概要
《10万PV感謝!》断言しよう。強くなるには"悪"が必要であると。
「私は、主人公のために。この世界のために、彼らにとっての悪になろう。」
超鬼畜ゲーム『New World Story』の全シナリオをクリアした男、御堂聖河。
ある日目が覚めると彼は、そのゲームに登場する主人公の"親友"キャラになっていた。普通の人であれば、主人公の方が良かったと落胆するであろう。しかし、彼は違った。
「このスペック、この家系...ちょうどいい。あのシナリオには不満があったのだ。これなら思う存分、"悪役"ムーブができるではないか。」
これは、本来なら主人公の"親友"キャラになるはずだった心優しいキャラに転生した男が、"必要悪"として主人公の前に幾度となく立ち塞がる、悪役視点の英雄譚。
...あの、"正義"はあちらですよ、ヒロインさん達。
えっ、演技バレバレ?そんなわけ