お姉さんとワン子ちゃん～隣に住むワンコみたいな小学生にじゃれつかれながらお世話します～

　高校二年生の姉帯優奈と、小学二生年の小犬丸夕凪は同じマンションでお隣同士。
　共に両親が共働きともなれば、自然と付き合いは増えるもの。二人は両親が仕事で遅い時は晩御飯を作って一緒に食べるし、休日には公園で遊んだり、映画を見に行ったりする昔からの仲良しだ。
　フリスビーを投げれば楽しそうに駆けてはしゃぎ回る夕凪はそれこそ小さなワンコみたいで、優奈にすぐに飛びかかってくる。
　そんな夕凪にいつものようにじゃれ付かれた時、優奈は邪な感情が頭を過ってしまう。
　自分は百合なのか？　それとも違うのか？　
　小学生の夕凪と高校生の自分、しかもお互い女の子同士。
　二人の日常が今日も始まる