!!死活問題なのに、なんだか楽しそうだよ!? この人たち!
奴は四天王の中でも最弱…そんなネットスラングを彷彿とさせる作品タイトル。倒された奴が実は最強であり、規格外の強さを持つ勇者から生き残りを賭けて、残った四天王があの手この手でハッタリをかましていくコメディタッチの異世界ファンタジーです。
個性豊かで、本当は常識のあるいい人っぽい感じの四天王。強キャラを装うための作戦を立て、必死に演出します。しかし、空気を読まず、真っ向からそれをぶった切る勇者。
テンポが非常に良く、お約束感にクスっとする展開もあり、何も考えずに読書したい時にスッと自分の中に入ってくる感じに癒されました。
このレビューは四天王会議の第1回目で決まった作戦を遂行する第17話ま…続きを読む