概要
まつろわぬものたちの長。彼の元に嫁ぐは感情をなくした出来損ないの娘――
場所は日本。時は大正五年――古来より日本を牛耳る裏華族《うらかぞく》の一家・古野羽《このは》家の次女として生まれた真鶴《まつる》。日の国を守る祝貴品《しゅくきひん》の一つ・長雅花《ながみやばな》も咲かせることもできず、草木としか心を通じ合わせられない彼女は、出来損ないの烙印を押されていた。それだけではなく、幼いときに長雅花の花粉を口にしたことによって感情のほとんどが欠落し、まともに人付き合いもできないありさま。そんな中で、ある日実父より『まつろわぬものども』――すなわちあやかしと心通じ合わせる男・天乃加賀男《あまのかがお》と結婚せよと命令されてしまい……。
※エブリスタでも掲載中~カクヨム版では修正・加筆を行っています
※レーティングは念のためにつけています
※最初のみ12時過ぎ、17時過
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