エピソード8 山で対決!ヒューマンヘルプ

山道を登る登山客


「やっぱり、山の空気は美味いなぁ~熊が出るって噂があったけど所詮噂は噂だな。全然で無いもんな」

「そうだな!登山最高ー!」

と背後から草むらが揺れる。

「なんだ、野生動物か?写真でも撮るか?」

「お、良いね!」

「いいや…取られるのは…お前達自身だー!!」

と姿を現したのは熊のような見た目の化け物だった。

「うわぁー!?助けてくれ!!」

と襲われその後この二人は消息を絶った。


一方その頃

工義達はお昼ご飯を食べる為

食堂に来て食券きを睨め付けていた。


「うーん何食べるか決まりました?和也さん、元輝さん」

「いいや、まだだ。」

「同じくです。」


頼んでいた料理が食堂のおばちゃんの作った料理出来たので取りに来た光がその三人を見て呆れ気味にこう言った。


「あんた達、まだ食べるもの決まって無いの!?さっさと決めなさいよ。もう他の担任の人達は食べてるわよ。」


その発言に返す言葉も無くうつむいて覇気の無い返事を返す三人。

そしてそれをしょうがないわねと言わんばかりの顔で見ながらも自分の席へと注文した料理を運びに行く光。

それを後ろで何となく感じながら更に少し考えてようやくメニューを決めた三人。


工義はビーフカレー


和也はラーメン餃子セット


元輝はシチュー

を選んで食堂のおばちゃんに券を渡して料理が出来上がるのを気長に席や水を汲んで待った。


待つ事二十分後


おばちゃんが呼びかけで教えてくれた。

取りに行って隊の仲間の所で親睦も兼ねて昼ご飯を話しながら食した。

そして少し食休みがてら世間話をして

EAGLEによる行動が無いを常に調査している人達から何か連絡が入っていないか聞きに行く工義。


メンバーの中にはスパイだとバレないように厳重に過ごしている者や街中に何か潜んでいないか探るものまでさまざまな者が居るのだ。


すると潜入中の緑川と言う名の人から連絡が入った。


通達


EAGLEは熊ベースのキメラ生命体で登山客を襲いEAGLE先兵として捕縛している

奴らの戦力増強と何の関係も無い一般人の救援のため至急応援を頼む場所は

敵の書いた地図を撮った写真を導入したのでそこに実働部隊を向かわせて欲しい。


と言う内容だった。


そしてその同封された地図を見て指揮官の灯が近くに居た工義に命令を出す。


「和也部隊にこの事を伝え、この場所に共に向かってくれ」

「了解!」


そいうと指令室から出て早速道具の手入れをしていた和也部隊の面々にこの事を伝えた。

するとさっきまで緩い雰囲気だった面々がてきぱきと準備しているそれを目視して工義も自分の使う道具やベルトを光のメンテナンスから受け取りに行くなどしてから早速言われた地図の場所に特殊車両で向かった。


走らせる事約三十分

目的地に早速着くと早速準備と警戒態勢を敷き、

リヒトに車の中で姿を変え、早速リヒトはEC刀を持って隊長の和也

の指示に従って行動を開始するリヒトと隊員達

案内に従って山道を進んで行く。


過酷な山道を登って行くと

地図に記されている通りに道が鳴っていたおかげで順当に進んで行くと目的地まで残り三割の所で熊のような何かに襲われている人影が見えた。


「隊長!助けに行きます!」

「おう!こっちは任せた俺達は予定通りに行動する。」

「了解!」


伝え終わると一気に駆け上がりブースターで加速して

その怪物に襲われた人間を奪い通り安全な場所へ行くように伝え

逃がした。


「貴様か!我々組織の邪魔をする奴とは…どれほどの手練れか。見せてもらうぞー!」


と言うと意気揚々と襲い掛かる!

それをEC刀とブースターの遠心力で受け止める。


「ほう、受け止めたか。その調子で少しは楽しませろよ!」


と今度は回し蹴りをしてガードを崩し、数発の勢いのある鋭利な拳で連打をリヒトに打ち込まれ吹っ飛ばされる。


「ぐっは…なんて重い攻撃だ…」

「おいおい、全然動きがなってねぇな。何人かの俺の仲間のキメラ生命体を倒したって言うから期待していたんだがな。」


と楽しそうに話す。


「お前が、人を連れ去っているキメラ生命体か?」

「あぁ、俺がキメラ生命体【ベェアー】だ。俺はかつて人間だった頃は格闘家でな。その時の動きはこの熊と合成された今でも健在でな。だが、最初の頃はボスの命令で厄介な腕利きの人間の後始末でやりがいがあったんだが、この任に着いてからは戦いが無くて物足りなくてな。邪魔しに来たんだろ?なら俺と全力で戦ってくれよ!」


と言い放つとまたベェアーは襲い掛かる。

流石に今度は寸前で避けるリヒト。


「そうか、お前の思いは分かった。お前が満足するかは知らないが少なくともお前は俺が倒す!」


EC刀を両手で構え、ブースターで勢いをつけてベェアーに近づく。

そしてベェアーの足に思いっきりEC刀を突き刺し、拳でリヒトも数発エネルギーを込めたものをお見舞いした。

すると吹っ飛んだ。


「ほう…少しはやるようだな!だが戦術がこざかしいぞ!それでこの俺を仕留めるなど出来ん!」


と豪語すると勢い良く攻撃を仕掛けて来た。

それを受け、拳でやり合い

殴り、殴られる接戦を繰り広げた。


一方その頃

捕らわれた市民を救出しようとキメラ生命体をリヒトに任せ

先に敵の基地に侵入しようと和也部隊は入口のところに行き、

中に潜入しているスパイ役が書いていた地図の写真に書いていたパスワードを入り口のロックしているコンピューターに打ち込み

中へと潜入した。

すると中には量産型キメラ生命体アントが五体居たので戦闘態勢に入り蹴散らせして先に進む事にした一行。


果たして無事捕らわれた人々を救い出し、キメラ生命体【ベェアー】をリヒトは倒せるのだろうか…



            続



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